知らないカノジョのレビュー・感想・評価
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都合が良すぎるぐらいのハッピーエンド!
今作はmlietさん目当てで見に行ったので彼女の自然な演技や可愛いさを見れた時点でもう及第点は超えていたのですが、ラストはやや強引にハッピーエンドに持っていってしまったなぁと、少し腑に落ちない感がありました。
自分の夢を叶えたリク、夢を諦めてリクを支えるミナミがいる世界線から夢を叶えたミナミ、そして自分は夢を叶えておらずミナミの一ファンとなってしまった世界線に飛ばされ、最初は是が非でも元の世界に戻ろうとするリクでしたが、それはこの世界線の成功しているミナミを壊すことになるのでは?と一概に戻る事が良いとは言えない状況の中物語をどうやって着地するのか気になって2時間退屈することはなかったです。今作の伝えたいメッセージはややありふれたものではありますが「身近な人を思い遣って大切にしよう」という事なのだったと思います。
milet可愛すぎ
ハッピーエンドでまとめたのは良かった
友人と観に行きました。
私一人だけでは観に行く事のないジャンルなのですが、良かった。
miletさん、私は音楽関連に疎いので、この映画で初めて知りましたが、映画初出演とは思えないくらいの演技力。
丸眼鏡が似合って、可愛らしかった。
中村ゆりかさん、“広瀬すずもどき”に観えてしまったけど、これまた可愛らしかった。
桐谷健太さん、何を演じても桐谷健太さんにしか思えなかったけど、良いところでグッとくる存在感だった。
ストーリーについては、観ているこっちが恥ずかしくなるだけの要素(記憶障害で片付けられるのかや、控えめの警察沙汰)があったけど、ハッピーエンドにまとめたのは素晴らしい。
主人公がパラレルワールド(?)に迷い込むまで、パラレルワールドの人達の記憶にある主人公はどうなったのかが気になってしまったけど。
それと、取ってつけたような性加害の件はなんだったのかね。
【”どんなに仕事が忙しくても、いつも僕を支えてくれる妻にはキチンと感謝の心を持とう。でないと・・。”今作は、随所で心に沁みるファンタジックパラレルワールドラブストーリーの逸品である。】
ー エンドロールでも出るが、今作はフランス映画の「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」のリメイクである。偶々、私はこの作品を映画館で観ていた事と、監督が恋愛映画の名手、三木孝浩さんである事で観賞した。
驚いたのは、洋楽しか聴かないので申し訳ない限りだが、全く知らなかったW主演のmiletさんの映画初出演とは思えない自然な演技と、伸びやかな歌声が実に魅力的だった事である。この作品が随所で心に沁みた恋愛映画になったのは、この方の存在が大いなる要素である事は、間違いがないであろう。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・リク(中島健人)が、大学時代から書いていた”蒼龍戦記”を出版し、ベストセラー作家になり、大学時代に出会ったミナミ(milet)と結婚し、幸せな生活をするも、徐々にリクの仕事が忙しくなり、すれ違いの生活になって行くシーンは、”妻帯者あるある”で、可なり反省しながら鑑賞する。
ー ”書き上げたら、一番に読ませてね!”と言っていたミナミに対し、素っ気ない返事をするリク。ミナミが一生懸命に作った夕食にも手を付けないで、パソコンに向かい原稿を書く姿。ミナミの寂しそうな顔が哀しい。ー
・リクは”蒼龍戦記”の男女の戦士”ガロアスとシャドウ”(原作映画では、”ゾルタンとシャドウ”である。)のシャドウを物語に転機を与えるために殺してしまう。ここは原作に忠実であり、この男女の二人の戦士はリクとミナミを表しているのは明らかである。
■今作で良いと思ったキャラと演じた俳優さんは、リクの大学の先輩であり、リクが編集者の世界に来た時にも編集者の先輩の梶原であり、彼を演じた桐谷健太さんである。リクとミナミの恋を成就させた立役者であり、パラレルワールドに来たリクの窮地を度々救う、明るい男である。
その梶原が、大学時代の同級生と結婚していながら、事故で失っていた事が明らかになるシーンは、涙が出そうになってしまった。桐谷健太さんは、明るいキャラを演じさせたら天下一品の俳優さんであると思っている。もっと、映画に出て欲しいなあ。
私が勤務する会社のCMにも可なり過去に一度出演して頂いた事が有り、ご本人もとても明るい爽やかな方であったので、好きなのである。
・リクが自分が犯した過ちに気付き、自分の事を知らない大スターのミナミに梶原や、ミナミの育ての親の和江(風吹ジュン)の支援もあり接点を持ち、仲が縮まって行くシーンも良かったな。矢張り、二人は相性が良いんだよなあ。そして、このシーンでのいつもは格好良い役ばかりの中島健人さんが、ちょっと情けなくても、必死になって編集者として頑張る姿も新鮮で良かったし、この方が若き大スターである事が納得出来たのである。
ー リクがミナミを料理上手と思っていたが、実はリクの為に一生懸命に野菜を刻む姿や、ミナミも歌手になる夢を持ちながらポストの前まで行ってデモテープを投函する事を断念する姿は、切なかったな。あとは、不思議な縁結びの人和江を演じた風吹ジュンさんも良かったな。あの人はホントは誰なのかな・・。-
・ミナミがリクと出会い、且つ夢であった大学のホールでコンサートをするシーンの、ミナミの演奏を聴きながら涙を流すリクの表情や、途中で席を立った彼の前にミナミが現れるシーン。
ー 今作のクライマックスであろうなあ。リクはミナミのコンサート前に書き上げたシャドウを殺さずに生き返らせるラストに改編した”蒼龍戦記”のゲラを読ませるが、開幕の時間になりミナミは途中で読むのを中断しコンサートへ。リクはゲラをゴミ箱に捨てるのだが・・。-
<そして、リクが再びベッドで目を覚ますとイキナリ枕が飛んでくる。投げたのはミュージシャンとしても忙しいミナミ。二人は”交代で朝食を作るお互いに遣りたかった事を生業とする”夫婦になっていたのである。
今作は、随所で心に沁みるファンタジックパラレルワールドラブストーリーの逸品なのである。三木孝浩監督の「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」を見事にアレンジした手腕にも唸った作品でもある。>
そばにいる人を大切に
中島健人さんが色んな番組にでて宣伝していたので
気になって鑑賞。
大学時代の一目惚れ同士が結婚し、
リクは作家として大成したものの、
その多忙さから支えてくれていたミナミを
邪険に扱う。
ある日目覚めたら、リクは作家ではなく
文芸編集員に、ミナミは天才シンガーソングライターとして別の人生を生きていた...
miletさん、申し訳ないけど名は聞いたことあったけど
全く知らなかった。
でも笑顔がよく、演技も自然で素敵な人!
興味持ちました。
今度じっくり曲を聞いてみよう。
失って気づく大切な存在。
そばにいすぎて当たり前すぎて
人はそのことを忘れてしまう。
自分にも置き換えてみて、
初心に戻って、そばにいて支えてくれている人を
大切にしないとな、と思わせてくれる良き作品でした。
前半期待させるも、中盤以降微妙!!
大切な誰かあっての"自分"
思いのほか良作
miletの透明感と桐谷健太の熱い友情が素晴らしすぎる
率直に申し上げてストーリー(オリジナル映画あり)はご都合主義で展開し、
『ファーストキス』を彷彿とするところもあり、多少なりとも既視感はあったものの
結末は気になったし、鑑賞後感も良かった。
刺さったのはmiletの透明感と演奏&歌唱シーン。まさに圧巻。
この体験価値は劇場でないと得られないと思う。
ミナミがmiletである必要性を大いに感じた、ハマり役であろうと思う。
それから梶原を演じる桐谷健太が実に熱い。
なんたる友情の厚さ・深さだろうか。
こういう人がいてくれるだけで、生きる勇気をもらえる気がした。
一方、リクを演じた中島健人は、あまり引っかかるところがなく、
共演者に恵まれたと思う。
※田所を演じた眞島秀和は憎たらしさたっぷりで実にうまかった
リクの厚顔不遜さ招いたリク自身及びミナミの不幸を、
リクが違う世界線に行き、大いに反省、思考・行動のあらためることで、
ハッピーエンドになるというのが大筋であるが、
リクにはある意味、私は感情移入してしまって、泣けた。
先週から今週にかけて、私にも思い当たる節があり、まさにリクの反省した心持ちで
いろんなことに臨んでいたからだ。
というわけで、フィジカルにエンターテインしたことと
milet&桐谷健太の魅力で、この評価とした。
それにしてもmiletはデビュー時から楽曲を聴いているが、
本当にスターになっちゃったなぁ。
うれしくもあり、ちょっぴりさみしさもある。
が、今後とも応援していきたいと思う。
80〜90年代の古き良き洋画ラブストーリー感
CMで見た感じでは重いラブストーリーなのかと思ったのですが、良い意味で軽いテンポと軽いタッチで進んでいくカジュアルな感じのラブストーリーでした。気軽に観てみて思ったよりも内容が刺さる感じがオススメです。
音楽の入れ方や会話や想い出シーンの挿入の仕方は、80〜90年代の古き良き洋画ラブストーリーを彷彿とさせます。三木監督が好きな世界観なんだろうと思いました。
milletさん初演技との事ですが、撮り方や脚本もそこを生かしてて、milletさんがとても可愛らしくて魅力的でした。
中島健人さんは意外と地味でダメな感じの役を演じるのが上手いと思ってますが、今回も自然にリクとして楽しめました。
残念だったのはCMかな。小洒落た感じがあまり伝わらないかも。そのGAPが少し残念でした。
ラストはカジさんを描いて欲しかったです!どうなったのか気になります!
心が温まる映画でした
原作のフランス映画より、老若男女向けに変更されていて、とても、見やすかったです。
パラレルワールドの話ですが、それほど違和感がなく、落ち着いて、見られます。
素敵なラブストーリーで、音楽もよく、あっという間の2時間でした。
演技が自然で、劇中歌の説得力も半端ない、唯一無二の存在Her natural acting and powerful singing make her one of a kind.
miletさんの歌が、声が好きなので
その意味でも楽しみにして観に行った。
予想を遥かに超えて良かった。
いろんな作品で、
女優さんが役で歌うというパターンは多い。
それらは作品としてとても良いものが多いけれど
実際のシンガーソングライターに
あんな自然な演技を全編に亘って見せられ、
あの声で歌われると
ヒロインは前園ミナミなのかmiletなのか
頭が混乱して来る。
その意味でこの作品は
miletさんへの当て書きとも言える。
【本当に自分が作った歌】を
【自分の声】で歌っている。
だからこの作品の前園ミナミ役は
miletさん以外在り得ない。
なので劇中miletさんが歌う
「I still」が変なところに刺さって、
泣ける上に、抜けない抜けない。
公開が始まる前からヘビロテしてたもんだから尚更。
脇を固めるキャストも
巧みな人ばかりなので安心して観れる。
個人的には風吹ジュンさん演じる
祖母の前園和江のスピンオフを
観て観たい気がする。
ぜひ観てほしい作品です。
Her acting is so natural, and the persuasive power of her singing in the film is unparalleled. She truly is a one-of-a-kind talent.”
I love milet’s singing and her voice, so I was really looking forward to seeing this movie.
It turned out to be far better than I had expected.
In many works, it’s common for actresses to sing as part of their role. While many of those performances are great, seeing a real singer-songwriter act so naturally throughout the entire film, and hearing her sing with that incredible voice, left me feeling confused about whether the heroine was Minami Maezono or milet herself.
In that sense, this movie feels like it was written specifically for milet. She sings her own song with her own voice.
That’s why no one else could have played Minami Maezono.
Because of that, when milet sings “I still” in the movie, it strikes a strange chord, making me cry, and the feeling lingers on and on. I had been listening to it on repeat even before the movie was released, which made it hit even harder.
The supporting cast is also filled with talented actors, so you can watch with complete confidence.
Personally, I’d love to see a spin-off about Minami’s grandmother, Kazue Maezono, played by Jun Fubuki.
This is a film I truly hope everyone gets to see.
もし、小説のように書き換えられたら
冒頭スクリーン間違えたか?(困惑)と思い、え?エンディング?と思ってしまう演出どちらも意味があるし、導入として◯。
いつの間にか冷めてしまう夫婦関係、パートナーの犠牲?献身?で成られる成功が描かれている。
主人公の成長が感じられ、社会へのメッセージ性を感じる良作。
成長としては、なんで小説その結末なんだよ?悲しむだろと観てる人、周囲が思うのに主人公は気づかない。飛ばされた世界で逆の立場を経験することで、気づき、反省そして成長する。
メッセージ性は今日は近くにいる誰かのおかげでは?と考えされる。
夢を追いかけているあなたに恋したのに、いつの間にか夢を諦め恋を優先する。本当に悲しいこと。
悪役が最後まで徹底的に悪役でよいし、すべて?を知っているおばあちゃんがいい味出している。
話がちょっと複雑なところと終盤歌唱シーンがあっても良かったのでは?と思うところ。
p.s. 似ている映画ファーストキス 1ST KISS(2025)、君と100回目の恋(2017)
裏切りがないのが悪い意味で裏切り
設定がSFっぽく興味を持って視聴しました。
桐谷健太(かじさん)さんだけが主人公の置かれた境遇を知っている味方で発言の節々に伏線っぽいのが多く回収に期待したのですが回収はされなかったのが残念です、視聴中はこうなるのかな?もしかしてこうなのかな?と裏切りやびっくり要素を期待していたのですが特に無かった印象です。
明確な裏切りを描写せずもしかしたらこうなのかも?という視聴者の想像にお任せ的な描き方なのかなと思いました。
SFっぽいのにシンプルかつ安直で多くの点において根拠がないと感じました。
邦画でこのテイストの映画ははじめてかも!
中だるみする作品でした
心温まる王道のラブストーリー
はー。とても顔が良い。ケンティーかっこいいしmiletちゃん可愛いしずっと画が本当に美しかった。
ケンティーもmiletちゃんも大好きだからもしかして贔屓目かもしれないけれど、とても良かった!!!パラレルワールドの世界線、自分は苦手なはずなのに今回のはそうでもなかったのって、撮る監督にもよるのかね。なんでかな今回のは受け入れられたんだよな。
三木監督が撮るラブストーリー作品って本当にいい!とにかくいい!演出もそうなんだけど、キャラクターに寄り添ってる感じがしてすごく好きな監督さん。だから今回も楽しみにしてたけど、いやー良かった。2つの世界線があることに戸惑いつつもやはりとても良かった。ラストシーン大好き!!!
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