劇場公開日 2024年8月30日

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愛に乱暴のレビュー・感想・評価

全183件中、101~120件目を表示

4.5旦那の気持ちがわかってしまう

2024年9月2日
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鑑賞方法:映画館

原作未読。
日常が侵食されていくような不穏な映画。
と言うイメージで観に行った。

幸せな生活と紙一重の地獄での生活。
「ありがとうってホント言わないよね」
と語り手が漏らすが、実際彼女の生活の中でその言葉が聞かれることはない。なんて辛いんだろう。

丁寧な暮らしをしようとするけど、泥水の中で自らの周りを澄んだ状態に維持しようとするが如き勝ち目のない戦い。それは壊れるって。

なんでこんな事になってしまったんだろう?と思えばその矛先は自らに向かう。いつか来た道だ。
旦那はクズ男だ。だが、悲しいかな、僕には彼の気持ちもわかってしまうのだ。正解を見つけられずに正解っぽいところに進んで行っては間違う。彼も自立していないのだ。そんな相手に寄りかかっては語り手も自立できないのだ。だから分かれて正解(と言いたい)だし、新しい生活に踏み出して正解なのだ。

チェーンソー周りに撮影はやり直しが利かなそうな場面が多く、見ていて緊張した。
ホームセンターで混合ガソリン買ってきた?とか、エンジン掛ける前にポンプアップした?とか些細な気になるところ。

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Ricka

3.5ありがとう、と言ってくれてありがとう。

2024年9月2日
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鑑賞方法:映画館

一言足りなかったり余計だったりすることで生じる誤解や齟齬が無自覚に蓄積されることで対人関係の破綻を招く様はまるで生活習慣病のようだ。
何にしろ、こういう「こじらせた女」を演じている江口のりこには、もう、悪魔が取り憑いているとしか思えない。

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ひろちゃんのカレシ

5.0映画らしい映画。

2024年9月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

後引く映画。
観終わってからずっと頭の中でぐるぐる。
映画らしい映画で嬉しくなった。

江口のりこさん演じるモモコの居場所がどんどんなくなってゆく恐怖と切なさで心臓えぐられるかと思いました。
伏線にもやられた。

どこかコミカルでコメディチックな印象を持つ彼女ですが、新たな一面を見た。

小説読んだり前情報を見聞きしていたのですが、まだまだ深掘りできそうです。もう一度観ようかな。

最近の日本制作品は映画とドラマの線引きが曖昧になって来ている。
エンタメ思考で映画を楽しみたい方はこの映画に悪評をつけるのだろうな。。

~追記:2024/09/03~

衝動に駆られ、2度目の鑑賞。
更に良かった。
色々腑に落ちた。

全然笑えないシーンなのに
クスッと笑ってしまう、
俳優たちの
ふとした仕草がたまらない。

#愛に乱暴#江口のりこ#小泉孝太郎#風吹ジュン#青木柚#森ガキ侑大#吉田修一

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sachi*

3.0モヤモヤ映画

2024年9月2日
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鑑賞方法:映画館

原作は未読だが、映画が少し歪な感じなので(悪い意味で)変更は結構あったんだと感じる。主人公に感情移入出来ない、させない作りになっている。不倫されて可哀想と思ってたら自分も同じことをしていたとか。
ゴミがメタファーになっているのかやたらとゴミ推しで、主人公がゴミなのか?ラスト中国人に言われる言葉は肯定なのか、ゴミ置き場の話でゴミそのものではないので???が。
撮影は基本が手持ちカメラ等でワンカットに徹していて映画を見ているって感じがした。
江口のりこの風呂シーンで出さなくても別に良かったのではと思う。
小泉孝太郎は適役で情けない駄目な男代表って感じで良かった。

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ルイ

2.0ハズレ風が吹き荒れる

2024年9月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

全体的にアクターの良さが全く生きていない作品。内容的に仕方ないのかもですが途中から観たくなくなりました。江口さんはコメディタッチの良い人が⭕️、小泉くんも新境地といえば聞こえが良いが誰でもできる役柄とも言える。あげく馬場ふみかちゃんの無駄遣い。風吹じゅんさんにも失礼です。
期待していただけにガッカリ😮‍💨

101

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タイガー力石

3.0苦手感拭えず

2024年9月2日
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ニコラス

3.5江口がエグい

2024年9月2日
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江口のり子の為の原作なのか江口のり子が合わせたのか
ドッチにしてもエグノリにドンピシャなヒロインでした
エンディングもイキナリ終わってタイトル通り乱暴でした

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禿ですが…何か。

3.5小泉孝太郎はまり役

2024年9月2日
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悲しい

怖い

難しい

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テレビだいすき

2.5可もなく不可もなく

2024年9月2日
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鑑賞方法:映画館

知的

寝られる

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ケイゾク

3.0犯の始まり

2024年9月2日
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鑑賞方法:映画館

一つ一つの積み重なりが、とたんに崩れる様を描きたい映画なんだろうが、
若い人には多分響かないしシニア世代は「まあね」で済まされるだろう。
ま、3・40代のための映画だね。
江口のりこワンウーマン ショーでファンの方は必見かもw

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mucya

3.5あれれ?

2024年9月2日
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泣ける

悲しい

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トミー

3.0少し肩透かしを食らった感じ

2024年9月2日
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知的

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ズンマ

3.0自業自得

2024年9月2日
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笑える

悲しい

怖い

初瀬桃子(江口のりこ)は夫・真守(小泉孝太郎)とともに、真守の実家の敷地内に建つ離れで暮らしていた。桃子は義母・照子(風吹ジュン)への気づかいや夫の無関心によるストレスを石鹸教室の講師や手の込んだ夕飯作りなどで日々を充実させていた。そんな中、ゴミ捨て場での不審火が有ったり、愛猫が行方不明になったり、桃子の平穏な日常が乱れはじめ、ついに夫に浮気相手を紹介され、離婚を迫られた。さてどうなる、という話。

元々、自分が前妻から夫を奪ったんだから自業自得だな、って思った。
携帯で見ていた不倫のコメントは夫の彼女じゃないよね?
アレの意味がよくわからなかった。
チェンソー買ってきて床下に穴を開け、土の中から取り出した箱に入ってたのは流産した子用に準備していた服なのかな?
魚を庭に放っていたのとか、最後、家を壊していたが、建物と土地も貰ってたって事?で、土地を売るために建物を壊してたって事だよね。
桃子の意味不明な行動を見せられるだけでちっとも面白くなかった。

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りあの

4.5今年観た邦楽で一番かも

Rさん
2024年9月2日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

興奮

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R

4.5夫を献身的に支え、姑とも良好、ゴミ捨て場の掃除や無添加石鹸のセミナ...

2024年9月1日
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夫を献身的に支え、姑とも良好、ゴミ捨て場の掃除や無添加石鹸のセミナーを行う意識の高い良き妻。だが、夫の無関心さや姑との地味にすり減るやり取り、周りから軽く扱われている姿が辛い。夫のまさかの行動に薄々気づいていたように思えるが、その後がキツイ、なんでそんなに欲張りなんだよ…だけど、一つミスリードが明らかになり主人公も欲張りだったのかもと思わされた。消耗しきった状態で、1人の人間としてたった一言であの言葉が響いたんだろうなぁ。吹っ切れた姿がとにかく良い。

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いたかわ

4.5良い意味で気持ちが悪い

2024年9月1日
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悲しい

怖い

絶妙な気持ちの悪さ。わかる。これイライラするやつ。人間の醜さみたいのが良い。原作知らずでしたが、「悪人」「怒り」の作者ですか。ちょっと納得。
そういうことか、、、なるほど。
救われたのか?それとも??
最後の終わり方も見方のよって違いそう。

映像と演出も良い。引き込まれる。

江口のりこはさすがですね。可愛らしさと可哀想と狂気が共存。

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だるまん

3.0チェーンソー!

2024年9月1日
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鑑賞方法:映画館

江口のりこがダークサイドに堕ちて行く。
まあ最初からなんかヤバそうだったが。
結局離婚話はどうなった?不審火の犯人は?
謎の多い終わり方でした。
チェーンソーってナイフや包丁みたいにあんなに簡単に買えるの?

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あらじん

4.0女は三界に家無し。されど、女は強し

2024年9月1日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

難しい

その一家は、一見平和そうに見えた。

妻『初瀬桃子(江口のりこ)』は結婚を機に退職し専業主婦に。
綺麗好きで、家の中はいつも整っている。
以前勤めていた企業の協力で、
手作り石鹸の教室の講師をし、これが好評。規模の拡大をも目論む。

夫の『真守(小泉孝太郎)』は毎朝のジョギングが日課。
母の住む母屋の隣に離れを建て、夫婦で住む。
しかし、子供はまだいない。

母の『照子(風吹ジュン)』は夫を亡くしてから日も浅いが、
気丈に振舞っている。
むやみに息子夫婦を頼ることはせず、
身の回りのことは(朝のゴミ出しを除き)なんでも自分で行う。

が、描写されるそうした生活の節々に、
なんとはなしの違和感を覚えるのは穿ち過ぎか。

もっとも、一家の周囲では不穏な動きも。

決まって餌を食べに来る野良猫が、近頃は一向に姿を見せない。
給餌皿は空になっているし、時として鳴き声も聞こえるのに。

近所のゴミ置き場では、連続放火と思われる火事が立て続けに起き、
警察は警備を強化中。

主人公の家の近くのゴミ置き場は
ルールを守らない捨て方する人が多く、鴉の溜まり場に。
彼女は独り、(綺麗好きなので)掃除をする。

その近くのアパートに住み、ホームセンターで働く外国人も、
怪しげな気配を漂わせている。

物語りが進むにつれ、一家が内包する複数の難儀が露わに。

とりわけ夫の『真守』は想像を絶するクズ男で、
確かにルックスも人当たりも良いものの、
こと女癖の悪さは唖然とするほど。

嫁姑の関係も、傍目ほど良好ではない。
喉に刺さった骨のように、互いに心を開けずにいる。

順調そうに見えた『桃子』の石鹸教室も
企業の論理の中で政争の道具にされつつある。

そして幾つかの事件は起きる。
主人公にとって弱り目に祟り目のように。

ただそれを乗り越えた先には、
生き方の新しい地平が開ける。

出ずっぱりの『江口のりこ』が出色で、
彼女の演技を観るための一本。

映画の出演本数は多いものの、
ほぼほぼが脇役で、主演作は片手を僅かに超えるほど。

とは言え力量は間違いのないところで
本作でも狂気にとらわれたように見えても、
奥底に潜む冷徹さとシニカルさを的確に演じる。

ギャグにも見える唐突な行動の表現も絶妙。
とりわけ、チェンソーを動かす時にわずかに浮かべる薄笑いには、
ぞっとすると同時にカタルシスを感じる。

各エピソードの繋ぎとエスカレーションの仕方が職人芸。

サスペンス映画のように、不穏な空気を漂わせ
次第に押し迫ってくる。

事故が起きたり死人が転がるわけではないのに
胡乱さを感じる構成は、
次の展開が待ち遠しく、一時も画面から目を離すことができない。

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ジュン一

3.5自分の居場所にしがみつく毎日。日常位潜む狂気。江口のり子の独壇場!

2024年9月1日
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ITOYA

2.5江口のりこだけが目立った作品

2024年9月1日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

寝られる

江口のりこの孤軍奮闘が際立った作品。
江口のりこの演技を観ただけでもこの作品を観た価値がある。
ただ、テーマからしたらよくあるストーリーでありきたりな作品だと感じた。
原作は吉田修一の作品からだが、作品の内容から見るとむしろテレビドラマや配信ドラマの方がいいかもしれない。
あるストーリーで何故、江口のりこが演じたももこがSNSで知ったのか言及がなかったのは残念だった。
今イチの作品だが、江口のりこの奮闘ぶりを観てワースト作品にはしない。

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ナベウーロンティー