知らないカノジョのレビュー・感想・評価
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何回観ても楽しめる王道ラブストーリー
ベタベタで展開が読めるもののそれが良いし、むしろそれで良い。大切な人のことを大切にする気持ちを思い出すにはこれぐらい直球勝負が必要かと。
何より主人公とヒロインの2人がキュート!リクの主人公よがりムーブも素直に謝れるから鼻につくことなく、後半はずっとリク頑張れ応援モードに。ポロポロ泣けてほっこりした気持ちで映画の余韻に浸れる安心できる王道ラブストーリーでした。
初回はもちろんですが、2回目の方がそれぞれの登場人物の言葉が響いて泣きました。
さすが三木監督!
CMでよく目にするので、観てみたい反面期待値のハードル上がってて逆に少し不安もありましたが、三木監督の作る映像が温かく優しく登場人物への愛に溢れていて、とても素敵な作品で想像以上でした。
ストーリーの展開はちょっとツッコミどころもありますが、ファンタジーという特性と温かい世界観で気にならない。
流れるように場面が変わるので、気持ちが途切れることなく作品に没入してあっという間の120分。
主役の2人が本当に自然な可愛らしさで愛おしく、周りの役者さんはさすがにお芝居がお上手で惹き込まれ、miletさんの歌もとても心に響いて、何度も涙が溢れてしまいました。
恋愛映画は好みもあるので人に勧めるのは迷いますが、こちらは恋愛だけではなく優しい気持ちになれるので、幅広い年代の方に自信を持ってお勧め出来る作品です。
個人的には、夢を追いかけてる人、追いかけたことがある人にも刺さるのでは…と思います。
人との繋がり、自分の人生が愛おしくなる映画
単なるファンタジーのラブストーリーかと思っていたが、周囲の人に助けられながら、後悔、反省し、自分の人生に向き合っていく主人公の物語だった。中島健人さん演じる主人公は決して聖人君子ではないのだが、そんな彼に感情移入してしまう。
miletさんは演技に初挑戦のはずだが、日常シーンの自然な演技と歌唱シーンのオーラのギャップに驚く。今まで注目していなかった分、これから活動を追いたいと思ってしまうほど。
主人公の親友役の桐谷健太さんの演技には安定感があり、クスッと笑わせてもらうシーンも多い。自分の周りにいる彼のような存在のことを思い出し、彼ら彼女らのことを大事にしたいと思った。
風吹ジュンさんの存在感も素晴らしく、昨年祖母を亡くした自分は、風吹さんの本当の祖母のような温かい眼差しについ涙が溢れてしまった。
少しだけ出演しているキャストの方々も、それぞれが非常に良い味を出している。エンタメ業界の裏側なども描いていて、その部分も楽しめる。
主演の中島健人さんとmiletさんのピュアな役どころによって、物語の起伏はあれど、終始楽しい気持ちにさせられる。観終わった後には幸福感に包まれ、人生もっと挑戦していこうという勇気をもらえた。
とにかく幸せな気持ちになれる映画
大人世代にこそ丁度いいラブコメ
ラブコメやラブストーリーが好きだったけど年々若者向きの胸キュン映画にはときめかなくなり、かといって重暗い話や不倫ものには食指が動かず…。そんな私にとって久々に心から楽しめたラブストーリー(少しコメディ要素もあり)でした。
愛されることになれて傲慢になってしまうことって誰の人生にもありますよね。私も自分を大切にしてくれる夫のこと、もっと大切にしなきゃなぁ、と思いました。
リクは最初ちょっと難ありなキャラなのに、ストーリーが進むにつれて何故か応援したくなるし共感してしまう。後半はリクの涙に釣られて泣いてしまうほど。妻ミナミへのまっすぐな思いが伝わってきたからだと思います。ミナミの感情の変化もわかりやすくて演技初挑戦とは思えませんでした。主演お二人とも演技が素晴らしかったです。
若い人よりも年齢を重ねた大人にこそ見てみてほしい。色々考えさせられることはあるけど重くない、楽しく見れる映画でした。
miletの芝居がGOOD
泣けるだけじゃない
ピュアな涙に泣きました…
冒頭のセリフなしで幸せなリクとミナミの様子が描かれているシーンが、さすが三木監督。キラキラとした2人に一気に世界観に引き込まれました。
そして、リクのピュアな涙に一緒に何度も泣きました。ミナミの前で流す涙と、梶さんの前で流す涙。全然違ってよかった。
ミナミの圧巻の歌唱シーンもよかった。
また、リクと梶さんの友情は想像以上だった。この2人も、どんな世界線でも親友になるんだろうな、と思う。梶さんのストーリーは、原作と一味違っていて日本人好みなのでは!?
よくあるパラレルワールドストーリーかと思ったけど、予想以上によかった。映画館で見てよかったと思う。
今の大切さと誰もが考える"もしも"に思いを馳せる作品
じんわり涙があふれるような映画。
1回目鑑賞したときよりパンフレットも読んでから観る2回目のほうが、セリフ・キャストの表情・衣装・美術などの気づきがあって、涙があふれました。1回目はリクとミナミの関係が気になるけど、2回目は梶さんや和江さんのセリフや表情が気になりました。
大切な人なのに身近にいてくれるのが当たり前になっちゃって、つい甘えてリクみたいにあんな態度を取ったりパートナーにあんなこと言っちゃったり…あるなと。
もしもあの時に別の選択していたら…と考えることはあるけれど、今があるのは良くも悪くも自分の選択なんだと改めて思ったし、自分本位になりがちなのを反省しました。
ヒロインはmiletちゃん以外には考えられないくらい自然な演技で、とってもチャーミングで凛としていてステキだったなぁと。
主題歌I stillも劇中歌Nobody Knowsも
曲自体ステキだけど、この歌たちがあるから映画がよりすばらしいものになってる気がするし
聴くと映画を思い出します。
現実にはありえないんじゃ…と思う設定も
"観られるのが恥ずかしい"と言うぐらいに
着飾らない健人くん演じるリクのおかげで
リアルに感情移入して観られました。
予告から想像しないシーンもあるから
老若男女楽しめそう。
三木監督らしい光が美しいなと思うシーンや独特な質感を感じるシーンがあって、目でも楽しめる作品だなと思います。
愛のカタチ、愛の意味を考えさせられる作品
リクとミナミのパラレルワールドなラブストーリーだけれどそれだけではない展開や2人を支える周囲の人達の想いと愛に序盤から心が震え、たびたび涙が溢れました。
中島健人さんのピュアで繊細な表情ともしもの世界でミナミとの日々を想い流れる涙は切なくグッとくる演技でした。
そしてmiletさんの歌声がなんと言っても1番心を揺り動かしエンドロールまで涙が止まらなくなるのです。妻ミナミの可愛らしさと歌手ミナミのオーラを見事に使い分けた演技は初とは思えないほどでした。
2人を見守る桐谷健太さん演じるカジさんも
風吹ジュンさん演じるミナミの祖母もかなりのキーパーソンで観る度に感情移入し違った角度から人物像を見ていくのも楽しい。
三木孝浩監督の作る独自の世界と映像の美しさを堪能出来るのも、当たり前になりがちな自分自身の大切な人への感謝や愛を再確認出来るところも素晴らしい。
老若男女安心して観られるピースフルな作品だった。
フジテレビ!CM多すぎ!
N君のせいなのか、テレビでCM流しすぎ。映画観る前に歌に飽きてしまう。いろいろ事情もあるのかもしれないけど。それだけフジテレビ観てるって事だけど。フジテレビも応援してます。
中島健人はバラエティ番組に出ているケンティは面白いけど、演技は苦手。「僕の演技見て!」オーラが強すぎて失笑ししまう。
miletはとても良かった。もともとどんだけ可愛いんだよ、とは思ってましたが、地味メガネmiletも最高ですね。歌が上手いからキャスティングかと思っていましたが、演技も良かったです。また映画でも観られると良いですね。
聞き飽きていたと思っていたあの歌も最後に聴くと感動的でした。miletは素晴らしい!
ストーリーは全体的に甘ったるい。展開としてはよくある感じです。ケンティの演技と合わせて、既視感がある。フランス映画が原作とのこと。フランスなら甘々で良いのか。原作映画も予告は覚えています。面白そうだったけど甘そうで観てなかったけど。
ただ、最後はどうなるのか分からなかったし楽しめた。
最後に三木監督、光の魔術師だと思っていますが、今作はあまり逆光使わないな、、、と思ったら今作は月光か。綺麗でした。
すごく心が温かくなる映画で、途中何度も涙が溢れてきて大変でした。 ...
milet
に魅了された。
挿入歌で涙してしまったのは、JUJU、uru以来で本当に久しぶり。
ストーリーとしては予告編から想定されるところから大きく外れない。
過去にもこの類いの設定はいくらでもあったな、という既視感。
となるとキャストの力量が問われることになるが、冒頭に書いたとおり。
じじいだし、主に聞くのは洋楽なので、
名前は聞いたことはあったものの歌をまともに聞いたのはおそらく初めて。
独特の雰囲気が感じられる歌声に加え、全く違和感のない演技に引き込まれた。
歌は初期のyuiのような独特の存在感があって、ぜひ改めてチェックしたい。
風吹ジュンの纏ったミステリアスなオーラも素晴らしかった。
年を経るごとに魅力が増していくように思える。
樹木希林亡き後心に響く女優に飢えているので、今後も注目したい。
役柄としてもミステリアスなままだったが、明確にならない方が良かったのかも。
桐谷健太は初め鬱陶しくも思えたが、中盤から大逆転。
いろいろな意味で胸アツだった。
周囲が素晴らしかったので若干見劣りはしたが、中島健人も悪くなかった。
監督で映画は選ばない(避けることはあっても)のだが、
この監督の作品好きかも。
I still
原作映画よりもピュアで爽やか、気軽に楽しめる
原作のフランス・ベルギー映画『ラブ・セカンド・サイト』を以前鑑賞していたので、日本で三木孝浩監督がどのようにリメイクするのか気になり鑑賞。
三木監督のフィルターを通すとこんなピュアで優しい映画になるんだなと感じた。
画家のルノワールが「人生は嫌なことで溢れているから、楽しくて美しいものだけを描きたい」みたいなことを言っていたが、三木監督にもこれと通ずるものを感じた。
原作が好きな人からすると、綺麗事すぎるとか、余白がない、蛇足だと感じる部分はあるかもしれないが、私は原作の2人が恋に落ちる納得感が感じられずモヤモヤしていたので、
本作では三木監督がリク(中島健人)とミナミ(milet)を愛おしく感じるような人物として丁寧に描いており、素直に幸せな気持ちで見られたのは良かった。
好みにもよるかと思うが、より幅広い層に気軽に楽しんでもらえる作品になっていると思う。
ストーリーの大枠は原作と同じだが、キャラクター設定やラストの展開が一部変更されており、味わいも異なるので、別物として楽しんだ方が良い。
ツッコミどころはあるものの、そこは原作に準拠している部分もあるので、その枠組みの中で綺麗にまとめられていると思う。
また、ミナミの職業を原作のピアニストからシンガーソングライターに変更したのは正解だったと思う。
日本人は音楽を聴くときに歌詞に込められた意味も含めて楽しむ人が多い気がするので、歌詞があることで二人の感情や物語がより伝わりやすく共感しやすくなっていたように思う。miletの歌が作品の盛り上がりとなっていた。
リクとミナミの大学時代や2人のシーンは、キュートで愛らしくもっと見ていたかった。
監督が80,90年代のハリウッドラブストーリーがお好きとのことで、洋画のテイストを感じられるような学校のロケ地を選んだそう。
また、リクを演じる中島健人に、大人になったのび太のように失敗はするけど愛おしいと感じるようなキャラクターでいてほしいと監督から伝えていたとのことで、原作よりも応援したいと思えるような主人公になっていた。
ただ失敗の内容が引っかかってしまう人はいるとは思う。
桐谷健太演じる友人の梶さんはみんな好きだと思う。
お茶目で懐が深くて居てくれるだけで安心するしどうか幸せになってくれ…となる。
原作映画でもこのキャラクターが一番好きだった。
ロケ地の中に私の母校も出てきたので、青春時代を思い出して甘酸っぱい気持ちになった。
ミレイ
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