知らないカノジョのレビュー・感想・評価
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久しぶりに泣いた
わこつ!ヒロインがニコ生主やってる、パラレルワールドから来たYO!
私が本来住んでる世界、こちらで言う所の「パラレルワールド(PW)」では、
今作のヒロイン、ミナミ役のmiletは、
「ラスカル」という名前で、ニコニコ生放送の放送主、通称ニコ生主をやってるんですよ。
こちらのPWでもラスカルはねぇ、色白でねぇ、美人でねぇ、
生主情報が、ゴシップ的に共有される「鳩ろだ」というサイトでは、
デビュー当時から超絶大人気でねぇ、そのサイトの「女生主図鑑」なんていう、
趣味の悪い画像まとめにも載ってましたよ。ええ。
音楽が好きな、「29。さん」っていう、雰囲気のいい優男の生主の放送に、
よくスカイプで凸したりしてましてねぇ、
あ、そちらの世界では、スカイプサービスが終了するんですってね。
最近ニュースで見ました。
歌ってみたの動画なんて挙げたりしてねぇ、
ビジュアルもいいし、声質もいいし、
本気で歌手目指せば、絶対売れるのにって、ずっと思ってましたよ。
視聴者の少ない過疎生主の10年選手である、今川ギララって古参生主なんかは、
ラスカルはニコ生で、ガチで1番かわいいんだって力説したりしてねぇ、
あいつは多分、裏ではストーカーだったんじゃないかな。
知らんけど。
結局、こちらのPWでは、ラスカルは歌手にはならなかったんですよ。ええ。
でも、うちらのPWから、そちらの世界に行く女性生主は、
元々カリスマ性「だけ」はあるもんだから、
多くは、セクシー女優になったり、キワモノ政治家になったりするんです。
ちなみに男性生主は、犯罪者ばっかですけども。
女性生主の中には、たまーに才能を開花させて、
Youtuberになったり、歌手になったりと、成功したりもするんですよ。
知ってますか、きゃりーぱみゅぱみゅって名前の子。
あの子も、うちらのPW出身なんです。
miletはねぇ、そちらの世界で歌手になり、ついには女優にもなったようですね。
本当に良かった。彼女は我々の誇りですYO!
あ、うちらのPWでは、語尾に「YO!」をつけたり、
乾杯の時は「KP」って言ったりするんですよ。
「ですよ。」さんの真似とは違います。
うちらの神様が、そう言いなさいって言葉を授けてくれたんです。
「ウナちゃんマン」っていう名前の、神様なんですがね、ええ。
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冗談はさておき。
三木孝浩監督の恋愛映画は、毎度、ヒロインが際立って魅惑的に撮られるし、映える。
相手役の男性主人公は、ヒロインの引き立て役に過ぎない、と個人的には思っている。
ヒロインがとにかく、素敵な人として描かれる恋愛映画ばかりなので、
とりわけ、投影しやすい女性にはバカウケするだろうな、という印象がある。
グループアイドルの花形で、引き立て役では収まらないはずの、松本潤ですら、
「陽だまりの彼女」では、上野樹里の引き立て役で、
「俺が俺が」を抑えた感じの、一歩引いた演技をしていた。
なにせ相手が「魅惑的な某動物」なのだから、そうするしかない。
ペットを飼っている家の中心人物は、人間ではなくペット。
「ボクらの時代」の番宣でも、中島健人本人が言っていたが、
「陽だまりの彼女」の主人公のオファーが、
自分ではなく「松潤」でショックだった、
と語っていたのは、本当にその通りだと思った。
「ケンティー」は「俺が俺が」のアイドルの出自とは言っても、
長年、バラエティ番組の「ゴチ」で、裏回しをしてたようなタレントでもある。
ゲストらの引き立て役は得意なはずで、
そういう、一歩引いた感じの主人公が多い三木監督の作品は、
自分のキャラと相性がいい、とわかってるんだなと、その時はじめて理解した。
見た目以上にクレバーな役者だ。
もう1つ三木監督の作品例でいえば、
「きみの瞳が問いかけている」の、吉高由里子と横浜流星。
横浜流星も、どちらかといえば、ストイックで、ナルシシズムな所があるので、
「俺が俺が」の役は、やりやすそうに見えるが、
この作品の中では、やっぱり魅惑的なヒロインである吉高由里子に対して、
引き立て役側に収まっていた。
横浜流星に関しては、映画本編だけでなく、吉高と一緒に回る宣伝活動ですら、
吉高が自由奔放な発言や行動や掛け合いをし、
それに振り回されっぱなしな横浜流星、という構図の動画を、Youtubeで何度も目にした。
タジタジというか、もはやメロメロといった感じで、
見たことのない横浜流星の姿だったので、とても印象に残っている。
ケンティーの出演映画は「銀の匙 Silver Spoon」しか見たことないが、
あれも主人公がどうこうというよりも、
若かりし頃の、広瀬アリスの魅力ありきのような青春映画だったし、
ケンティーのキャスティングは、適役適所だなと思った。
今回の役柄は、アイドル出自という事もあるのか、
本格派俳優、という感じはしなかったが、
ヒロインのmiletや、キャラの強い桐谷健太らの魅力を引き出す、裏回しのような、
野球でいう所のホームランバッターではなく、「繋ぐ4番」の立ち回り的主人公で、
愛される主人公への着地は、うまくいってたように感じた。
そして、三木作品の肝である、ヒロイン役のmilet。
知りうる限りでは、演技は初めてのようだが、とんでもなく良かった。
「なんなんだこれは級」だった。
男女共に、一線級の俳優業から、歌手もこなし歌が上手い人のは、星の数ほど、いる。
一線級の男性歌手が、俳優業もこなし演技が上手い人も、腐るほど、いる。
武田鉄矢の時代の前から、すでにいるし、今井美樹も、歌手より俳優が先だった。
なんだったら、男性歌手としてテッペン叩かず、あるいは曲がり角に差し掛かり、
俳優へ転身し成功した人も、腐るほど、いる。
ユースケ・サンタマリアとか、陣内孝則とか、すでに、いる。
では、一線級の女性歌手が、俳優業もこなし演技が上手い人、というのは、、、
あまり思い浮かばない。
一線級のアイドルグループ出身からだと、まぁまぁ、いる。
川栄李奈とか、満島ひかりとか、篠原涼子とか、やっぱり、いる。
でも、女性シンガーで、バリバリ活躍している歌手で、
ヒロイン級で演技が上手い人、長考したが、やっぱり思いつかない。
YOUとか?
そもそもボーカルを担当していた「FAIRCHILD」が一線級だったのかと、
ツッコミを入れてしまうし、
個性派俳優としてなら成立してるが、ヒロインとは違う。
Coccoとか?CHARAとか?
確かにヒロイン級だったけど、一癖も二癖もある、
かなり個性的な役柄だったから、違うと思う。
石川さゆり?
うーん、女優業は副業だろう的な脇役だし。
中島美嘉?
確かにデビューがドラマのヒロイン兼主題歌だったけど、
演技が凄いというより、新人の歌唱力に度肝を抜いたイメージしかない。
本当に思い浮かばない。
アイドル出自ではない、ゴリゴリの女性ソロシンガーの出自で、個性派ではなく、
本格派と呼んでもいいレベルの、演技が上手い芸能人を、
試しに2000年以降の紅白歌合戦出演者を片っ端から調べてみたが、
本当に、いない。
強いて言えば、ゲスの極み乙女。のドラム担当「ほな・いこか(さとうほなみ)」ぐらいか。
厳密にシンガーの括りにこだわれば、
奥の手で「美空ひばり」の名前を出すしかないが、
歌の神様みたいなあの人を、本格派女優と呼んでいいのだろうか。
つまり、現時点では「美空ひばり以来」という、恐れ多いレベルの肩書きがつく、
傑出した人物なのではないかという説を指摘しておきたい。
とにかく、序盤から、良い。
眼鏡をわざとかけさせ、モサっとした芋女風情に仕立て、眼鏡を外したら美女でしたとか、
世の男が一番好きなベッタベタなシチュエーションから始まり、
彼氏とデートで屈託のない笑顔を振りまき、さりげない仕草、自然なセリフ回し。
この時点で相当メロメロなわけだが、
パラレルワールドに行けば、キャラクターのギャップの落差がありまくり、
今度はシリアスな表情、悩みを抱えて苦しんでますな演技、
歌えば超絶な美声。
なんなんだ、このヒロインは。
本当に歌手なのか。シンガーなのか。とんでもない逸材だ。
翌年の日本アカデミー賞で、毎年7、8人選ばれる新人俳優賞の中に、
いかにも列席してそうな存在感とインパクト。
下手すりゃ主演女優の枠まである。
なんだったら、年の瀬辺りに、1つくらいは別の賞を受賞してるかもしれない。
いやぁ、どえらいモンを観た。
今週は、米国アカデミー賞ノミネート作品がバカスカ公開される激戦ウィークで、
セレクトに迷ったが、最初に選んで観て、結果的に良かったなぁと思った。
今のところ、今年の邦画で1番手で。
良かった演者
milet
桐谷健太
中島健人
円井わん
真島秀和
何度も違う目線から観てみたい
ほのぼの
まぁ想像通り
ストーリーはありがちです。
正直観るつもりは無かったが、miletの発売されている楽曲じゃないI stillを聴きたくて劇場へ。
本職じゃないからな。やっぱりって感じで、桐谷健太と風吹ジュンの演技やっぱり上手いわと思いました。
展開が雑に進展しちゃう部分とか、尺的な問題で仕方ない事かもしれないのだけれど残念。
キスしちゃうんだと。あと、梶さんのその後は映像で出して欲しかった…
イチオシです!
誰かのために苦手なことを頑張ったり、
誰かの望みを叶えるために自分が我慢したり、
そんな誰もが与えたり与えられたことがあるような、ささやかな愛情が丁寧に描かれていて、とても共感できる映画でした。
日常的な愛情をテーマにしながらも、パラレルワールド設定や、美しい映像・音楽でドラマティックに華やかに盛り上げられていて、そのバランスが非常に好みでした。
メインキャストのお二人も爽やかで演技も上手くて好感が持てました。
重すぎず、軽すぎず、お涙頂戴すぎず。
後味もすっきりしながら、ふとした日常で映画を思い出して目頭が熱くなる。
私の理想のエンタメ、イチオシの映画です。
ずっと泣ける
映像が美しい・・・
冒頭のシーンのかっこよさったらない!
そして一目惚れから始まる2人のお話、幸せな恋愛初期のシーンがあっという間に過ぎる
初っ端からリクとミナミが可愛すぎて泣ける
おばあちゃんとの関係も泣ける
頼りにしていたおばあちゃんの記憶が曖昧に、まだらになっていく様が切ない
梶さんがとてもいい人物で、キリケンさんご本人から滲み出るお人柄を重ねてしまう
泣きポイント多数あれど、料理は苦手よ、と言うミナミのシーンに1番泣いた気がする
好きでやってるわけじゃない事ってたくさんある
我慢してることもたくさん
感謝の気持ちって大事だな・・・
より良い未来にするのは今の自分次第
自分も周りもよりよく生きられる世界にしていきたいと思った
幸せな気持ちになれる
本当の幸せ、愛とは何かを知れる映画です。
しみじみと涙する素敵な映画でした。
初演技とは思えないmiletの自然な演技に驚かされたし、ケンティーのTVで見せるキラキラオーラを
封印した純朴な青年の姿がとても新鮮でした。
今度は家族で見たいです。
何回も観たくなる作品
「この世界は生きる価値がないか?」
桐谷健太に大学生はムリだろと思ったら8年生だった。笑
お互い一目惚れという、そう言われたら何も言えない始まりは許容するが、以降が雑の極み。
ミナミのリクに対する好感度の遷移があまりに不自然。
仕事の関係だったのにすぐタメ口になり、騙されてもすぐ許し、「結婚してた」なんて話にも引かない。
あの世界線でリクに惚れるエピソードあった?
リクの方も「支えられてた」と気付くのに何のきっかけも描かれなかったり。
そもそも彼のキャラクターが場面に合わせて変わりすぎて、一人の人間に感じられなかった。
リクのヒドさを表したつもりだろうが、執筆中にあんな話をダラダラされたらそりゃキレる。
ミナミの変装は最初だけなのに身バレするのもその時のみ。
アイドルでもない歌手の恋人発覚がスキャンダル?
『彼女と兎』出版から映画化までのスピードが異常で、“映画の”主題歌なのにそっちの関係者抜きで話を進める。
思わせぶりな和江さんや“本”に関しての説明はゼロ。
訴訟の話はぶん投げられるにも関わらず、このためだけにメンヘラにされた金子ルミが不憫。
蒼龍戦記でシャドウが死ぬのは『Ⅲ』のラストのハズなのに、どんだけ展開巻いたんだ。
田所Pに敵視されてるのに楽屋への出入りは自由だし。
極めつけは、それまでの流れを台無しにする“2人とも夢をかなえた世界線”へ転移する超ご都合エンド…
整合性とか統一感とか、考えてないんですかね。
このテの役に抜群にハマる桐谷健太パートだけは素晴らしかった。
メイン2人は大根ではないが演技が今ひとつで、中島健人は初出演のmiletにも劣っていて残念。
八嶋さんと野間口さんのいる出版社は濃い。
ロケ地がめちゃ地元で、冒頭の蒼龍戦記の舞台がBiSHの『NON TiE-UP』と同じだったのは楽しかった。
心が洗われる映画
周りの人を大切にできているかを考えさせられるありがたい映画
まずは、本当に観て良かったです。あまり事前情報や元ネタを入れずに観たので、恋愛映画だと思っていたのですが、日頃生活していて意識しなくなっていた大切なことに気づかされるありがたい映画でした。個人的には「周りが見えているか?」と問いかけられたように感じました。自分のことに必死なとき、周りが見えなくなってテキトーな言動をしてしまってないかと立ち止まり、振り返るきっかけをくれました。わたしは人が夢を叶えようとしてキラキラしている姿に嫉妬して、友達なのに応援できなくなってしまうときがあります。でも反対に、自分自身が夢を叶えようとしているときに周りがついてきてない、応援されていないと感じた時は虚しくなり、腹が立ってしまいます。そういった自分を振り返って、なんて自己中心的なんだろうと思います。夢は願うだけでは叶いません。一人だけで実現できることなどありません。それを本当に理解していますかと問われている気がしました。自分が自分のことにしか矢が向いてないと気づいたとき、そんなときこそあたりを見回してみよう、感謝を伝えていこう、そう意識させられる映画でした。
バック・トウ・ザ・フューチャーのラブスト?
ストーリーは王道のラブストーリーなので安心して見れた。
miler のメガネ顔は可愛い♡
しかしパラレルワールドの中で、主人公(中島健人)の親友が無条件で理解者になるのが不自然だし最後の回収が夢落ちはどうかと思う。
見終わった後多幸感に溢れます。
公開日に早速鑑賞させて頂きました。
見終わった後、心がホッコリ幸せな暖かい気持ちで映画館を出ました。
何より、場面場面の映像がとても美しく綺麗で、
大学キャンパス内の景色や、公園等の夕景やレストラン照明など、光の使い方が素晴らしく、キャストの方々がより美しく彩られていました。
リクとミナミは、それぞれナチュラルな演技のお陰で、本当にそこに存在している様に感じられて。終始可愛らしく微笑ましくて…
特にリク演じる健人君の、表情豊かでナチュラルな演技に共感し、一挙手一投足に一緒に喜んだり切なくなったり涙したり。
観ている私も肩に力が入ってしまいました。また、ミナミを演じたmiletちゃんは、とても初めての演技とは思えないほど、自然な演技に驚くばかりで。長台詞も難なくこなしていて、ifの世界の前と後での演じ分けも素晴らしかったです。
梶原先輩演じる桐谷さんはもう、圧倒的な存在感で、その暖かくリクを包み込み様な演技に、思わず『リクの側にいてくれて本当にありがとう』と言わずにはいられなかったです。なので、最後、車で大学まで送り届けた後のリクとのお別れのシーンは思わず涙涙でした。
クライマックスの歌唱シーンでは、リクとミナミの想いのタケが溢れ出ており、健人くんのナチュラルな涙に誘われて、もう何度も訪れていた涙腺崩壊が更に加速し大号泣せずにはいられなかったです。
それぞれがそれぞれの大切な人を思いやる心を忘れずに、何気ない日常が普通に過ごせている事に慣れず、大切な人には感謝の気持ちをキチンと言葉で伝えなくてはいけないなぁと
この映画で教えて貰った気がします。改めて痛感。
三木監督の世界感、本当に素敵でした。
今度は大切な還暦の主人を連れて観に行きたいと思います。
中島健人とミレイさん
歌が世界を変える王道のラブストーリー
もしかしたら夢オチかなと思っていたら、ちゃんと世界が変わっていました。パラレルワールドで複雑な話になるかなと思っていたら、共感できる王道のラブストーリーで、ミナミが冒頭の歌を歌う辺りから、じわじわと感動しました。
milet(ミレイ)さんは、お嬢様という感じで、新鮮なんだけど、どこかで見たような顔です。エクボが可愛いです。
別世界に飛ぶのは「ファーストキス」に似ているけど、本作の方が圧倒的に感動がありました。
パラレルワールドと恋愛ものの絶妙かけ算!
①様々な表情の中島健人が見られて楽しい
②miletが等身大でカワイイ&歌声は最高!
③周りの人もよい人たちで安心して見てられる
以下、ネタバレありです。
パラレルワールドものはドキドキヒヤヒヤすることが多い印象ですが、本作は終始カワイイ&ほっこりでした。
期待通りのハッピーエンドで、鑑賞後はとても幸せな気持ちになれます。
とはいえハッピーエンドにすんなり進むわけではなく、直前の切ない部分は涙止まりませんでした。
主人公(中島健人)が「やり直せるなら!」と今の世界でひたむきに努力する様子に若さならではのエネルギーをもらった感じです。
(当方おばちゃんです)
主人公を応援して世話焼いてくれる先輩(桐谷健太)のストーリーもよかったです。涙。
始まったばかりの映画なので、miletの主題歌がこれからもCMで聴けるのが嬉しいです。
以前から様々なドラマ主題歌、挿入歌で深い歌声と思っていたので、彼女の歌を大画面で聴けてよかったです。
自宅の小さい画面ではなく、映画館で見てよかったと思える作品でした。
製作関係者、キャスト、スタッフのみなさん、楽しませて頂きました。
ありがとうございました。
以上です。
敬称略で失礼いたしました。
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