「苦手感拭えず」愛に乱暴 ニコラスさんの映画レビュー(感想・評価)
苦手感拭えず
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作家としての吉田修一さん、何昨か読んだのですがどうにも入り込めず疎遠になってしまいました。
そんな訳で警戒しながら観に行ったのですが、結果やはり苦手、没入できないというか理解が及ばず……
映像がシネマサイズではなく、手持ちカメラ風の揺れ動く映像ってのは江口のり子さんの心象を表しているのでしょうか?うーん……
ストーリーが展開して行くうちに、寝取り女からサレ妻になったこと、SNSに映る柄物スカートはクローゼットの中、など「あぁ、そうなのね」と設定が分かってくるのですが、そうなっちゃうと送りつけられた離婚届も過去の成功体験あっての行動なのかと。
なんだか因果応報な気がして、酸っぱい気分でエンディングを迎えました。
随分と予告編や作品解説のあらすじに目くらましを喰らってしまいました。
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トミーさんのコメント
2024年9月2日
共感ありがとうございます。
因果応報はちょっと可哀想かなと思います、高収入だったらしいですがあのルックスですからね・・必死に取り縋ってたんでしょう。楽しくないはまだしも、日常的にありがとうを言えない旦那も酷薄な所有るんでしょうね。