「拷問かましてよかですか?サヴァ?」蛇の道 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
拷問かましてよかですか?サヴァ?
2024年映画館鑑賞54作品目
6月23日(日)シネマ・リオーネ古川
通常料金1900円
監督と脚本は『地獄の警備員』『蛇の道(1998)』『散歩する侵略者』『旅のおわり世界のはじまり』『スパイの妻 劇場版』の黒沢清
舞台をフランスに移したセルフリメイク
1998年版は未鑑賞
半年かけて勉強した成果が出たのか柴咲コウのフランス語は上手
まあ僕はフランス語に詳しくないのでよくわからないけどフランス語が母国語ではない外国人だと思えば上出来の方ではないか
小夜子とアルベールはコンビを組んで組織の一員だった連中を拉致し拷問を加え復讐する話
2人は組織によって子供を殺されている
謎の組織が子供の人身売買や臓器売買に関わっている
金持ちに売れなかった子供は生きながら解体されるようだ
話としては残虐だが映像としてはかなり配慮されている
それを退屈と判断するか良識的と判断するかは人それぞれ
柴咲コウの芝居がアクション以外は単調すぎる
そういうキャラなのかもしれないが欠伸が出る
配役
パリ在住の心療内科医師の新島小夜子に柴咲コウ
8歳の娘を惨殺されたアルベール・バシュレにダミアン・ボナール
既に解体されたミナール財団の元会計係のティボー・ラヴァルにマチュー・アマルリック
ミナール財団のボスだったピエール・ゲランにグレゴワール・コラン
小夜子の患者の吉村に西島秀俊
日本に住む小夜子の夫の宗一郎に青木崇高