「ベタベタしない柔らかな恋愛映画です、早く映画館に行って!」知らないカノジョ あさこさんの映画レビュー(感想・評価)
ベタベタしない柔らかな恋愛映画です、早く映画館に行って!
この映画、2/28に封切られて約一ヶ月、4/3(木)で最早終映です!(うちの近くのTOHOシネマズでは)
関東地方を少し調べてみたら、レイトショーのみになって続くところもあるみたいですが。
『大作』ではないけれど、心温まるいいお話です。
「これは観なくても良かった〜(°_°)」はありません(多分)。
迷っている方は大急ぎで観に行ってね!!!
私は2回観ました(^^)
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中島健人主演、milet(ミレイ)助演、ちょっと切ないラブストーリーです。
ベタベタの恋愛映画ではなくて、ファンタジーの要素もある、良い映画だったと思います。
中島健人は、過去にも映画に何本か主演していますが、この作品は、アイドルグループから卒業しての一作目。アイドルを脱ぎ捨て、欠点もあって素朴な、どこにでもいそうな青年を好演していました。こんな泣き虫いる?というくらいの、彼の素直な涙に思わずもらい泣きしてしまいます。
お相手のmilet (ミレイ)も、本業がシンガーとは思えないほどに、瑞々しく自然な演技でした(演技の勉強を一年間したそうです)。スターになってからの姿も純朴で可愛い。歌もパワーがあって、実際の彼女のコンサート映像を使ったというコンサートのシーンも圧巻でした。
予告にもあり、インタビューでもキャストが「ここを観て欲しいです」と言っていた『レストランのシーン』は一番良かった。見つめ合うリクとミナミ、同じ世界を全く反対の方向から見ていて、キラキラするミナミと、対してリクは…。
夜のレストランの窓の外の景色や、カメラワークや照明も綺麗でした。
ポイントポイントで話を回してくれる桐谷健太の演技も良かった!映画全体が甘さに流されなかったのは、彼の芝居の持ち味だったと思います。敢えての地味目の中島健人より、桐谷健太の方が存在自体が派手で楽しく、リクとカジさんの仲の良さが暗くなりそうな空気を救っていました。
吹雪ジュン、八嶋智人、眞島秀和、脇の俳優陣も良かった。中村ゆりかの役はちょっと可哀想だったかな。
後半ハラハラさせられるけれど、結末はお楽しみで!
後で「観て来ました」という方に向けて『ネタバレコメント』を送ります
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