劇場公開日 2025年3月7日

「読み書き出来ないと不自由だっただろう」35年目のラブレター りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5読み書き出来ないと不自由だっただろう

2025年3月8日
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鑑賞方法:映画館

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戦時中に生まれ、父が亡くなり貧しい母子家庭で育ち、再婚した母と山奥に住むことになり、その後母が亡くなり、弟や妹のため働かされ小学校に通えなくなり、十分な教育をうけることができず、文字の読み書きができない65歳の西畑保と、最愛の妻・皎子(きょうこ)の夫婦。
ほとんど学校に通えず青年になった保は、読み書きが出来ないため、なかなか仕事に付くことも出来なかった。何とか寿司屋に雇ってもらい、真面目に働いていた所を認められ、皎子と見合いをし、結婚したが、その幸せを手放したくないため、読み書きできないことを彼女に打ち明けられずにいた。半年後、クリスマスプレゼントに万年筆をプレゼントされた保は、何か書いてくれと皎子に言われ、ついに事実がバレ別れを覚悟した保だったが、皎子は、今日から私があなたの手になる、と言った。どんな時も寄り添い支えてくれた皎子に感謝の手紙を書きたいと思った保は、定年退職を機に夜間中学に通いはじめ・・・という実話に基づく話。

現在89歳になる保さんの実話に基づく話で、65歳になるまでほとんど読み書き出来なかったという事らしく、大変な生活を送ってこられたんだろうなぁ、って思った。
笑福亭鶴瓶、原田知世、重岡大毅、上白石萌音と4人とも素晴らしい演技で良かった。
あと、安田顕、笹野高史、江口のりこ、など助けてくれた人達を演じて存在感あった。
もう少し早く行動できなかったのかなぁ、とは思ったが。

りあの
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