「どの人が観ても心温まる」35年目のラブレター キオさんの映画レビュー(感想・評価)
どの人が観ても心温まる
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確かに平坦な物語ではあるけど、夫婦の絆は勿論の事、お姉さんや子供たち、先生等沢山の登場人物が良い人ばかりでその沢山の絆や愛情に心が温まりました。
手紙のシーンで、夫婦どちらとも幸せですって当たり前のように手紙を書いていて、保が幸せだったのか疑問に思っていたシーンがありましたがそんな事ないと、普段の行動や手紙で伝えるきょうこがとても素敵だなと思いました。
保が学校に通いたいと言って、通い始めたのも彼が良い人であって、それに答える家族達がいてこそだと思いました。本当に皆良い人たち過ぎて…!
そして、どんな人でも年齢でも挑戦出来るというメッセージが込められていてそこにも感動しました。
最後あたりのシーンで、保が卒業生代表として話すシーンでは、(言葉の解釈違うかもですが)字が読めない書けなかったから、今勉強出来て沢山の仲間に出会えたと話していたシーンがあり、私はそれを聞いて思いっきり泣いてしまいました。
色んな事を理由言い訳にして、やらなかった事も多くあるし今もやってない事はあるかもしれないけど、挑戦していいんだ頑張っていいんだと思えました。
実話を元にした映画だからこそ、平坦で逆に現実味が帯びているようで、より感情移入しやすいのかもしれません。
久しぶりに見て良かったと心底思えた映画でした。
ニュース番組等ではインタビューで重岡さんと鶴瓶さんが似てるって話がありそうだなと思ってましたが、上白石さんと原田さんも本当に演技や動作が本当にそのままでびっくりしました!
4人の演技力にもとても感動しました!
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