ルックバックのレビュー・感想・評価
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⭐︎3.8 / 5.0
9月20日(金) @映画館
ルックバック
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振り返ると、背中を押してくれるあなたがいて
「漫画を描いた」 後悔と悦びを胸に、再び前を向いて歩き始める
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#movie 🎬2024
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描き続ける先生
法に捉われない根性
作品への愛を感じる出来
もう少し尺使ってちょっとあった方が…
素晴らしい。最高の映画
お互いを認め合ったかけがえのない友達との話
描くことの友情と鎮魂の物語
全ての表現者に捧ぐ
月に8回ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好き。
なので専門的過ぎないライトな紹介を心掛けています。
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上手く言葉にならないので覚書として投稿します。
漫画家だけで無く全ての表現者、
努力だけでは形にならない道を志した人々への共感とエール。
数知れない挫折や嫉妬、
時に認められる大きな喜び。
更に、狭き門を通り抜けて形になっても
それを続けて行く終わりなき道の厳しさ。
青春の眩い瞬間。
己の進む道との出会い。
そんな、真摯に全力で生きる営みが
突如断ち切られる人生の理不尽さ。
そんなものが全部詰まってて、
泣けた〜〜。
一つだけ文句がある!
かなり手間のかかったアニメだと言うことは
アニメテクニックに疎い私でも解るけど
こんなに若者に刺さる内容の映像作品なのだから
大人も子供一律料金て言うのは〜〜
何か大きな「大人の事情」があるのかもしれないが
折角の作品の内容に反して、
志が低い!!
こう言う作品こそ、
学生や子供をもっと観やすい価格に
するべきでは無いのか?!
まだ公開してます。
見逃した方はぜひ劇場で!!
良かった。ちょっと藤野が好きになった。
知り合いに勧められ、調べたところ1700円一律特別鑑賞料金ということでどんな割引も効かない映画であると判明。しかも時間が短い映画…う~ん…物価高騰してる中…短い映画に1700円どうなの~??
と渋っていた自分にあほ~と言いたいですね(見終わった自分が)
もうすぐ上映が終わるかもと思いやっと意気込んで向かったわけです。
結論として大変良かったです。
見てよかった映画だと思います。
1700円の価値は十分にあります。
短いなんてなんのその。
いま時代として長時間拘束されるほうが嫌煙される時代。
ネトフリも1.5倍速で映画見ちゃう時代。
映画が好きでいっぱい見ちゃうって言ったら
友人は何時間も映画見るの疲れない?自分は無理~なんて言ってました。
短い方が気軽に見れて集中力も途切れず時代にあっているのかもしれません。
長ければいい映画なんてきまりはない。
主に藤野と京本の2人の世界で話がすすむのですが、そのままお泊り、夜も家にずっといる。
おやごさん心配じゃない?中学生なら親の介入やおうち帰る描写があっていいと思う。
主人公藤野の性格はまあ嫌なやつなんですけど、どこか憎めないんです。
自分の都合のいいように考えちゃって、ちょっとプライドが高い。
でも、なんだか、愛せるキャラだと思います。
映画の途中、起承転結の転の部分で、
もしも、の世界が見れるのですが、
それは、藤野の都合のいいように考えた世界で、でも、なんか、それが救いになって、よかったです。
でもまた、現実に帰ってきてしまうのですが、
私は、藤野が好きで、そんなif(もしも)がいいと思い、泣いてしまいました。
創作意欲を掻き立てられる映画であると聞いていたのですが、
今、頑張っているものがあるがちょっと立ち止まっちゃった人、
短い映画なので気軽に見てほしい。
また、前向きに歩き出す力を藤野と京本がくれると思います。
素晴らしい雰囲気映画
藤本タツキを映画化すること
これぞアニメーション
アニメの語源が無機物に命を与えることだとすれば、「ルックバック」こそが、まさにアニメーションだろう。
この作品を観た後では、現在のアニメ産業で生み出される作品群の殆どは「アニメ風作品」になってしまう。
特に京本登場から藤野スキップまでは、アニメ史に残る名シーンだと思う。
原作漫画の解釈から、動く映像作品への昇華が素晴らしい。
声優の演技も素晴らしい。
すでに四回観たが、藤野の心情に絆され、京本の仕草が愛おしく、毎回泣いてしまう。
完成度の高い、密度の高い作品だからだろう。
同じ時代を過ごし、劇場で観られて幸せだ。
焦がれること、夢見ること、勉めること、挫けること、諦めること、そして再び立ち上がって歩き始めること…
人生の哀歓に満ち満ちている。
数十年の人生で、生きていて良かったと思える作品に出会うことは稀だが、私にとってそんな大切な作品の一つとなった。
創作の原点
漫画家を目指して、描くことに没頭し青春を捧げたた少女2人の物語。
読み切りの短編漫画が原作ということで、それを忠実に再現したであろう映画であることが想像できた。生き生きとした人物描写や日本の田舎の風景の美しさが目を引くとのと同時に、驚くほどコンパクトに(余分なものを一切削いで)まとめられているのが印象に残った。
子ども時分の体験というのは、その後の人生に大きな影響を及ぼすことがある。自分の書いた漫画が褒められたこと、しかもそれが自分が認める相手であったことが、主人公にとっては創作の原点だった。
きっと本作の原作者にとっても似たような原点があるのだろうし、世のクリエイターと呼ばれるような創作活動をしている人にとっては(あるいはより広く何かしらの生業を持っている人でもいいかもしれない)、我が事として共感できる部分がある映画なんじゃないかなと思った。
夜が明けるまで、大都会のビルの中で黙々と漫画を描き続ける最後のシーンは、どんなに悲しく辛いことがあっても、原点を見つめ直して創作活動を続けていく覚悟みたいなものを感じました。
「かなわない」という思いと「あこがれ」と
原作の感動を豊かに膨らませた、見事なアニメ化作品。ファーストシーンから引き込まれ、58分があっという間に過ぎ去った。
視点の移り変わりや、画面内での動と静など、作画上の工夫の見事さもさることながら、音響に関しても動と静のメリハリが生きていた。加えて、藤野役の河合優実がずば抜けて素晴らしかった。漫画を読んでいた時には、頭の中でぼやけて響いていた声が、今では原作を読んでいると、河合優実の声で再生されるほどだ。
特に出色は、原作での見開きのあの田んぼ道でのシーン。あふれるうれしさが抑えきれなくなり、だんだんと感情を昂らせていく藤野の様子が、細かなディテールの積み重ねと、カメラワークとで表され、そこに乗っかる河合優実の声が、もうこれしかないというドンピシャ具合だった。
藤野は京本から、京本は藤野から「かなわない」という思いを味わされるが、それは同時に相手に「あこがれ」て、その見えない背中をみながら(ルックバック)追いかける努力の原動力にもなったのだと思う。その努力の積み重ねの地道さ、果てしなさが、原作では藤野の動かぬ背中を見せつつ(ルックバック)、周囲を変化させることでワンカットごとテンポよく切り替えていたが、今作では、季節の移り変わりなど、アニメならでは美しい表現が丁寧になされていたところがよく、また、より背景画の力をつけようと美大で励む京本の取組の姿を丁寧に描いていたところもうれしかった。
公開から2ヶ月程になり1日1回の上映だが、半分くらいは埋まっており、子どもから自分や自分より少し上かなと思う方まで幅広く訪れていたのが印象的だった。
原作者と監督の相性◎
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