「異世界から来た男が、異世界では貴女と僕は夫婦でした。と言うが、これはシャマランとかA24制作のホラー映画だよね?」知らないカノジョ 病人28号さんの映画レビュー(感想・評価)
異世界から来た男が、異世界では貴女と僕は夫婦でした。と言うが、これはシャマランとかA24制作のホラー映画だよね?
大ヒットしている歌姫のとこに、突撃して、
私のいた世界では、貴女と私は夫婦でした。
って、説明するが、シャマランの「 ノック 週末の訪問者」みたいな、黙示録を盲信する集団とか、A24制作のホラー映画並みに怖いぞ?
主人公は、ヒロインの唯一の身内のお婆ちゃんがいる老人ホームに乗り込んで、本を読むことが出来ないお婆ちゃんの為に、本を音読する係になる。
この本がラストの伏線になるのだが、読んでほしい本の筈なのに、この本は読めない本なのだ。その理由は判明するのだが、上手くも何ともない理由なのだ。
これは、感動させるつもりなのか?これで、感動する人って、随分とおめでたい奴じゃないのかい?
いわゆる、異世界転生ものだが、小説家だった主人公が異世界にジャンプすると、出版社勤務なのだが、すぐに売れて大作家先生で社会人経験が無いのに、普通に仕事が出来ている?
何故だ?出版社勤務を経験してから、作家になったというエピソードが無いとおかしくないかい?
大学で先輩だった人が職場の上司で、異世界から来たという主人公の妄想をあっさり、受け入れすぎだし、風吹ジュンお婆ちゃんが異世界の記憶まであるのは何故だ?異能力者か?ナイヤーラトテップなのか?
ラストで、異世界に戻る為の方法を思いつくが、何故、その方法が思いつくのかが分からない。
少し、思い返すだけでも、これだけ疑問が出てくる。詰まるところ、この映画はエピソードが少なすぎるから、監督と脚本家の脳内では、ストーリーが繋がっているかもしれないが、
これを、物語りというならば、お粗末の一言で片付けられてしまうぜ?
何故、これだけ、エピソードが無い理由だが、映画が始まってから、しばらくして、
このカップルが夫婦になるまでの、MVが長い!長い!体感時間15分くらい、キャッキャッウフフする映像が流れて、例えるならば、チャーミーグリーンの手を繋ぎたくなるCMを、時計仕掛けのオレンジの拷問のように見せつけられる。地獄のような時間だった
で、このチャーミーグリーンのCMの途中で、スタッフ名が英語で表示される。初っ端から、海外展開を考えているのか?自国オリジナル作品でなく、海外作品の焼き直しに過ぎないのに?人の褌で相撲をとるたぁ、随分、虫がいいじゃーあーりませんか?
miletの歌と演技がなかったら、大惨事になるところだった映画。お勧めしません!
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。