ルックバックのレビュー・感想・評価
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ストーリーが素晴らしい
前情報無しで観ました。ネタバレ無しで観る事を強くお勧めします。
ストーリーの完成度と演出のレベルの高さが素晴らしかったです。
漫画家を目指す若者のサクセスストーリーだと思い込んで観ましたが、良い方向に裏切られました。
エンディングが切なすぎて泣けてきます。
隣に座ったオバさんが号泣しててそこにも驚かされました。
ノスタルジー
忙しくてレビュー投稿できてなかったけれど、備忘録的に。
作画が良かった。原作よりも小学生の幼さや柔らかさがよく表現されていた。スキップのシーンは秀逸。
声優が良かった。間が良かった。藤野役の河合優実さん。こまっしゃくれながらも幼さを残す話し方が可愛らしく、作画ととても良く合っていた。京本の吉田美月喜さん。ああ、京本らしいな。それがまた最後の悲しさを演出する。
音楽が良かった。この作品にはharuka nakamuraさんしかいないだろう、と思わせるぐらいストーリーにあった劇伴と流れていく曲達。
最後のワンスアポンタイム的なもう一つの世界線がゆっくりと涙腺を滲ませる。この世界線があったのか、幻想なのか。どちらともつかず、言葉にできないもの悲しさが余韻として今も残っている。
見終わった後の心地いい切なさや悲しさとノスタルジー。いい作品でした。
これは傑作🎉🥳🎊
2人の軌跡
2人の少女がそれぞれに抱く相手への憧れと嫉妬、この2人がひとつのマンガを描くことで目標となり心を通わせる。
それと同時にそれぞれが夢見る未来。
夢、希望を互いに与え合える親友として描き、それぞれを鼓舞する存在として丁寧に描き切ってる。
そして自室でマンガを描き続ける姿が、2人が過ごしたかけがえのない時間であることを窓ガラス越しに映し出される後ろ姿がとても心を動かされた。
この時間(短編)にまとめきった作者も製作陣も素晴らしく感じた。
二人の少女の出会いと別れ
初見
漫画好きの友達につれられて鑑賞。
序盤めっちゃいい。ライバル心に絵の練習して参考書とスケッチブックが積み重なっていくところ。胸が熱くなった。
後半に関しても、藤野が京本に書いた四コマに合わせて話を展開していたところがすごく良かった。刺さった。
都会に行くときの電車のシーン、手を離さないシーン、良すぎる。
だけど“藤野歩”と呼ぶ人が誰もいなかったのは気になった。
オリジナルが“藤野”しか名前が無いからなんだろうけど。
でもやるんだよ
原作を
マジでブッ飛ばされた
ものを作ること。
原作未読ながら僅か1時間の物語に圧倒された
今更視聴しましたが、とにかく圧巻だった。泣けるとか興奮とかそういう感じではないんですが、とんでもなく引き込まれてしまいました。
事前情報一切なく観にきて楽しめるか不安だったんですがすぐにその不安は杞憂に終わりました。序盤の藤野の漫画が動いてるシーン。ここでこの作品が只者ではないことを理解しました。漫画的な表現の色を残したまま動かすのって中々難しいと思うんですが、この作品は見事にそれを完璧と言っていいほどのクオリティでやっています。
高まった期待を確信へと変えてくれたのは藤野と京本の4コマが並んだところです。友達がいて学校にも行きながら漫画を描いてる藤野は人間を動かすこと、つまり漫画を描くのが上手いのに対して京本は人間との関わりを避けてきた、つまり群像劇などを描く能力は全然ない代わりに一枚絵を描く能力は飛び抜けてるんですよね。
このように本作では登場人物の能力や言動にとんでもなく説得力があるんですよね。だからどんどん引き込まれていくんです。
藤野が京本の家で何気なく書いた漫画が終盤になって絡んできたのも驚きでした。その辺りは多少超展開な流れだったもののここまで徹底的に現実的な展開だったことも相まってそれすら物語のアクセントとしていい味出してました。超展開も直接的なハッピーエンドに繋がるわけではなく藤野が前を向くきっかけくらいで収まってそうなのも素晴らしい。
理解できてないとこもあるかもしれませんがそれでも最高すぎました。
影響し合う人生
「なぜ描くの?」
良作
漫画読んだことがありますが、なんとなくしか覚えていない状態で行きました。
普通に面白いです。ストーリーはもちろん。手書きのアニメーションと主人公のキャラがいいですね。
ただ短いのとレイト時間で行ったのに割引がなかったので、少し損した気分です。
面白かったので良かったですがこれで面白くなかったら・・・。
元が短編なんで仕方ないですがね。
原作の影響でしょうが、心象映像なんかも工夫していると思います。まあ引き延ばされている感がないかと言えば・・・。何かエピソード足したり、話を補完するようなものがあるとより良かったかも。これは難しいでしょうけども。
あと映画の話ではないですが、個人的には原作者の藤本タツキさん素晴らしいと思いますが、やはり短編的な作品が合いますね。キャッチ―なアイディアマンな気がします。ただ長編はやや苦手そう? 漫画も期待しています。
想像を超えました
刺さりすぎて辛い気持ちに。
原作未読で、世間の反響と予告と知人の『観に行ってよかった!』という感想で観に行くことを決めた。てっきり素敵な気分になる話かと思った。
絵が身近な職種なので感情移入し過ぎたのか、しんどい。
しかしこれほど映画に感情移入したのは初めての体験で、良い経験になった。
途中、別の世界線の話からハッピーエンドになるかと思って、そうなったらそうなったで意味わからないけど希望を持っちゃった。
自分より上手い人をみてがむしゃらに頑張れる人が成功するんだなと思って、それもしんどかった。
しんどさが刺さる美しい映画。
演出、映像の質もとても高く感じた。
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