愛に乱暴のレビュー・感想・評価
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ぴーちゃん
ミステリアスな雰囲気に包まれる作品
献身的で“良い妻”
姑にも積極的にコミュニケーションを取り
ゴミ捨て場の清掃も自主的に行う
まるで完璧な主婦
しかし夫はそんな妻に無関心
それでも妻は毎日の勤めを果たしていく
夫の不倫が発覚
終始、妻が見ていたSNSは
実は自分の過去の投稿だった
まるで夫の不倫相手のアカウントかもと
思っていたが
心理的トリックにハメられた
つまり“妻”も
実は夫の“元不倫相手”だと言うことが判る
しかし再婚後流産し
そこからかなり精神的ダメージがあったのだろう
床下に埋められていたのは
我が子に着せるはずだったロンパースと靴下
それは
お菓子のカンカン詰めて
床下の土の中奥に埋めたのだ
きっと悲しみも悔しさも
全ての感情をそこに埋めたのだろう
実家に寄った時の
姪や甥に見せた“あの顔”が
彼女の本来の顔だったのでしょうか
あの時の笑顔はあのシーンしか見れない
クズ男は
一生クズ男
きっと彼女は
これからも大丈夫
きっと大丈夫
岩代太郎の
不穏でミステリアスな音楽が響く
江口さんの多彩なワンピースが映画の雰囲気の救い
チェーンソー買うことまずないね(追い詰められているんだなー)
江口のりこ主演作が続きますね。
今作は吉田修一の小説を映画化。
主人公の桃子が、現実を見ないようにしながら、鬱屈とした日々を過ごす話。
夫の不倫をメインに、義母との関係や仕事の問題など、満足のいかないストレスフルな日々。
桃子が徐々に壊れていくのだが、正常な範囲とでも言おうか、理性はあり自分をどうにか保とうとする。
首輪してるのに捨てられる猫の話は、指輪してるのに捨てられる桃子?揶揄してるのかと思った。
*以下、小説のネタバレ含みます。
映画化を知って読んだ原作では、夫・真守の不倫相手の日記がところどころ差し込まれるが、実はそれは桃子自身のものだと、中盤辺りからわかる。
夫の真守は不倫体質か。桃子も二番目の妻なのだった。
設定全く違うけど、映画ではそういう女性の心のつぶやきが、不倫相手のものと思われるSNSだった。
チェーンソーで穴あけた床下でベビー服を見つけるが、二人が住んでる離れは、真守のおじいさんの愛人が住んでた場所なんですよね、原作では。ベビー服はその愛人の準備してたものだったかな?記憶も曖昧。。映画は家族のことにほぼ触れてないし設定違うのでしょう、その辺りはわかりにくかった。
あと…最初の方の婦人科の場面で、カーテン開けたままの診察にかなり違和感。
それと…江口さんの初ヌード?見せる必要ありましたかね。個人的にはない方が良かった。
さらに…ホームセンターの李君が近所の子っていうのも映像ではわかりにくかった。
以上で星3つです。
風吹ジュンさんは流石、わかりあえない姑役がうまかったです。
最初から漂う不穏な空気感
がとても良かった‼︎
中盤あたりから段々と壊れていく日常、桃子が凄かった‼︎
好きなシーンは桃子がだんだんとおかしくなっていったけど最後の最後で「ありがとう」と言われる所です‼︎桃子にちょっとだけど救いがきたように感じれてとても良かったです
あとは畳の下にあるものには驚きました‼︎
そしてなんといっても主演の江口のりこさんの演技‼︎本当に凄かったです‼︎
愛は丁寧に!
江口のりこさん、
「戦争と一人の女」での不思議な魅力に魅了されてから大好きな女優さんですが、
今回は、一段とハマりまくりで最高でした!
そんな、江口のりこさん演じる桃子の
ヤバい一歩手前の危うさに目が離せず
どうにか理解しようと全集中している自分がいました。
もう、終始 心がヒリヒリした…。
たまに入る滑稽さが
余計に桃子をヒリヒリと魅せてくる。
家の縁の下から頭だけ出して
お義母さんと話す場面は、
シュール過ぎて苦笑いしてしまった。
ブログもねぇ…あらまぁ…ですわぁ。
とか言いつつも、わたしには、
ただただ真守がクソッタレでしかない気がしてしょうがない。
二度同じことするやつは、もう一回するんじゃないのー。
ホンマ、なんやねん!楽しくないって…
桃子が楽しそうにしていると楽しくないって…、
その言葉、痛すぎるよ、だいぶ。
そりゃ、楽しいが大事だけど、結婚するまで気づかないもの???
それとも、あれか、桃子本人が、結婚できて、真守が自分の物になった時点で、
優越感と満足で、人が変わっちゃったのか!???
原作読んだら、その辺りも解るかなぁ…。
でも、もっとヒリヒリしそうだから止めておこうかなぁ…。
とにかく、なんかオモシロ、という後味の作品でした。
どこが乱暴?
自分のスタイルがある妻と、適当な夫は合わないよなあと思いつつも、妻の暴走と言われるものもそれほどとは思わなかったし、作品として壊れたように見せつつ、主人公も壊れたように見せてると言っていたように、そうなんだろうと思った。追い込まれるとヒトってああなるよなあと思うし。。
夫が懲りない人で因果応報な話だなという結論だけど、結局何が乱暴なのかは原作見ないとわからないのかな、、匂いフェチの描写の意味も放火の位置付けも、、
身をつまされる所もあったので遠い目で見てました。
【”有難うって言ってくれて、有難う。”今作は一見、平凡な日常を過ごす主婦が周囲の出来事に心を惑わされ冷静さを失って行く様を描いたヒューマンサスペンスである。江口のり子さんの姿は、怖くて哀しいです。】
ー 今作でモモコを演じた江口のり子さんはとっても怖くて哀しい役を屹立した存在感で演じているが、愚かしき夫マモルを演じたのが小泉孝太郎さんだとは、途中まで全く気付かず。爽やかな雰囲気を一切封印している。マア、不倫夫を演じているのだから、そりゃあ、そーだ。
そして、今作では、マモルもマモルの母(吹雪ジュン)も、モモコのささやかな幸せを得るための様々な行為(料理、ゴミ出しetc.)に対して一度も【有難う】と言わないのである・・。
今作の胆は、モモコの幸いを求める行為に対し、それを当たり前と思い【有難う】と言わないマモルとマモルの母の姿であり、その姿を見て葛藤するモモコの言動なのである。私は、モモコは基本的に善人だと思うのである。ー
◆感想
・序盤から非常に不穏な雰囲気が漂う映画である。モモコは朝、同じ敷地内の本宅に住む義母の所に行きゴミ袋を貰い、ゴミ捨て場に持って行く。
モモコは、夫と”離れ”に住んでいるので、義母の存在は”軽いストレス”ではないかな、と思いながら鑑賞する。
そして、モモコが住む町ではゴミ置き場での不審火が多発する事も描かれる。
・モモコは矢鱈に匂いを嗅ぐ。隣で寝る夫マモルの匂いを嗅ぎ安心して眠ったり、”出張先”の香港から戻ったマモルのトランクを開け、ワイシャツの匂いを嗅ぐ。
そして、夫のために一生懸命”肉”料理を作り、カルチャーセンターで石鹸作り教室の講師として頑張る。
だが、義母からは自覚無き悪意がビミョーに含まれた言葉”マモルは魚が好きなのに、モモコさんは肉料理が多い。”とか”石鹸作り教室で、月どれ位になるの?10万くらい?”とか。
すると、モモコは心の平穏を保つが如く”ピーちゃん‼”と言いながら、愛猫(と言っても、一度も描かれない所がミソ)を探すのである。
・モモコは産婦人科に通っている。この意味も後半分かるのである。
■物語は、ドンドン不穏な空気になって行くのだが、序盤からモモコがスマホで見ている”妊活”のラインの言葉が怖い。そして、この意味が後半分かるのである。
更に、ヤッパリ告げられる夫からの不倫の告白。そして言われる”君といても、楽しくないんだよ・・。””彼女と会ってくれないか?”
ウワワワ。江口のり子さんの一重の眼が狼狽しながら、挙動不審になって行く姿がヒジョーに怖い。
・そして、モモコはホテルのロビーで夫の不倫相手のナオ(馬場ふみか)と会うが、離婚を激しく拒絶する。
更にモモコは、何故か自宅の庭で育ったスイカを抱えてナオのアパートに乗り込み、卓袱台の上に”ドン‼”と置いて、ナオに”妊娠何カ月なのか、職業、年齢は?”と問いただし、あろうことかナオが差し出した母子手帳を握り”良いな!逃げ場のある女は!”と吐き捨てるのである。で、アパートを出るがナオの部屋から大きな音がすると、急いで戻り戸を開けると割れたスイカが玄関に散乱しているのである。
・更にモモコは、義母から貰った冷凍してあった魚が庭に放り出されている中、一度は畳を上げたが戻していた畳を再び上げ、東南アジアから来た、たどたどしい日本語の職業実習生の青年がレジをするホームセンターで買って来たチェーンソーで床板を切り始めるのである、轟音を立てて。更にはナオの家から服を取りに来たの驚愕するマモルの前で、柱にチェーンソーで切り始めながら、”アンタもやるか?”と宣うのである。怖いよお。
・床下に潜ってモモコが土の中から取り出した金属の箱に入っていたモノ。それは、モモコが且つて、妻がいたマモルの子が着る筈だったベビー服であり、モモコはそのベビー服に顔を埋め匂いを嗅ぐのである。このシーンでそれまでのモモコの行為全てが氷解するのである。彼女も又、不倫の末にマモルと結婚した女であり、そのために義母に対し後ろめたい気持ちが有った事や、ささやかな幸福を求めようとしていた事が分かるのである。
<再後半、モモコはフラフラとゴミ袋を持って夜に道を歩いている。ゴミ置き場は炎に包まれている。警官に職務質問をされたモモコはゴミ袋を捨てて裸足で逃げ出す。
そして、転んだ時に居合わせたホームセンターの職業実習生の青年は、モモコに自分のサンダルを履かせてから”何時も、ごみ置き場をキレイにしてくれて有難うございます。”と言うのである。そして、その言葉を聞いたモモコは、我に返るのである。
【有難うって言ってくれて、有難う。】
ラスト、モモコは晴れやかな顔でアイスを食べながら、晴れ渡る夏の空の下解体される”離れ”を本宅の縁側で眺めているのである。
今作は、平凡な日常を過ごす主婦が周囲の出来事に心を惑わされ冷静さを失って行く様を描いたヒューマンサスペンスであり、且つ、人間として当たり前の親切な行為に対してはキチンと”有難う”と言う大切さを根本に置いて製作された作品なのである。>
たった一言の「ありがとう」だけで
この映画の印象を選ぶのがすごく難しい。
悲しいとも、難しいとも、怖いともちがうし
予告で見たような姑関係や浮気の発覚……
そしてチェンソー、軒下。
バイオレンスな流れかと思いきや
そんな突飛な事も起こらない(逆にそれがリアル)。
浮気相手の家に押し掛けるものの
母体に何かあったのでは!? と
心配して戻る桃子の姿なんかはすごく真っ当だし
姑も極端に嫁をいびると言うわけでもない。
ただ
夫、姑、社会、(元)上司、姪、甥、恋人、子ども……
生きがいなんて大それた事でなくとも
桃子はずっと
誰かに必要とされたいと思っている。
誰かからの「ありがとう」の一言
そのたった一言だけが欲しい
自分が生きている意味を見出したいからなのかな
最後の離れの解体は
そんながんじがらめになった自分からの解放にもなったのかも
桃子の顔は晴れやかだった
何気なく言っている「ありがとう」が
誰かの活力になっている可能性がある。
満たされたいと思う前に
まずは自分から誰かに声をかけられたらな。
一つどうしても気になった事!
産婦人科の診察のシーン
診察中は、カーテンを閉められていますから!
そこはどうしても気になった。
主人公桃子の凄みと哀しさ
江口のりこさん観たさに公開試写会へ。
主人公桃子の凄み、哀しさ、後悔、いじらしさが滲み出ていて今作も期待を裏切らない。日常のルールを守り、好みのインテリアや食器、石鹸づくりを大事にしている桃子。元上司との会話からも、きっとコツコツ真面目に働いていたのだろう。
ラストのニットの色が鮮やかだったのは桃子、夫(この時点では元夫かな)、姑、おのおの自分の選択ができたなら救いだ。
ありがとうの一言が沁みる時ってある。過去の出来事が桃子の心を脆くしているけど実はどこか強か。まだまだ若い。もう少し自信持って生きていって欲しい、なんてエールを送ってしまったのは私が江口さんのファンだからか。
彼女は試写会等で軽妙なトークで司会や私たちを沸かせる。ケレン味もない。本当にお芝居が大好きな女優さんなのだろう。そしてスタイルがよく、かわいらしい。
次回作は‥明るさ溢れるエネルギッシュな江口のりこを観てみたい。
「ありがとう」の発想がないひとたち
ありがとう、を言わないマモル。
言えないとかでなく、ナチュラルにありがとう、という発想がないよう。
でもって、その母親もそう。嫁にゴミ出してもらっても、捻挫した足を心配してもらっても、ありがとう、の一言がない。「はい、これ」「もういいわ」「呼び立てないで」って自分の感想や都合だけを相手に伝えて終わり。
だいたいあの年齢の一人暮らしのおばあさんなら、近所に茶飲み友達のひとりやふたりいると思うがいつもひとり。あれじゃトモダチいないよね、と納得した。
でもって、マモルは確かにこの母に育てられたんだと分かる。
嫁が流産した事実を、実母と一緒になって騙したとか騙されたとか、そういう発想しかできない親子。嫁の体や心を思いやるということが頭の隅にもない。
ここまで他者への共感力がないのは脳機能的に健常者ではないのかも。
ぴーちゃんは猫じゃなく。泥まみれで真新しい産着と添い寝する桃子が可哀想で胸がつまった。
略奪婚が成功しても、そういうオトコはまた同じことをしますね。
そういう性質だから。桃子は自分のしたことが盛大にブーメランとなって戻ってきたわけです。このオトコとも距離を置いたら良かった。
桃子の元上司みたいな調子がよく無責任な人も、関わるとこちらが傷つく。
だから距離を置きたい。
桃子は距離を置いて然るべきな、関わると毒にしかならない人たちと、自分を殺して丁寧に接し続けて、知らないうちに自分を傷つけ、傷を深くしていったよう。
どうしようもなく傷ついたときに、レジで顔を合わせるだけのホームセンターの外国人店員に、そっと自分のサンダルを差し出され、「いつもゴミ捨て場を綺麗にしてくれて『ありがとう』」と言ってもらって、涙を流す桃子は、どれほど自分が傷ついていたかそこで気付いたよう。
彼女が「明日からゴミは別々に捨てにいきましょう」と、姑に宣言、遅まきながらいい嫁辞めて自分を大事にする決意をしたのが痛快。
桃子がひとり、すっきりした顔で(多分)添加物満載のアイスを舐めながら座っていたのが母屋の方で、彼女はそこから離れが解体されるのを眺めていたような気がするが、姑がくれてやる、と言っていたのは離れの方だったはず。
桃子がマモルと姑とハナシをつけて、母屋をゲットしたならGJ!
放火犯が誰だったか、夫と愛人がどうなったか、結局わからないが、どうでもいいことのように思えた。
江口のりこが素晴らしい。
基本的に仏頂面、仏頂面で全部の感情を使い分けているような顔の表情が秀逸です。
悲しみのピーちゃんと怒りのチェンソー
原作未読。何の話か全く知らずに観に行きました。観ている途中で、これは傑作だと思いました。
個人的な感想です。
ピーちゃんは野良猫じゃなかったんですね。映像を黒枠で囲っていて、まるで他人の私生活を覗いているような雰囲気で、興味津々で見ていました。
桃子はゴミ集めの清掃をするマメな性格で、夫とは対照的なホームセンターの男性店員のような誠実さを求めていたのだと思います。
その男性店員もお客に怒られたりして、誰もが一筋縄ではいかない生活を送っていることに気づかされます。
ラストは、これまでの生活に別れを告げるものの、離婚の権利は握りしめたままということでしょうか。
江口のりこさんの怒りの沸点に達する演技が素晴らしく、終始画面にくぎ付けでした。
江口のりこ➕チェーンソー➕リフォーム➕スイカ
タイトルの4つのワードが桃子(江口のりこ)の心理と
複雑にリンクして
パワーアップするのが凄く面白かったです。
《ストーリー〉
不倫して妻なった女が、また不倫した夫と不倫相手に、
心理的に追い詰められ、正気を失ってゆくストーリー
江口のりこの演技に釘付けで、朝イチの回15人の観客が固唾を呑んで
凍りついてく緊張感が、堪らなかったです。
基本、桃子ってルールを守る良き主婦で、良き嫁で、
良き妻なんだと思います。
だけど報われない。
誰にも感謝されない・・・
夫(小泉孝太郎)に、日常の些細なの出来事を話しても、
生返事ばかり。
(またくだらない無駄話し、的な・・・)
実は桃子は夫の浮気に少し前から気付いています。
ワイシャツをクンクン嗅いでいましたし・・・
だから夫が浮気を告白しても、驚きません。
「いつもの通り、早く別れてくれれば文句は言わない」
そう言う腹づもりでした。
ところが、「妊娠してるんだ、彼女・・・」
不倫相手(馬場ふみか)は、
会ってみればおとなしそうに深々と頭を垂れて
消えいらんばかり。
桃子が馬場ふみかのマンションに乗り込む時、庭のスイカを
持参しますが、
このシーン「何故、スイカなのか?」
と、出品されたカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭(チェコ〕で、
若いチェコ人の観客に質問されたそうです。
森ガキ侑大監督の答えは、
「無料だから・・・」不倫相手にも手土産を持参する律儀さ、
無料(ただ)は言っても、スイカってめっちゃ重いですが、
桃子は軽々(ww)
(不誠実な元上司にも甘納豆を・・・真面目さが鬱陶しい、多少、
「別れない」と言い張る桃子に、
夫が最後に言ったセリフ。
「君といても楽しくない」
「楽しそうに話してると気持ちが冷めていく・・・」
(これは禁句、NGワード、
どうも真守は桃子の前にも、結婚してたらしいし、
2度あることは3度ある・・・
桃子が床下で聞いてしまう義母と夫の会話・・・
(悲しい過去、妊活しても報われず・・・傷を心にずうーっと、
(抱えて、耐えて、ストレスで壊れてゆく日常が、徐々に、
そんな桃子がもっとショックを受けたのは、
不倫相手(の職業が、なんと知的専門職・・・だった
おまけに若くて綺麗で従順そう(多分、どの女だって、最初はそう)
ムムッ専門職!!
この敗北感・・・(うーん、脚本上手い(森ガキ監督だけど、
【江口のりこ】の持ち味が最大限に生かされた映画でした。
どう見てもチカラ強そうだし、行動力も頭も切れる。
そんな江口のりこが普通の従順な主婦??!!
な、訳が想像通り、無いのです。
予告画面で持ってるものが、まさかまさかの電動ノコギリ。
★でも、誰かの手や脚をチェーンソーで切り刻むのかも?
とザワザワ怖くなる、桃子は事実かなり怖い・・・
ともかく江口のりこさん大車輪の大活躍。
☆上品でうつくしい人妻、
☆お洒落な石鹸教室の講師、
☆心と身体の傷の痛みにじわじわ壊れていく心理、
★はたまたシャワーシーンのバストトップ露わな大サービス、
ほんとうに今や向かうところ敵無し状態の演技派女優。
あどけない笑顔で赤いセーターでアイスキャンデー、
童女のように可愛かった・・・
さては、吹っ切れたかなぁ‼️
江口のりこ
が僕は好きだ。
だけど、ヌードシーンを観ても勃起はしなかった。
つまり役者江口のりこが好きなのだ。
朴訥と、根暗な印象も
チェーンソーで柱を切る時の難しい笑顔も
この役者さんだから演じられるんだろうな。
と感心するばかりだった◎
なお、ストーリーそのものは
現代社会の日本で当たり前のように横行する
無関心と自己押し殺しにより
突発暴発し起こりうる恐怖を描いているように感じ
同時に当たり前のようで当たり前にできなくなった
日本人と他国人の対比のようなものがあり
納得感ひとしおだったことを記載しておこう(^^)
レザーフェイス…なわけないか
日常のストレスを溜め込んだ主婦が夫の不倫で暴走し始める話。
ちゃんとしていないと嫌な主婦がゴミ捨て場のルール違反や汚れた様子にイライラしたり、夫のや義母との感覚のズレにストレスを溜めていく感じだけれど、なんだか自己評価が高くて、自分や現実を受け入れられない人にもみえる。
そして夫のカミングアウトで爆発かと思いきや、1人で暴走し始めて…えっ?そんな過去(゚д゚)!?あーそういう人たちね…。
なんで家知ってるの?とか、どうやって埋めたの?とか、そういえば放火もあるし…と一瞬解離性障害?とか過ったけれど、そんな難しい話しにもならず。
そして大暴走にも大勝利にもならずなんだかモヤッと終わってしまった印象。
無関心さと無意識の圧。
義母照子から無意識な言葉の圧を受け、無関心な夫マモルの浮気を察し、夫の浮気相手三宅奈央のSNSをチェックしながら状況把握し日常を過ごす初瀬桃子の話。
夫マモルの実家の敷地内の離れに住む義母照子、日常生活で受けるストレスや圧を感じながらも気丈に振る舞う桃子だったが…、夫の浮気相手の妊娠を知り…。
何を話しても無関心で心ここにあらずな感じの真守と、真守の食生活の事で照子から圧を受けたり…、乗ったバスでは赤ん坊を抱いたママに気づかいながらと見せていくけど。
普段の生活で空回りだったり噛み合わない人とのやりとりのなか石鹸教室の講師をしながら自分のバランスを保ちつつ生活を送っていたけれど、浮気相手の妊娠知ってからバランス崩れ、それを機に講師の仕事、元職場から再雇用が駄目になったりのなか購入したチェンソー!?それで殺っちゃう!?
…が頭によぎったりするなかで、過去に駄目になってしまってた子供の傷が癒えてない桃子と、実は不利関係からの妊娠で籍を入れた桃子と真守の関係性が分かりながらも、ちょっと踏んだり蹴ったりな重たいテーマだったけど楽しめた。
ただ本作のストーリーってリアルな日常でも受けるストレスや圧だったりするので、このストーリーにリンクする女性の方は観ててキツかったりするのかも。とりあえず桃子を演じた江口のりこさんの照子にキレる顔とラストの放火現場から逃げる顔怖っ!(笑)
片言の日本語で言われた「ありがとう」で泣き崩れた桃子だったけれど、たったその一言で救われる事もあると思う。
ほとんどの場面に圧巻の江口のりこ!
とにかく江口のりこの圧巻の演技に脱帽です。
終始画面の暗さが不穏な空気感をつくりだしていて、
平穏な出だしかと思いきや、既に何となくズレを感じ、徐々に不穏感が増すというよりも
最初からなんだなと思いましたね。
自分がやってきたこと(不倫)が
自分にかえってくるというのが話の軸ですが、
最初から桃子は夫である真守が怪しいことは
わかっていて、それが明るみになるにつれ
感情が暴走を始めるという、
実に人間的であり、その異常ともとれる行動も
ちゃんと背景があるので、納得感がありました。
その異常性ともとれる行動にちょっぴり笑えてしまう
ところも良かったです。
例えば、チェンソーの刃のにおいを恍惚とした表情で
嗅ぐシーンとか。
ホラー映画のちょっと笑える感じにも似ていて。
ラストは桃子の日々の善行が少し報われた気がして
桃子も少しホッとしたんじゃないでしょうか。
江口のりこの表情や所作どれをとっても
感情や意味を感じとることができ、
あらためて凄い俳優だなと感じました。
江口のりこが主演じゃなかったら、2をつけていたと
思います。
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