配信開始日 2024年3月14日

フリーダ 愛と痛みを生きた肖像のレビュー・感想・評価

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4.5とことんカッコいい人

2024年11月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

フリーダ・カーロの絵を初めて見たのは、20代前半。作品から放たれる“痛み”と“強さ”が凄まじくて、直ぐにフリーダのファンになりました。フリーダの本を読んだり他のドキュメントフィルムも鑑賞したことがありますが、本作が一番面白かったです。 フリーダは権威が大嫌い。資本主義だけではなく、資本主義に対抗した社会主義、芸術界隈や社交界にも反発し距離を置くようになりました。男装をしたり女性との情事を楽しんだりと、物事を決めつけられるのも嫌なのでしょう。ディエゴとの関係も主導権はフリーダにあったと思いますし、言われるほど悲しみは感じないです。逆に勇ましい。 一度見たら絶対に忘れないユニークな作品を描きながら、とことん自分に正直に忠実に生ききったフリーダだからこそ、人々を魅了できるのですね。LGBTもフェミニズムもなかった時代にこれほどのぶっ飛び方ができるって、かっこよすぎです。

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ミカ

4.0芸術家の生涯

2024年6月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

彼女の絵は、観る者の気持ちを何かしら波立たせる。 好き嫌いは別として、素通りできない、無視できないエネルギーが溢れている。 当時の映像や写真、そして彼女の描いた自画像を通し、また手記や周りの人々の残した言葉を交えてストーリーを運び、彼女の心のヒダに分け入っていく。 凄まじい生き方だ。 この狂ったような情念と信念が芸術家たらしめるのだろう。 アメリカの資本主義、フランスの机上の観念などを毛嫌いして、自分の作品がシュールレアリズムと評されるのも嫌った。 ただ彼女は自分らしく生きたかったのだ。 その自分らしさを求める心は常にピュアであった。

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ずっ子

3.5蘇った衝撃

2024年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 20数年前に何となく立ち寄ったミュージアムで開催されていた特別企画でこの人の作品のいくつかを目の当たりにして大きな衝撃を受けたのを今でもはっきり覚えてます。絵心の全くない私が受けたその震撼は芸術的なものとはかけ離れていて、ただただそのドラマティックで波乱万丈な生き様をシュールな絵という媒体で生々しく見せつけられ、何だかあまりにも平凡すぎる自分の人生と対比してしまいショックを受けたのかも知れません。  特に流産をテーマにした作品などは、その独特の表現が破壊的で、男の私でさええぐられるような気持になるのに女性であればどれだけショッキングだろうか。。。もしくは女性は共感することによってむしろしっかり深くメッセージを受け止めることが出来るのかな。。。など思いを巡らせたことを思い出しました。  今このドキュメンタリーを観て、やっぱりフリーダは永遠にセンセーショナルな女性だと確信した次第です。

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おまつ

3.5フリーダ・カーロ

2024年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

メキシコの画家、フリーダ・カーロの生涯を、絵、残された手紙などから構成し、彼女の人生を解き明かそうとしている。 幼少期の病気や事故により、障害を抱え、47才で亡くなった。 作品に自画像が多かったことから、絵をアニメーション化して、彼女の心の奥底に切り込んでいる。

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いやよセブン