知らないカノジョのレビュー・感想・評価
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milet
に魅了された。
挿入歌で涙してしまったのは、JUJU、uru以来で本当に久しぶり。
ストーリーとしては予告編から想定されるところから大きく外れない。
過去にもこの類いの設定はいくらでもあったな、という既視感。
となるとキャストの力量が問われることになるが、冒頭に書いたとおり。
じじいだし、主に聞くのは洋楽なので、
名前は聞いたことはあったものの歌をまともに聞いたのはおそらく初めて。
独特の雰囲気が感じられる歌声に加え、全く違和感のない演技に引き込まれた。
歌は初期のyuiのような独特の存在感があって、ぜひ改めてチェックしたい。
風吹ジュンの纏ったミステリアスなオーラも素晴らしかった。
年を経るごとに魅力が増していくように思える。
樹木希林亡き後心に響く女優に飢えているので、今後も注目したい。
役柄としてもミステリアスなままだったが、明確にならない方が良かったのかも。
桐谷健太は初め鬱陶しくも思えたが、中盤から大逆転。
いろいろな意味で胸アツだった。
周囲が素晴らしかったので若干見劣りはしたが、中島健人も悪くなかった。
監督で映画は選ばない(避けることはあっても)のだが、
この監督の作品好きかも。
I still
原作映画よりもピュアで爽やか、気軽に楽しめる
原作のフランス・ベルギー映画『ラブ・セカンド・サイト』を以前鑑賞していたので、日本で三木孝浩監督がどのようにリメイクするのか気になり鑑賞。
三木監督のフィルターを通すとこんなピュアで優しい映画になるんだなと感じた。
画家のルノワールが「人生は嫌なことで溢れているから、楽しくて美しいものだけを描きたい」みたいなことを言っていたが、三木監督にもこれと通ずるものを感じた。
原作が好きな人からすると、綺麗事すぎるとか、余白がない、蛇足だと感じる部分はあるかもしれないが、私は原作の2人が恋に落ちる納得感が感じられずモヤモヤしていたので、
本作では三木監督がリク(中島健人)とミナミ(milet)を愛おしく感じるような人物として丁寧に描いており、素直に幸せな気持ちで見られたのは良かった。
好みにもよるかと思うが、より幅広い層に気軽に楽しんでもらえる作品になっていると思う。
ストーリーの大枠は原作と同じだが、キャラクター設定やラストの展開が一部変更されており、味わいも異なるので、別物として楽しんだ方が良い。
ツッコミどころはあるものの、そこは原作に準拠している部分もあるので、その枠組みの中で綺麗にまとめられていると思う。
また、ミナミの職業を原作のピアニストからシンガーソングライターに変更したのは正解だったと思う。
日本人は音楽を聴くときに歌詞に込められた意味も含めて楽しむ人が多い気がするので、歌詞があることで二人の感情や物語がより伝わりやすく共感しやすくなっていたように思う。miletの歌が作品の盛り上がりとなっていた。
リクとミナミの大学時代や2人のシーンは、キュートで愛らしくもっと見ていたかった。
監督が80,90年代のハリウッドラブストーリーがお好きとのことで、洋画のテイストを感じられるような学校のロケ地を選んだそう。
また、リクを演じる中島健人に、大人になったのび太のように失敗はするけど愛おしいと感じるようなキャラクターでいてほしいと監督から伝えていたとのことで、原作よりも応援したいと思えるような主人公になっていた。
ただ失敗の内容が引っかかってしまう人はいるとは思う。
桐谷健太演じる友人の梶さんはみんな好きだと思う。
お茶目で懐が深くて居てくれるだけで安心するしどうか幸せになってくれ…となる。
原作映画でもこのキャラクターが一番好きだった。
ロケ地の中に私の母校も出てきたので、青春時代を思い出して甘酸っぱい気持ちになった。
ミレイ
知らないカノジョ
大切な人と見たくなるピュアなラブストーリー
幅広い世代が楽しめ、見終わった後で家族や恋人や友人など大切な人に感謝を伝えたくなるような温かい作品だった。
中島健人のひたむきさと桐谷健太の包容力、そしてmiletの色彩豊かな歌声に彩られた三木監督の映像美溢れる純愛物語を、劇場の音響と大スクリーンでぜひ多くの方に体感してほしい。
振り返りつつスッキリ!何回も見たくなるデトックス映画
ファンタジーで可愛い感じの映画かと思いきや、柔らかく温かいのに、自然に自分の行動や相手の思いをリクを通して、内省が心にしみ込んで勝手に涙が出ていた。それでも温かい、今に感謝したい、もう少し相手を大切にしたいと希望の心を持てた。日本人らしく繊細な伏線も入り、より心に響くのに、原作よりもスッキリ!スカッとした気持ちになれて、イガイガした時にこれから何回も観たくなる映画になった。
主演の中島健人さんの静かに出てくる繊細な涙と表情が心の深い所まで何度も優しく届いたと思う。miletさんの迷い込んだ世界の凛とした澄んだ姿がより心をスッキリさせてくれた。
そして桐谷健太さんの包み込む温度ある演技で温かい気持ちになれた。
映画のインテリアと音楽と画面が少し明るく夢がある作りで、どんどん内省が進むのにスッキリ明るい気持ちになれた。
三木監督だからこそ幸せになれる映画なのかと。
まだまだ伏線が前はまだ分かってないので何回も観てみたい!
謎解きしながらデトックス映画になりそう。
幅広い世代に刺さる作品 miletさんの歌声が沁みます
テレビのCMでよく流れてましたが、CMの内容だけでストーリー大体わかりそう…とか思ってませんか?
全然そんなことなくてビックリ!
三木監督最高だなって改めて感じる作品でした
何ならオープニングからタイトルまでの流れでもう泣けてくる・・・
こんな大学時代送ってきた家族、友人のことを思い出して素敵だなぁって泣けてしまった
自分は縁なかったけどw
miletさんの歌声もよくCMで流れていたので聞き馴染みがありましたが
スクリーンでストーリ一を噛み締めながら聴くと涙が自然と出てきました
本当にいい曲、いい歌声・・・ キャストのみなさんもそれぞれが適役で素晴らしかったです
そして観終わったあとの余韻が三木監督作品ならでは
泣いてるのに幸福感でいっぱいでした
若い人はもちろん、どの年代の人も楽しめる作品だと思います
すぐにリピートしたいかも
miletちゃん最高すぎ!!!
今まで観てきた恋愛映画の中でダントツに面白かった!恋愛要素だけじゃなくて友情とか家族愛とかもあって、老若男女誰でも楽しめる、最高の映画だった。
まず最高なのは、miletちゃん!映画初出演とは思えない演技で、大学生役から歌手になった印象がガラッと変わってめちゃめちゃ可愛いすぎて、大好きになった。トップアーティストとしての葛藤もうまく表現されていて、今後お芝居もみてみたいと思った。走るの速すぎてアクションとかもやってほしい!後は歌が最高で、最後のリクのシーンはmiletちゃんの歌声だからこその説得力で、歌詞も繊細な歌声もあって涙が溢れて、miletちゃんの存在がこの映画の核となっていたと思う。
そして中島健人さんと梶さんの演技も良すぎて、世界に入り込めた。描写や映像が綺麗で三木監督のすばらしさを感じた。とにかく、最高の映画!!!これは映画館で観ないともったいないと思う。みんなに観てほしい!
映像がおしゃれで登場人物がキュートで音楽も良いよ
今日は大事な人の目を見て話を聞こうと思えた
大切な人にはちゃんと感謝を届けたい。
心にじんわりくる洋画のようなテイスト
普段ファンタジーが得意でないのですが、設定としてで、すんなり世界に入り込めました。中に描かれている内容は、地続きで、心が温かくなり、ちょっと自分の身の回りを再認識しようと思う作品でした。
監督の記事で、90年代ぐらいの洋画へのオマージュをおっしゃっていたと思いますが、まさにそのテイストを感じ取れ、それらの洋画好きの方もほっこりすると思われます。音楽と絡んでいて、シーンの切り取りも素敵なので、映画館で観るのがオススメです♪
家族、大事な友だちと観てほしい!
すごく良かった… タイムワープという現実的ではないストーリーを描いていますが、観終わったあとに残る感情は恋愛映画のハッピーエンドに満足するというよりも、自分の大事な人たちである家族、友人、恋人を抱きしめて、その感情を大切にしたいとと思う映画でした。
中島健人さんは、初々しい学生時代から、作家として売れて嫌なやつに変わっていく顔、タイムワープしてミナミと出会っていない別世界での表情と、派手ではなく微妙に変化する表現、そして初演技とは思えないmilletさんの演技と圧巻の歌声、歌詞…。映像も洋画のような光の使い方で、とにかく丁寧に作られています。
主人公リクを知らないカノジョでもあり、一緒に暮らしていた時には分かっていなかった知らないミナミの部分、そしてそれぞれのパラレルワールドで生きていたであろう知らないカノジョたち(梶さんの奥さん、カズエさん)…と意味深い題名でした。
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