知らないカノジョのレビュー・感想・評価
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ハッピーエンドの是非
見終わって。。。
観たことを、誰かに言いふらされへんなぁ
イマドキの夫婦は、かわりばんこで
朝ごはん、作るんか〜〜
まずは、それしか無かった
禁断の『夢オチ』がイヤ
目覚めたら、何でも都合よく変わってるなんて
もう、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で
刷り込みまくりなので、何とも思わない
何でもかんでも、ハッピーエンドが
エエとは思わない
今、自分がうまくいっていない
その現状は、今の自分の立ち位置から
もがいて、努力して変えるしかない
大切なパートナーと結ばれないことも
死別することも
人生には、あり得ることで
その事実をふまえて、どう生きるかだと
思っています
満月の夜に、パラレルワールドに行ったら
解決するとか、ないわ〜〜
あと、中途半端な、小説の再現は、いりません
miletちゃんが、素晴らしくて、大満足ですし
中島健人くんも、好きですが
映画の内容には、満足できませんでした
何度も観たくなる秀作
ポスターに惹かれて観に行ったのですが想像以上に良かったです。1回目は主人公の視点で観て、彼が泣くシーンは本当に切ない気持ちになり一緒に涙しましたが観終わった後に、次は友人の梶さんの視点で観てみたいと思いました。またヒロインであるミナミの祖母の言葉にも気になる点が多々あったので何度か映画館に行き確かめたいと思います。
また、ハッピーエンドですが、それはこんな世界線もあったら素敵だという世界を見せてくれたのではないかと思います。パラレルワールドが存在しているとするならば同時に他の世界線も進行していると思うのです。
戻るということは大切な何かを失うこと
戻るということは 大切な何かを失うということ
リクは 蒼龍戦記を捨てる事で 結果としてB世界で生きる価値を見つけることが出来た。
もちろん 最初に捨てた時は ミナミの音楽を愛してくれてるファンの方々の表情を見て また自分本位で小説を書いてしまっていたと気づき ミナミのアーティストとしての成功と輝かしい未来を奪うわけにはいかないと思った事により 蒼龍戦記を捨てたのだろうけど……
B世界では 蒼龍戦記は世に放たれる事も ミナミが読むこともなくなってしまったかもしれない
クライマックスの廊下で
ミナミ「(物語が)もしかしてもう始まってる?」
リク「(あたらしい物語を)今 頭の中で考えてるところ」
その後のある朝目覚めのシーン からの 結婚式の写真 エンドロールの最期の結婚式のイラストから
ミナミが ウェディングドレス姿にギターを持っている。
A世界では 既に結婚式が終わっていて ギターは持っていないことから ミナミは天才アーティスト リクは蒼龍戦記ではない小説での 売れっ子小説家となり リクはB世界での生きる意味を見つける事が出来たのではないか。
誰もが誰も失うことがない ハッピーエンド。
という考察。
と、梶さんから リクを奪わないでという願望も含めて。
心がぎゅっとする作品です
一言では言い表せられない涙が出てとまりませんでした
心に直接響くような感覚でした
リクとミナミの出会い
その後成功したけど世界が変わってしまう
リクの表情が学生時代と小説家で成功した後
世界が変わってしまった後が全く違ってみえました
ミナミのセリフが心に刺さりました
梶さんがいなければ変わらなかっただろうというぐらい重要でリクへのたくさんの愛を感じました
和江さんの人柄と言葉が本当素敵で
リクと和江さんの交わす言葉で胸を打たれました
miletさんの才能開花!?
アーティストとしてだけでなく、なかなかの演技力で、女優としても十分やっていける事を感じさせられる作品でした
本編についてですが、一応作中ではパラレルワールド設定されていましたが、結局夢が現実かわからないまま終わり、若干モヤモヤ感は否めない感じがしました
ラストシーンで奥さんが冷たくされた事の文句を言いながらジョークでクビを軽く締めているところで目が覚めたら、面白かったかも…
miletの魅力が満載
苦手なタイプの恋愛ものかなと思いつつ、miletを観たくて視聴。
miletは歌が上手すぎるので、全く売れないという設定が疑問ですが、まあそれは置いておいて、ストーリーはよくある話です。リクがパラレルワールドに迷い込んだ時点で、「エンディングに向けてのストーリーはこんな感じになるんだろうな」とわかるし、そのとおりになります。
よくわからない点は
・ミナミの祖母。認知症が出たり出なかったりしてたのかな?
・(パラレル世界)超有名なアーティストがただの一編集者と個人的に何度も会う状況はちょっと厳しいのでは。
とはいえ、無難な物語で失敗はないし、miletの歌が上手すぎるので、映画館で聴けるだけでも観る価値はあると思う。miletファンは特に、是非!惜しむらくは、miletの歌唱シーンをもう少し長くして欲しかったです。
二人を照らす満月だけが知っている、はじまりは初恋のおわりから!
こんなに毎日宣伝してるのに「知らないカノジョ」を知らない彼女と観に行きましたよ!
勿論洒落です(´-ω-`)、無視して下さい。お一人様なもんでw
そこそこ期待しては居りましたが、総じていうと若い方向けの恋愛物ですね。
サ-ビスデ-だし劇場満員なのかと期待してましたが、春ですね~
外はいい天気だし来てる人は少な目でしたわ。
ケンティこと 中島健人さんが主演(神林リク役)で出てるんですが、私はいっつも八軒君だと言ってしまう。どうしても”銀の匙”の頃の彼のインパクトが大きかったので。
そして、可愛い彼女の前園ミナミ役は miletさんですね。
歌は本業で流石ですね。演技も良かったと思います。
台詞のト-ンと歌声のパワ-が違いますね。
お二人の今後に大きく期待です。
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(展開流れ)
前半は大学での出会いと、付き合って結婚、彼は小説が売れて作家に。彼女は歌の夢を追いかけるも 彼のサポ-トに徹する。しかし
二人の距離が徐々に離れて行って~
・・・ 満月の夜 世界が一変
目が覚めると、彼は出版社のしがない社員で 彼女は歌で成功してスタ-に。
二人の面識は殆ど無く同じ大学生で先輩通じて少し繋がる程度。
どうして 二人の棲む世界が離れたのか、運命が交差して過ぎたのか。
この状況から 如何にして元の世界へ戻るのか。
頼みの綱は彼女の祖母(前園和江役:風吹ジュンさん)だけ。祖母の言う 元の世界に戻ると大事なものを一つ失う。この意味 何を指すのか。
時々意味深なお告げを言う祖母。
彼の味方は大学時代の先輩で同じ出版社の梶原恵介(役:桐谷健太さん)だけ。
彼女の恋人兼プロデューサーの田所を どうにかして振り払い
二人の距離を縮める作戦を立てるリク。キッカケに使われる新人作家金子ルミ(役:中村ゆりか)だが逆に彼女から迫られる羽目に。
彼女は海外へ活動拠点を移すべく 日本での最後のコンサ-トを開く。
果たして、ラストコンサ-トと、彼の完成した本と、彼女と彼の運命は・・・
彼等を照らす満月だけが知っていた。
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前半、ちょっと予想外に子供っぽくて(大学生だしね)夢の中身と追いかける
場面が普通ですかね。展開も在り来たり。
後半から盛り返すんですが、彼女と接近し出会うために 新人作家を足掛かりにしてしまう辺りは ちょっと酷いんでは・・・と思います。
(良かった所)
・彼女の好きなスイ-ツをさりげなく彼女に差し出すところ。もちろん元夫婦だし 好みは分かっていての事なのだが。その気遣いに彼女の心が揺れる所。
・彼女が料理上手だと彼が勘違いして覚えていた事。本当は苦手だったけど 好きな彼を支えてあげたくて 料理を頑張っていた事。また 彼女は大好きな音楽(歌手)の夢を諦めた事。それも彼を支えてあげたい思いからだった事。
この思いは分かる様に感じた。
現在でも夫婦間でもお互い夢があった場合、どちらかの持つ夢は叶えられる事は無いかも知れない。その事を現わしていると思う。
・彼女のラストコンサ-トで、見事な歌を披露する彼女。それを聴く彼が涙しこのまま元の世界に戻ると彼女の成功(夢)を壊してしまう。そんな事は絶対に望まない。彼が涙を流しながら 楽屋にさっき彼女に渡した完成した小説原稿をゴミ箱に捨てる所。
この場面は 非常に良かったと思います。
祖母の言う 元に戻ると大事なものを一つ失う事を意味していて、
このまま元に戻って彼女を獲ると彼女の夢を消し去る事に成ると考えたからでしょうね。
彼女の事を本当に心に思った 彼の成すべき行動であったと思うのです。
そして、神様は彼等を元の世界へ・・・ ラストです。
その続きは
是非、劇場へお越し下さい。
あたたかくてじんわり泣ける
もしも、の話で非現実的な設定なのに、不思議と登場人物に共感できて、色々なことに気付かされる映画でした。
自分のやりたいことを頑張ってる姿は素敵だし、その上で成功するって本当にすごいことだと思う。
でも、自分のことばかり見ていたら大切な人を失ってしまう。
大切な人が何かを頑張っていたら、自分の夢を犠牲にしてもそれを応援したくなるのもわかる。
でも、自分を犠牲にしたことを忘れるなんてできなくて、結局置いていかれた寂しさに耐えられなくなってしまう。
あたりまえの幸せを維持していくことは大変なことだけど、それぞれが自分の夢や生き方を諦めずに追いかけて、お互いのその姿を理解し尊重して応援し合うことができたら、きっとずっと素敵な2人でいられるんだろうな、と思いました。
あたりまえの幸せな日々に甘えて大切なことを忘れてしまいそうな時、見返したい映画です。
元の世界に戻るのではなく
いきなり結末の話ですが、
好きなハッピーエンドでした。
元に戻るのではなく、
先に進んでいったんだなと。
きっと、運命を書き換えたことで、
リクがベストセラー作家な元の世界も
ミナミが大ヒットミュージシャンな世界も
そして最後の結婚式の写真の世界も…
この先どの世界も同じように
ミナミがレストランで語った未来に、
2人が夢を叶えて2人で笑い合える未来に、
辿り着けたと思うんです。
パラレルワールド物だけど、ラストで、
どの世界にも希望を感じることが嬉しかった。
リクは、中島健人くんの感情移入させる
表情や仕草の移り変わりが素敵でした。
大学でのI stillを歌うライブシーンで、
リクが観客たちを見る表情と仕草で
私も「この光景を奪いたくない」と思ったし
リクがそう思ってると何も言わずとも分かる。
そしてまた、
miletさんがミナミそのものとして演じきり
ミナミを幸せにしたいと思わせたからこそ
より「夢を叶えてほしい」と応援できた。
どちらの世界のミナミも好きになりました。
カジさんやお祖母様なども語りたいですが
そこはリピートして噛み締めようと思います。
(涙) 「どんな話が はじまるのかニャ。」
最高でしたね。。スゴく 良かったので 連チャンで 続けて観て来ました。これで 色々と 伏線みたいなのが 見えてきました。健人くんの 涙のシーンは どのシーンも 釣られて 涙が溢れ出ましたね。miletさんの 表情と言葉の演技は 上手かったです。そして 結末は 2分の1の確率。どちらに 転ぶのか。今の世界のままか。前の世界に戻るのか。それは 最後の最後まで 分かりませんでしたね。1つ分かってたのは ミナミが 暗い話は嫌いで 明るい Happy Endの 話が 好きだった。って事。これも 伏線かな。リクは 暗くなるような 展開を好み 我が道を行く。。まるで 正反対。そして 50年ぶりの 皆既月食の スーパームーン。。半分が暗く掛けた 薄気味悪い満月に。。(明と暗) これが パラレルワールドの入り口でしたね。その夜 寝室にも 2人には (明と暗)が。。ミナミは 月光の差す明るい側に。リクは 光の当たらない 暗い側に 横たわってましたが。。 次の朝。 リクは パラレルワールドの タイムトラベラーに。やはり その世界では 全てが 暗転してましたね。名誉も何もなくっていて 何をやっても 上手く行かないリク。空振りばかりで。頭 おかしくなったのでは?と 病院で検査 受けたりと。。ミナミは デビューして 大忙し。2人は 夫婦どころか この世界では リクが単なる ミナミの 熱狂的な ファンという関係性に。 それから ミナミの おばあちゃんは タイムトラベラーでしたね。っていうか 常に 行き来してるんじゃないの?って。。記憶がハッキリしてる時と 認知症の時の あなたは 急に誰なの? みたいなのが 頻繁にあったので。そーなのかなぁ?って思えて。それから もぉ 1つ言えるのは ちょっと 怖いんだけど。ミナミが 年を取った姿なのかも。。「大切な人」って 言ってるし。「昔 歌手を やってたの」って。。なんか ミナミっぽい。ミナミおばあちゃんじゃないの?? 実は おばあちゃんに なったミナミが タイムスリップして来て。。数々の 2人の 危機を正常な状態に戻す役割を 担ってる。とか。。逆に この世界は おばあちゃんの世界かなぁ。50年前の 皆既月食から リクが タイムスリップして おばあちゃんミナミに 会いに来て 色々と 気付かせて もらった。。とか。まぁ 色々と 考えれば 面白いですね。伏線となる 光を出す オレンジ色の 球体が出てきましたね。ラスト ライブ会場(講堂)の 舞台には たくさん設置して ありましたね。『満月』を 想像させる物。。これだけ出てくると 何か起こりそうですし これから起こる事が 上手く 行きそうな予感も。。同じようなパラレルワールドの 「君の名は。」や 新海誠 作品には 色々と数多くの 伏線 ありましたね。もちろん 他の作品にも ありますけど。。こういう 映画って 最近 ホント多いですね。過去には 「バックトゥザフューチャー」も。この世界での スーパームーンの 皆既月食が やっと終わり キレイな 満月の夜空に。。これは 間違いなく確定◎ 最後の ミナミの台詞で 。寝てる リクを起こし 「遅い 。朝ごはん リクの担当でしょ。あっ そぉだ。新曲のタイトル 一緒に考えてよ。。 いいの 思い付かなくて 困ってるのよ。。」 って ありましたけど 役割分担と 協力し合う仲に 変わってましたねぇ。あ~ 良かったぁ。。こんなに 仲良しでいて。。そして 何もかも スゴく順調でしたし。。でも 万が一 また 同じような事があれば あの 不気味な満月に なるのかなぁ?って 思いましたけど。。なんと言っても miletさんの 主題歌 最高です。。頭から 離れませんね。あのフレーズが 良すぎて。(笑) 前の世界に 戻るには 「大切な 何かを 捨てられる覚悟が 必要よ」 って リクが その答えに やっと たどり着き 自身の事より 一生懸命に 支えてくれた ミナミが この先も活躍し 彼女が 幸せになる事を選び 立ち去る決意 (ミナミを忘れる)をする。。そして その結果 素晴らしい『明るい Happy End』に。。ステキすぎて 泣けました。。
miletの笑顔
miletは好きだ。ライブも2回行ってるんで笑ってるところも知ってるが、どちらかというとあまり笑わないシリアスなキャラでデビューしてた様に思う。本作ヒロインとして発表された時は不安もあった。しかし前半に普段見られない自然な笑顔も見られ、また気取ったスターの顔も、想定外のSF戦士の姿も見られ、ステージ上のドレスの肩幅も含めて最高のデビュー作となった。何よりプログラムピクチャーの作り手としてハズレが少ない三木孝浩が監督していることが成功の要因だと思う。
ところでオリジナルは未見だがラストが違うらしい。俺にはあのラストが物凄く気持ちいい。話が違うが「1ST KISS」にもあんな締め方があったんじゃないの?てな。
あとケンティーも嫌いじゃないけど最近ちょっと殻を破りたい感が出過ぎてて、大丈夫だから焦るなよと言いたい…って俺ナニサマ?
追記
風吹ジュン様の役の解釈。リク同様に飛んだ経験者、過去は誰でも知ってる歌手だったんだけど飛んじゃった。でも「覚悟を決めて」「全て失い」飛んだ先の世界で暮らしてた。ボケて昔のことを思い出すけど、それは事実なのだ。
miletかわいすぎた
けんてぃはいつも通りのけんてぃのまんまの役みたいな感じで、miletファンの自分としてはちょくちょくイラッとくるシーンもあったけど、miletが普通に演技上手かったしめっちゃかわいかったし歌めっちゃうまいし、それだけでこの映画はサイコー。リピ確定!
映画の内容はよくある感じの恋愛ものの映画って感じで内容も理解しやすかった。最初のシーンで桐谷健太(45)が大学8回生の役してて笑ってしまったけど、けんてぃを手助けする良き親友っていういい役してて、なんか良かったなぁ。
正直、miletがかわいすぎて内容があんまり入ってこなかったので、とりまもう一度観に行きます。
じんわりあたたかく儚い世界観
序盤からあらゆるところに伏線があって伏線回収もしっかりしていた。主演の中島健人さんはキラキラアイドルというイメージが強いが、この作品では涙もろい情けない感じの主人公の演技が応援したくなる気持ちにさせてくれた。ヒロインのmiletさんは本当に演技初挑戦?というくらい自然な演技で驚いた。世界が変わる前と後で全然違う人に見えた。自分勝手とはどういうことか考えさせられたし優しい気持ちになった。あと親友役の桐谷さんと祖母役の風吹さんが本当にキーパーソン。クスッと笑えるコメディ要素が散りばめられていたのもポイント高い。私個人としては「号泣😭」って感じにはならなかったが、周りの人に感謝の気持ちが湧いてくる、儚くてシャボン玉みたいないい映画だった。
ベタでハピエンってやっぱいいよな〜
2人は幸せなキスをして終了、このハッピーエンドがつまんねーと思う作品もあるけど、これはこのベッタベタのご都合ハッピーエンドがすごくよかった。厳密には救われない人がいるのも含めて、主題歌の通りあくまで2人の世界なんだよね。
冒頭からテンポよく魅力的な2人を描いてくれて、その後のミナミの閉塞感とリクのひたむきさを丁寧に演技演出してくれたから、見てる間なんとかこの2人幸せにならんかと、そう思わせてくれる映画でした。そしてそれをバチコーンとホームランしてくれてみた後温かい気持ちになれる。(リクとミナミは絶対に愛し合う魔法、羨ましい。たしかこの魔法をダメにしてしまうみたいな歌詞もあってそこでも泣いた)
リクは最後、元の世界に戻りたくてこれまで頑張ってきたのは自分のエゴだったって反省するんだけど、それを(元の世界のミナミにたくさんしてあげたいことがあるって気付いたのも含めて)私のためにしてくれたんでしょ?って言ってくれるのが、パワフルで愛のでっかいヒロインで大好きだったなー 2人できちんと思い合って、周りの人にも感謝できているならばそれが正解なんだよね。リクが元の世界に戻りたいような自分勝手さってなんならXで炎上してそうだけどwいい塩梅に外野は関係ない。
初演技のmiletはまじでかわいいし綺麗だし演技上手い、中盤からは中島健人とおんなじ顔しちゃうくらい泣けるし、当然梶さんが大好き。
久しぶりにハッピーな映画でいいものを見た!あざした!
すごく良かった!
知らないカノジョはすごく観やすい。
嫌な人出てこない、重すぎない、ドロドロしてない、小難しくない。
出会わなかった世界に飛ばされ自分を知らないミナミに一生懸命なリクが泥臭く滑稽で憎めないいいキャラで可愛らしい。梶さん視点になると本当に切ない。幸せになってくれ。
グッときて泣けるシーンもあるけど辛すぎないし見終わった後、優しくて温かい気持ちになれる。
老若男女問わず楽しめる作品。
よかった。
パラレルワールドもの。順調に行っていた生活から突然違うルートの世界に飛ばされてしまう。なかなか過酷な展開だが、なぜか懐かしさや喪失感を感じられる不思議な作品。最後がどうなるかはちょっとドキドキした。田所マネージャー、ちょっと敵役風の立ち位置だけど、週刊誌に書かれたり嘘の企画でも一応聞いてくれたり、自分のタレントを部屋に連れ込まれたりしても冷静に対応してくれてすごくいい人じゃない?梶先輩に至っては聖人みたいなレベル。ラストはちょっと反則的な展開。思わず涙が出た。
ハッピーエンドでまとめたのは良かった
友人と観に行きました。
私一人だけでは観に行く事のないジャンルなのですが、良かった。
miletさん、私は音楽関連に疎いので、この映画で初めて知りましたが、映画初出演とは思えないくらいの演技力。
丸眼鏡が似合って、可愛らしかった。
中村ゆりかさん、“広瀬すずもどき”に観えてしまったけど、これまた可愛らしかった。
桐谷健太さん、何を演じても桐谷健太さんにしか思えなかったけど、良いところでグッとくる存在感だった。
ストーリーについては、観ているこっちが恥ずかしくなるだけの要素(記憶障害で片付けられるのかや、控えめの警察沙汰)があったけど、ハッピーエンドにまとめたのは素晴らしい。
主人公がパラレルワールド(?)に迷い込むまで、パラレルワールドの人達の記憶にある主人公はどうなったのかが気になってしまったけど。
それと、取ってつけたような性加害の件はなんだったのかね。
【”どんなに仕事が忙しくても、いつも僕を支えてくれる妻にはキチンと感謝の心を持とう。でないと・・。”今作は、随所で心に沁みるファンタジックパラレルワールドラブストーリーの逸品である。】
ー エンドロールでも出るが、今作はフランス映画の「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」のリメイクである。偶々、私はこの作品を映画館で観ていた事と、監督が恋愛映画の名手、三木孝浩さんである事で観賞した。
驚いたのは、洋楽しか聴かないので申し訳ない限りだが、全く知らなかったW主演のmiletさんの映画初出演とは思えない自然な演技と、伸びやかな歌声が実に魅力的だった事である。この作品が随所で心に沁みた恋愛映画になったのは、この方の存在が大いなる要素である事は、間違いがないであろう。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・リク(中島健人)が、大学時代から書いていた”蒼龍戦記”を出版し、ベストセラー作家になり、大学時代に出会ったミナミ(milet)と結婚し、幸せな生活をするも、徐々にリクの仕事が忙しくなり、すれ違いの生活になって行くシーンは、”妻帯者あるある”で、可なり反省しながら鑑賞する。
ー ”書き上げたら、一番に読ませてね!”と言っていたミナミに対し、素っ気ない返事をするリク。ミナミが一生懸命に作った夕食にも手を付けないで、パソコンに向かい原稿を書く姿。ミナミの寂しそうな顔が哀しい。ー
・リクは”蒼龍戦記”の男女の戦士”ガロアスとシャドウ”(原作映画では、”ゾルタンとシャドウ”である。)のシャドウを物語に転機を与えるために殺してしまう。ここは原作に忠実であり、この男女の二人の戦士はリクとミナミを表しているのは明らかである。
■今作で良いと思ったキャラと演じた俳優さんは、リクの大学の先輩であり、リクが編集者の世界に来た時にも編集者の先輩の梶原であり、彼を演じた桐谷健太さんである。リクとミナミの恋を成就させた立役者であり、パラレルワールドに来たリクの窮地を度々救う、明るい男である。
その梶原が、大学時代の同級生と結婚していながら、事故で失っていた事が明らかになるシーンは、涙が出そうになってしまった。桐谷健太さんは、明るいキャラを演じさせたら天下一品の俳優さんであると思っている。もっと、映画に出て欲しいなあ。
私が勤務する会社のCMにも可なり過去に一度出演して頂いた事が有り、ご本人もとても明るい爽やかな方であったので、好きなのである。
・リクが自分が犯した過ちに気付き、自分の事を知らない大スターのミナミに梶原や、ミナミの育ての親の和江(風吹ジュン)の支援もあり接点を持ち、仲が縮まって行くシーンも良かったな。矢張り、二人は相性が良いんだよなあ。そして、このシーンでのいつもは格好良い役ばかりの中島健人さんが、ちょっと情けなくても、必死になって編集者として頑張る姿も新鮮で良かったし、この方が若き大スターである事が納得出来たのである。
ー リクがミナミを料理上手と思っていたが、実はリクの為に一生懸命に野菜を刻む姿や、ミナミも歌手になる夢を持ちながらポストの前まで行ってデモテープを投函する事を断念する姿は、切なかったな。あとは、不思議な縁結びの人和江を演じた風吹ジュンさんも良かったな。あの人はホントは誰なのかな・・。-
・ミナミがリクと出会い、且つ夢であった大学のホールでコンサートをするシーンの、ミナミの演奏を聴きながら涙を流すリクの表情や、途中で席を立った彼の前にミナミが現れるシーン。
ー 今作のクライマックスであろうなあ。リクはミナミのコンサート前に書き上げたシャドウを殺さずに生き返らせるラストに改編した”蒼龍戦記”のゲラを読ませるが、開幕の時間になりミナミは途中で読むのを中断しコンサートへ。リクはゲラをゴミ箱に捨てるのだが・・。-
<そして、リクが再びベッドで目を覚ますとイキナリ枕が飛んでくる。投げたのはミュージシャンとしても忙しいミナミ。二人は”交代で朝食を作るお互いに遣りたかった事を生業とする”夫婦になっていたのである。
今作は、随所で心に沁みるファンタジックパラレルワールドラブストーリーの逸品なのである。三木孝浩監督の「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」を見事にアレンジした手腕にも唸った作品でもある。>
miletの透明感と桐谷健太の熱い友情が素晴らしすぎる
率直に申し上げてストーリー(オリジナル映画あり)はご都合主義で展開し、
『ファーストキス』を彷彿とするところもあり、多少なりとも既視感はあったものの
結末は気になったし、鑑賞後感も良かった。
刺さったのはmiletの透明感と演奏&歌唱シーン。まさに圧巻。
この体験価値は劇場でないと得られないと思う。
ミナミがmiletである必要性を大いに感じた、ハマり役であろうと思う。
それから梶原を演じる桐谷健太が実に熱い。
なんたる友情の厚さ・深さだろうか。
こういう人がいてくれるだけで、生きる勇気をもらえる気がした。
一方、リクを演じた中島健人は、あまり引っかかるところがなく、
共演者に恵まれたと思う。
※田所を演じた眞島秀和は憎たらしさたっぷりで実にうまかった
リクの厚顔不遜さ招いたリク自身及びミナミの不幸を、
リクが違う世界線に行き、大いに反省、思考・行動のあらためることで、
ハッピーエンドになるというのが大筋であるが、
リクにはある意味、私は感情移入してしまって、泣けた。
先週から今週にかけて、私にも思い当たる節があり、まさにリクの反省した心持ちで
いろんなことに臨んでいたからだ。
というわけで、フィジカルにエンターテインしたことと
milet&桐谷健太の魅力で、この評価とした。
それにしてもmiletはデビュー時から楽曲を聴いているが、
本当にスターになっちゃったなぁ。
うれしくもあり、ちょっぴりさみしさもある。
が、今後とも応援していきたいと思う。
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