「大人を馬鹿にする目安」劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師 猪古都さんの映画レビュー(感想・評価)
大人を馬鹿にする目安
担任の先生が行方不明になり、戦争に巻き込まれて行く話。
良い点
・子供が観られるように頑張って作っている
・土井先生
悪い点
・関係性がやや分かりにくい
・ややくどいシーンも
・終盤が雑
その他点
・「忍たまきり丸」ではないのは縁の下の力持ちに対するリスペクトなのだろうか。
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ぽぽさんのコメント
2025年7月20日
初めまして。土井先生は尊奈門との戦いのシーンで月に見つかり、月の呪いにかかっています。この呪いはちょうど1ヶ月で切れたそうです。尊奈門と戦っている平野だけ月に照らされています。土井先生が川に飛び込むシーンで三途の川に飛び込んだことになり、呪いが成就しています。天鬼のモチーフはウサギだそうです。
きり丸が見た悪夢は月の呪いを表しています。きり丸がいつもする内職のアルバイトは造花作りですが、この映画だけポイ作りをしています(月の象徴…?)また、囲炉裏の炎の色が緑色で、硬貨を燃やした色です。きり丸が終盤で叫ぶ「払ってたまるか六文銭」は三途の川の渡賃を表しているのですが、中盤のきのこ狩りのアルバイトで稼いだお金が五銭しかなくて六銭に足りていない描写もあります。また、字幕で見ると「私は天鬼ではありません」と言うセリフの名前が土井先生ではなく天鬼になっており、記憶を取り戻す前に天鬼がきり丸にほだされたことになっているそうです。軍師の映画のガイドブックを買うと天鬼の鬼のツノの部分が無くなっているイラストがあるのですが、優しい鬼に戻ったとのことです。また八宝斎も同じ呪いにかかっています。映画の八宝斎は普段の性格と違います。考察は、自分が調べたわけではないのですが、Xの考察を見て知りました。
