劇場公開日 2025年1月24日

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雪の花 ともに在りてのレビュー・感想・評価

全169件中、41~60件目を表示

4.5壮大な命のリレーA Grand Relay of Life

2025年2月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

種痘のこと、知っているようで知らなかった。

この映画では、
如何にして、天然痘治療が日本にやって来て
そして根付いたのか描かれている。

こんな風に描かれているのを観て、
種痘の種をこんな風にして、人に植えて
そのウィルスの抗体反応によって出来た膿を
人から人へ繋げて行くことを理解した。

他の病気についても、
過去の人たちがこんな風に積み上げて来たから
治療法が確立されて今があるし、
その積み重ねは今も続いているのだ。

なので映画の中で、ようやく手に入れた種痘の種が
腕に根付いた時、皆が歓喜した理由が理解できた。
それも翻訳された書物から得た知識で、
写真もない時代に。

落ち着いた画作りで描かれているので
登場人物がより際立って、
あの頃から今まで地続きなんだと実感できる。

フィクションだけれど
南方仁と同時代なわけで、
春嶽公の名前が出たあたりで、
おお、竜馬・・・、と
頭がぐるぐるしていた。

個人的にツボだったのは、
主人公である笠原良策とその妻、千穂が
メチャクチャ武術的に強いこと。

良策が悪漢をボコボコにした後、
治療はするが前払いだ、しかも5両て・・
あとでちゃんと治療して、
子分になってたら面白いな。

この映画は、子供に観てほしいなと思いました。
親子で来て、親子で話すと良い
そんな映画だと思いました。

I thought I knew about smallpox vaccination, but I realized there was so much I didn’t know.

This film depicts how the treatment for smallpox arrived in Japan and took root in society.

Watching it, I finally understood how the smallpox vaccine was transferred from person to person. The vaccine was inoculated, and the pus produced by the immune response was passed along, ensuring its continuation.

It made me think about how treatments for other diseases were also established through the tireless efforts of people in the past. Thanks to their dedication, we now have effective treatments, and this process is still ongoing today.

So when the long-awaited smallpox vaccine finally took hold on someone’s arm in the film, I could truly understand why everyone rejoiced. And to think that all of this knowledge came from translated texts, in an era without photographs.

The film’s calm and composed cinematography allows the characters to stand out, making it feel like a continuous thread from that time to the present.

Although it’s a work of fiction, it takes place in the same era as Jin (the TV drama), and when the name of Lord Shungaku was mentioned, I couldn’t help but think, “Oh, Ryoma…” My mind was spinning with connections.

One thing that really got me was how incredibly skilled in martial arts the protagonist, Kasahara Ryosaku, and his wife, Chiho, were.

After Ryosaku beat up a group of thugs, he told them, “I’ll treat you, but payment is required in advance—five ryo.” That line was just too good. It would be amusing if, after getting treated, those thugs ended up becoming his followers.

I felt this is a movie children should watch. It’s something parents and children should see together and then discuss.

That’s the kind of film it is.

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新米エヴァンゲリスト

1.5脚本がとにかく最悪でした。

2025年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

名作「居眠り磐音」の柳の下にドジョウが二匹の企画なのか、同じ松坂桃李+芳根京子の名優コンビによる時代劇2作目でしたが、どうにもこうにも救いようがありませんでした。

おそらく脚本に対して充分なリサーチ人材・予算を用意できなかったことが最悪の原因なのだろうと思います。

「種痘に対して嫌悪を覚える領民」の『心』。
種痘は怖い。
牛になると噂を聞いた。

この手の流言蜚語によって恐れおののく領民の心を、いかにして転換し、領民たちが広く種痘を受け入れるようになったのか。
これこそ本作が、現代人の問題意識(ワクチン・流言蜚語など)にも通じるはずの重厚なテーマであるはずです。

いったいいかにして、主人公たる町医者は、領民の心を転換できたのでしょうか。

現実に、領民の心を転換できたからこそ、種痘が領民に受け入れられたのです。
必ず、その苦労、その方法、その戦略など存在していたはずです。
リサーチャーは、なぜそういう現代に通用するテーマを調べ上げることができなかったのか。

ご家老が3人の医者を叱責し、平伏させました、という程度で、領民の猜疑心が解消できるはずなど、ありえません。

答えは存在していたはずなのです。
だからこそ種痘が受け入れられたのですから。

その正答を探し出し、描かせるのが、リサーチャーの仕事です。
リサーチャーが仕事をしていない。
かくて、最低最悪のシナリオが出来上がってしまったというわけです。

峠道が雪道だったのでウンタラというような、小手先でピンチを捏造する程度では、観客はまったく騙せません。

脚本がダメだから、名優・芳根京子の演技を楽しめるシーンすら、でてきません。
宝の持ち腐れとはこのことです。

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お水汲み当番

2.0起承「承」結

2025年2月11日
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鑑賞方法:映画館

単純

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赤福餅

3.5医は算術にあらず、仁術なり

2025年2月9日
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鑑賞方法:映画館

映画はゆったりと進んでいく。
小泉 堯史監督のカメラワークで、自然と人物、そして史実に基づいた物語が丹念に描かれている。
派手さはまったくなく、大きな感動も盛り上がりもない。ただ歳のせいか、たわやかな映画を観ていると、心が安らかになり、ちょぴり人に優しくなれそうな自分に気付かされる。
ほんと、医は算術にあらず仁術ですよね。最近の産婦人科の減少と美容外科の急増を憂いながら。

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じん

0.5退屈

2025年2月8日
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鑑賞方法:映画館

笑える

セリフの棒読みはわざとですよね。役所広司ですらそうなんだから。何かを狙ってのことなんだろうけど、それは、しっかりとしたストーリーがあってのこと。史実に基づいて作られているということは、あの時代に苦労して種痘を導入した医師がいたんだろうけど、その苦労が全く伝わらない映画でした。

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はやと

4.0実話とは。

2025年2月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

こんな方がいたとは。
全く知らなかったです。
松坂桃李さんのまっすぐな演技伝わりました。
授業で扱ってもよい内容だと思う。

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abebe

2.0余韻はない

2025年2月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

なかなかのダイナミックなストーリーにも関わらず、作品づくりが稚拙な感じがした。

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kurakorin

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2025年2月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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レンレン

3.5名を求めず、利を求めず

2025年2月6日
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鑑賞方法:映画館

名を求めず、利を求めず

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ボブ

3.5…あなたには生きていてほしい

2025年2月6日
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鑑賞方法:映画館

知的

江戸時代末期
流行り病天然痘で命を落とす村人
に心痛めた福井藩の町医者
…笠原良策(松坂桃李)
天然痘を
撲滅するための労力
を惜しまない姿に感動する
始終、台詞や立ち振舞い
静かな雰囲気が心地よかった
…見応えとしては
花が咲いて成功した時の喜び
雪嵐のなかを命をかけて峠越えするところ
妻の千穂(芳根京子)の
凛とした温かい言葉に励まされる

観終わってから思うことは
全体的にはよかった
ですが…ちょっと残念なところもあって
あの時代だからこその
…台詞
なのかも知れませんが…
確かにその通りの台詞が
もっともすぎて
いまひとつ入ってこなかった
ここは脚本でどうにか今の人たちに
届く台詞が無かったのかなとも思った

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しろくろぱんだ

4.0ゆったり観られた

2025年2月6日
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泣ける

悲しい

幸せ

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はるごはち

4.5名を求めず、利を求めず

2025年2月5日
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怖い

知的

難しい

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まこやん

5.0知らなかった感動秘話

2025年2月5日
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泣ける

楽しい

知的

まさか江戸時代にワクチンやってたとは、勉強不足でした~😅
凄い感動的な映画でした、
主役もぴったり、役所さんは当然の事、妻役の芳根さんもハマってましたね~👏
最後の芳根さんの男之助、太鼓最高でした、
いい映画観せてもらいました、有り難うやんした~☺️

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辛口慢

2.0疑問点がいっぱい

2025年2月5日
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鑑賞方法:映画館

テーマはとても良いと思います。
実話ベースで、鎖国下で異国の予防医療という考え方を実践した医師のお話…大変興味深いです。

ただ、鑑賞中は次々と疑問が出てきて、鑑賞後の今も、「?」がいっぱい。
なぜそこでお風呂に入ったの?
場面つなぎのようにひたすら歩くシーンがあるのはなぜ??
なぜそこで突然歌うの???

新しいものを採用するにあたって、それを受け入れられない人たちの妨害工作や抵抗感を、どのようにして打開していったのか、そこを丁寧に描いたほうが良かったのではないか、と思いました。(チラッと触れられてはいましたが、本当にチラッと触れた程度だったので。)

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まみぃ

2.0いい歴史ですね

2025年2月5日
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この映画を通じて、知らなかった歴史に触れることができたのは、とても貴重な体験でした。映像美やロケーションの素晴らしさ、そして技術スタッフの尽力には目を見張るものがあり、映像やロケーションとしての完成度の高さは間違いありません。

しかし、個人的には物語に深く入り込むことができませんでした。淡々と進むストーリーのせいなのか、それともキャラクターの人間味や遊び心がもう少し欲しかったのか——どこか心を強く惹きつける要素に欠けていたように感じます。

とはいえ、歴史的背景を丁寧に描き出し、映像表現にもこだわり抜かれた作品であることは確かです。この題材に興味がある方には、一見の価値がある作品だと思います。

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スピリットくん

3.5医者とはこうあって欲しい

2025年2月4日
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幸せ

江戸末期、天然痘の予防のために奔走する姿は、あの時代の大変さ、人の噂の真偽、徒歩での移動の距離や雪の山越の難しさを感じながら鑑賞させていただきました

美容整形を選ぶお医者様が増えていると聞きます。

主人公のようなお医者様が沢山いてくれる事を祈ります

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西国くん

3.5⭐︎3.6 / 5.0

2025年2月4日
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鑑賞方法:映画館

2月3日(月) @映画館
雪の花 -ともに在りて-
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何が凄いって千穂さん!一点の曇りもなく夫を信じ、支えてくれる存在が羨ましいぞ🥹あっさり展開だけど心温まる作品です☺️
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#映画好きな人と繋がりたい

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まー。

2.0とてもいい話なのだが、期待し過ぎてしまった。

2025年2月3日
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鑑賞方法:映画館

単純

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Tabby

3.5少し地味かな…⭐︎

2025年2月3日
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福井藩に実在したとされた医師の物語。
江戸末期に流行した疱瘡(天然痘)の予防法に命懸けで奔走する医師・笠原良策を
松坂桃李が演じる。
彼の凛とした姿勢の良さが余計に笠原のまっすぐに医療に打ち込む生き様を引き立てる。
脇を固める妻役の芳根京子、三浦貴大、吉岡秀隆そして役所広司と贅沢な配役で、物語
自体が派手な場面なく展開していくがそれなりに最後まで見せる。

見せ場は後半の峠越えになるのかもしれないけどあまり盛り上がりなく物語は終わりを
迎えてしまう。
事実に基づいたとのことなので確かにそんなに派手な事件は起こらないのだろうが少し
地味な印象になってしまった。
絶滅危惧種の時代劇でこれだけの役者さんを揃えながら少し残念。
観客も日曜日なのに年配の方ばかりだった。
「侍タイムスリッパー」のような作品ばかりになってもつまらないし、時代劇は
これからも難しい…。

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☆ムーミン

3.5福井の美しい風景

2025年2月3日
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koji