劇場公開日 2024年6月28日

ルックバックのレビュー・感想・評価

全592件中、361~380件目を表示

4.5作品内容をスタッフが体現した稀有な作品

2024年7月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

作画が本当に素晴らしい。人の手が感じられる線で、人物も背景も(!)軽やかに自在に緻密に動く。

藤野と京本が出会うシーン、そこから藤野が雨の中をスキップするシーン。大きな多幸感となぜかとめどもなく溢れてくる涙。なんとか叫び出したくなるのをこらえたが、自分の感情がコントロール不能になる。

後半も作画のクオリティーは衰えるどころかさらに深みを増して、主人公たちが運命にあらがう姿を丹念に描く。

河合優実と吉田美月喜の演技も本当に素晴らしい。セリフは少ないがひとつひとつが磨き抜かれて繊細。2人の成長と立場の変化、喪失と再生、すべて見事に表現していた。

音楽が画面のクオリティーに追いついていなかったのが唯一残念だったところ。

押山清高、井上俊之をはじめとするスタッフは、作中の藤野と京本のように「とにかく描く」を体現し、見事に原作コミックをさらに深化させた作品を創造した。まがうことなき傑作だと思う。

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ハモニカ犬

5.0めっちゃいい

2024年7月6日
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最高でした。
個人的に、劇中流れる音楽が最高でした。
物語として、今起きている出来事がどんなことなのかをアニメーションと音楽だけで教えてくれる。あれこそ映画ならではの良さですね。

劇場入場特典で原作漫画が貰えて、席について映画が始まる前に読破。一度読んだことがあったけど、そこでもまた「…ええやん…」ってなって、最高のコンディションで映画に臨むことが出来ました。

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Hiroshi

3.0普通に良作だが60分1700円の価値は越えられない

2024年7月6日
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鑑賞方法:映画館

単純

興奮

幸せ

120分通常価格なら文句なしで良作だと思います。ストーリーはしっかりまとまっていて、絵も綺麗で個性もあります。60分のストーリーしかないので仕方がないですが、映画館で見る必要があるかは疑問です。

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夕ベレン夕

4.0ふむ

Nさん
2024年7月6日
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鑑賞方法:映画館

河合優実好き

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N

1.5作者の都合で人を殺すな

2024年7月6日
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Scott

4.0新感覚!

2024年7月6日
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鑑賞方法:映画館

今まで沢山のアニメ映画を観てきたけどそのどれとも違う新感覚を味わった!何て言えばいいんだろうか、家の中で凄い楽しい漫画を読んだ感覚だろうか。外で映画を観た筈なのにとても不思議な感覚だ。58分という短さも相まって上質な短編集を読んだ気分だ。オススメです!

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こげパン

5.0なんて言えばいいのだろうか。。。

2024年7月6日
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澤田

5.0頑張りと巡り合わせ

2024年7月6日
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何かが好きで好きでのめり込む中に、売れる人、燻る人、諦める人、断ち切られる人がいて

いや、これはいい作品
原作好きの来場を見越してか、わずか58分という思い切り、案外何も知らずに行くのがいいかも

しっかし河合優実、それこそあらゆるチャンスを確実にモノにしつづけてる感がすごい

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sysr

5.0想い

2024年7月6日
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ハルマキ

4.5振り返れば京本がいる

2024年7月6日
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ヨーク

高評価なのもうなずける。(再鑑賞・追記)

2024年7月6日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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マサヒロ

3.5全然進まないのに、それでも描く理由

2024年7月5日
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鑑賞方法:映画館



58分とは思えない濃厚さ
すべての感情を感じた作品だった

ちょっとレトロで、でも新しい画風

藤野と京本の瞳がきらきらしていて
すごく綺麗だったな

河合優実さんは声だけの演技もすごく上手くて
ますます応援したくなった

描いて描いて、これからも京本と生き続けて

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羊

5.0後ろに築き上げたもの

2024年7月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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葉村しろー

3.0音楽(サウンド)が惜しすぎる

2024年7月5日
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映画の音楽、いわゆる劇伴は誰のものでもない、強いて言えば監督のものだと思う。
よほどのビッグネーム作曲家でも監督によっては「こんなんなっちゃうの?」なんてことはよくある。

ニーノ・ロータが「こんなのはどうだ?」とフェリーニに鍵盤を弾いて聴かせて曲を作り上げていったのは有名な話だが、ハンス・ジマーだってクリストファー・ノーランとドゥニ・ヴィルヌーヴじゃ全然違うでしょ。当方はヴィルヌーヴの方が音楽の使い方が上手いと感じている。それは同時に人使いが荒いということかもしれないが。

監督の音楽に対するイメージが薄いと「はい、感動映画ですよー」「はいここ泣くところですよー」というのが押し付けになって興醒めだ。またサウンドに対する知識がないと日本全国のスクリーンの後ろに陣取ってるスピーカーにまで意識の及ばない歪んだりうわずったりする耳に障る音になってしまう。

映画の内容については多くの人々が語るだろう。そんな皆が語りたくなる映画、と見受けはするが、安っぽい劇伴がせっかくの丁寧な作りを破壊する。

作曲家にしても演奏家にしても、スタジオの録音技師にしても、漫画を描くことに夢中になる少女たち同様、音楽に身を捧げてきた人々だろうに、そこに対する尊厳の意識がない。サウンドトラックは監督の美意識の集約でもある。自ら価値を下げているのは監督である。

よくある最初から最後まで音楽鳴りっぱなしの激安映画ならわざわざこんなことを書いたりしない。

思いがあるのなら、こんな3分で書ける感動音楽、みたいなのを発注してはいけない、作曲家を使い切ろう、スタジオマンを使い切ろう、と思うのだ。

それともプロデュース側に押し付けられましたか?

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たちつてとん

4.5とても良いアニメ化でした

2024年7月5日
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泣ける

笑える

楽しい

原作既読なので原作を読んだ時ほど感動はできなかったのですが、それでも文句なしの出来栄えでした。原作の骨格を少しも崩さずに、アニメだから出来る肉付けが素晴らしく、円盤不可避、また観たくなる作品でした。

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リュウ

5.0コツコツとひたむきに

2024年7月5日
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3DCGではなく、全編手書きでの58分は濃厚な時間だった。
なにかにひたむきにコツコツと作っている人は響く作品
見れてよかった

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サート

5.0原作未見

2024年7月5日
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病人28号

4.5面白いアニメとは≠最新技術を駆使すること

2024年7月5日
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鑑賞方法:映画館

 えーっと、2時間映画を観ていたみたいな充実感。

 この原作漫画の作者の藤本タツキさんの絵の独特感を監督の押本清高さんが引き出した傑作。
 なんだろう?3GCGなんかで得られないキャラ独特な顔や手書きで描き込まれた漫画を観ているようなアニメが良かった。

 藤野が自分の四コマ漫画のファンと京本から言われて躍りながら帰るシーンは自分の作品を見てくれる共感者がいると言う喜びを表現して素晴らしいと思った。

 そして藤野の京本と繋いだ手が、先を行く藤野と追いつけない京本が手を離してしまうということで、京本が先を行く藤野に追いつく為に山形の美大へ勉強に行くという別々の道を選ぶ手が離れたことの京本の気持ちの描き方は秀逸です。

 ルックバックは背景も見て!という意味も新たに込めていると原作漫画の藤本タツキさんのコメントもあり、アニメ監督の押本清高さんの力を感じさせられる傑作です。

 追記。もったいないのは統一料金で、若い人に観てもらいたいと思ったのに小学生や中学生、高校生が大人と一緒の料金では避けられると感じた。

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カツラギ

4.5リズと青い鳥の漫画家版

2024年7月5日
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おそらく山形県と思われる田舎の小学四年生藤野は学級新聞の四コマ漫画を描いてる中々の自信家でクラスの人気者。そんな時隣のクラスの不登校児童の京本と並べて四コマ漫画を連載することとなる。
そこで藤野の伸びきった鼻がポキリと折られることに。しかし負けず嫌いの藤野はこれをきっかけに真摯に絵に取組むようにになっていく、藤野と京本のバクマンストーリー。これはマンガという物で話が作られてますが、おそらく全てのクリエイターの人達が大なり小なり経験した事ある話じゃないかと思いますね。

キャラのほとんどが藤野と京本だけど2人の小中高の成長がとてもいい。若いながらも漫画家デビューを果たし、読切りを得て連載にまで進む姿はトントン拍子すぎる面もあるが、この作品の魅せたい所はそんなバクマンストーリーじゃない。「日本引きこもり大会決勝」というシュールな四コマ漫画から出会った2人の依存と決別という「リズと青い鳥」のような深い作品です。物語の後半はセリフが少なくなる一方で見せ方と間のとり方で見てるこちらも色々考えさせてくれます。見れば見るほど味のでてくる映画と感じます。

タイトルの「ルックバック」というのは過去を振り返る、思い返すといった意味でそういう想いもあると同時に最後の四コマ漫画そのものでもあるところが秀逸すぎる。そしてそこから繋がるラストは色々な想いがあるまさに「空気を読む」映画でした。

この話のターニングポイントとなる事件は、ホントにあった「あの事件」のオマージュですよね。
「あの事件」は本当に悲しく許せない事件だったので見てて涙が出てきました。

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シン-G

2.0不快な作品

2024年7月5日
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