「バスケについてある程度の知識が必要なので注意。」リバウンド yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
バスケについてある程度の知識が必要なので注意。
今年162本目(合計1,254本目/今月(2024年4月度)36本目)。
(前の作品 「ゴジラ×コング 新たなる帝国」→この作品「リバウンド」→次の作品「キラーナマケモノ」)
実話をもとにした、高校バスケのお話。
日韓ともに高校の学校のスポーツ競技が偏る傾向がある程度見られるというのは同じようですが、スポーツごとに規模は違っても日韓の各国内で開催されるそれらの高校球技大会の類で、こうした「ギリギリ成立するチーム」をチームに入れるか入れないかはまた見解の違いもあり(日本は安全性を重視するので、控えも含めて最低何人以上いないといけない、等となっているものが多い)、似た部分、違う部分あります。
実話ものなのであることないこと描けず、ドキュメンタリー映画の要素もあります。上記に書いた通りバスケ自体が韓国ではメジャーではない球技のようで、専門用語については左下に「韓国語による説明」が入りますが(一つの語に対してある程度の長文が出る)、その部分の日本語訳はなし。まぁ、日本も韓国もバスケの普及率という観点ではそうそう違わないと思うんですが…(日本ではスラムダンクほか漫画媒体で知られるようなったとは言いうるが)。
こうした事情とともに、バスケ特有の速度の速さとがあいまって、日本語字幕とセリフが同期していなかったり(シュートだ、と言ったら画面上もう得点している等)、他の方も触れていますが、「何かよくわからない謎の字幕」はあります(正直よくわからない)。
この映画の「細かい個々の選手が抱えている問題について、当該選手が取った選択」についてはこれまた日本・韓国、また当事者非当事者などでも見解の立場は分かれましょうが、「成人に準じた年齢の扱いとなりうる高校生の子の一人のとった考え」という場合、それについてどうこういうものではなかろうといったところです。
ややバスケに関してルールの知識があると有利なので、youtubeほかで検索するといくつかルールを説明する動画等でます。これらの知識があるとかなり有利かなと思えます。
採点上、特に気になる点まで見当たらずフルスコア扱いです。