劇場公開日 2025年1月24日

「神社や町の小さな祠に疱瘡神と云う石塔を見たことがありませんか。」雪の花 ともに在りて 映画好きの67歳!ボケ防止のために感想を記録していますさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0神社や町の小さな祠に疱瘡神と云う石塔を見たことがありませんか。

2025年1月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

疱瘡(天然痘)は江戸時代では死病とされていて、これを撲滅するために奮闘した福井藩の町医者笠原良策に吉村昭さんが光を当てました。
私は原作を2年前に読みました。

今回の映画では主人公の笠原良策を松坂桃李が熱演していましたが、良策の妻千穂を私の大好きな芳根京子が演じ、良策を導く蘭方医日野鼎哉を役所広司が演じました。

江戸時代末期には笠原良策や師匠の日野鼎哉、大阪適塾を開塾した緒方洪庵、妻や実母を実験台にして日本初の麻酔手術を行った華岡青洲、福井藩には医者ではありませんが、幕末の志士橋本左内は緒方洪庵の適塾で医学を学んでいました。

この映画でそう言う人達が改めて名前を知られることになったのであれば、今回笠原良策が映画になって良かったと思います。

コメントする
映画好きの67歳!ボケ防止のために感想を記録しています