「映画に若さとか荒々しさとか粗削り感が精巧さだったり考えに考え尽くさ...」蛇の道 わたろーさんの映画レビュー(感想・評価)
映画に若さとか荒々しさとか粗削り感が精巧さだったり考えに考え尽くさ...
映画に若さとか荒々しさとか粗削り感が精巧さだったり考えに考え尽くされた作品を上回るわけがないというのが自分の映画観で(人それぞれの価値観で良いと思います)、そういう意味でいうと正当なリメイクだと思った。
リメイク前の無機質な香川照之も良かったけど、柴咲コウの死んだ目がすごい。フランスとの合作により『どこから見つけてきたの??』という完璧なセット、柴咲コウのラストシーンに向かっていく複数テレビの反芻シーンの面白かったらなかった。
基本的に新しもの好きなので、技術も高まっている今作のほうが好き。
ポン・ジュノで言うと(映画を映画で例えるな)、「パラサイト 半地下の家族」「母なる証明」が好きな人はリメイク版が好きで、「殺人の追憶」「グエムル-漢江の怪物-」が好きな人はその逆ではないかというド偏見。
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