「まさか20年通うとは」35年目のラブレター shin。。さんの映画レビュー(感想・評価)
まさか20年通うとは
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一番印象的だったのは、新妻の書くラブレターを読めない夫が握り締め隠れて泣いてしまうシーン。
学校は学び方を学習する場所だと思ってずっと小学校教員をやってきた。現場の教員でもないのにこの言葉を教師役に喋らせる脚本家はどれだけ取材したんだろう。そして実話と聞いたが、本当にこれを教員が言ってて保さんがそれを覚えていたのなら、それも凄い。
夜間中学を20年も通い続けて、その間に支え続けた妻も亡くなった。でも映画の最後に残ったのは彼の笑顔。
折れない彼の心。でもそうなるにはきっとそれまでに色々あった。あくまでも人として、でも勁い心。
4人でキラキラと水面の光る湖の畔に座る。やがて1人に。でもきっと4人だと思った。
映画を見るまでは感想やコメント読んでもふ〜んて感じだったが、見た後はストレートに響いた。きっとそれは実話を映画にしてたから。真実はストレートに響く。
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