「元の世界に戻るのではなく」知らないカノジョ ドン高いさんの映画レビュー(感想・評価)
元の世界に戻るのではなく
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いきなり結末の話ですが、
好きなハッピーエンドでした。
元に戻るのではなく、
先に進んでいったんだなと。
きっと、運命を書き換えたことで、
リクがベストセラー作家な元の世界も
ミナミが大ヒットミュージシャンな世界も
そして最後の結婚式の写真の世界も…
この先どの世界も同じように
ミナミがレストランで語った未来に、
2人が夢を叶えて2人で笑い合える未来に、
辿り着けたと思うんです。
パラレルワールド物だけど、ラストで、
どの世界にも希望を感じることが嬉しかった。
リクは、中島健人くんの感情移入させる
表情や仕草の移り変わりが素敵でした。
大学でのI stillを歌うライブシーンで、
リクが観客たちを見る表情と仕草で
私も「この光景を奪いたくない」と思ったし
リクがそう思ってると何も言わずとも分かる。
そしてまた、
miletさんがミナミそのものとして演じきり
ミナミを幸せにしたいと思わせたからこそ
より「夢を叶えてほしい」と応援できた。
どちらの世界のミナミも好きになりました。
カジさんやお祖母様なども語りたいですが
そこはリピートして噛み締めようと思います。
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