ルックバックのレビュー・感想・評価
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決して嫌いではないけど
周りの盛り上がりにはついていけないな、という感じ。
時間の経過や登場人物の成長を絵で見せる表現力はすごいと思ったし、笑ったり涙ぐんだり感情を動かされる場面もあった。
東北弁や東北芸大が出てきたことも嬉しかった。
ただ、特別に感動するか、考えさせられるかっていうと…他人事だったな〜
原作ファンの熱気にあてられて、期待しすぎちゃったのかな。
いい映画だけど、そんなに騒ぐほどかな~と思っちゃった。
いつも会員料金だから、1700円って割高に思えるっていうのもある。
もっとフラットに観れたら違ったかも。
何故漫画を描き続けるのか
どちらの世界も美しいと思いたい
辛くても進む
すごく中身が詰まった映画でした。
画と題名の感じから、若い人向けの映画だと判断し、全く観に行くつもりはなかったのですが、大学生の息子に勧められ、鑑賞してみました。
予習せずに買い物ついでに行ったので、館内の混雑ぶりにビックリ。
途中からめちゃめちゃ色々な感情があふれてきて、涙がポロポロこぼれました。
ハンカチの出番を想定していなかったので、すぐに取り出せなくて困りました。
ご覧になる方は、念のためハンカチ持っておいた方がいいです。
学年新聞、四コマ漫画の懐かしさ。
陽キャと陰キャの友だち関係。
何かに夢中になって、日常生活が破綻する時期。
失って気づくかけがえのないものと後悔の念。
それでも、人生は続いていくこと。
58分とは思えない濃密さでした。
タイムスリップした気分。
構成が良くて、全く混乱することなく、主人公たちと一緒にその時を共有できました。
画も音楽も映画館で体感する価値大です。
全ての年代の人に響く作品だと思います!
ここ数年イチ泣けた
伊集院光がラジオの中でお勧めしていた縁で鑑賞
1時間足らずだということと、とっても良かったという以外の情報はなし
創作に携わっているわけでも不登校の経験もないのになんでこんなに感動するんだろう
共感するような生き方はないのになんでとめどなく涙が出てくるんだろう
たぶん人生の中でいくつも選択があってそのなかにいくつものifみたいなタラレバがあって
中学、高校、大学、社会人と進む中で失うものがなく生きてきた人なんていなくて
その中でスクリーンで小学生から打ち込んできたものは別にして追体験みたいにタラレバの後悔とまではいかない心の奥にそっとしまった柔らかいものをギューっと掴まれたような1時間たらず
それでもカット割のメリハリがいいのとセリフもない季節の移ろいや絵を描いている絵が効果的で尺の短さが全く気にならないぐらい
いっときの別れだったつもりが永遠の別れみたいにならないように同窓会みたいなのがあったら顔出そうかな
原作読んだ人も更に深い体感を得られそう
知り合いに説明もネタバレも出来ないから
Webで無料で見るところまでを読んで貰ったら「これお前じゃんww」
って、藤野が同学年の京本の画力を知ってめっちゃ走りながら悔しがる場面と、そんな京本に尊敬されているのを知って走りながらめっちゃ浮かれてる場面を指されて複雑な気持ちになった
というか走る場面が多かったけど
そのカットが映画で見ると凄く良い!
しかも前方、後方から見たカットが良い!
漫画読んだ人も映画で見るのオススメです
音声も含めてまた変わった雰囲気を楽しめるかもです
実は私も学級新聞に4コマ漫画描いてたので
あの頃は狭い世界で自尊心を得ていて承認欲求が満たされてたんだなーと思った
もし、京本みたいな存在が居たら私も藤野みたいに雷打たれたようにもっと絵を描いていたんだろうか?
なんて思ったり
それと家でこっそり描いてた漫画を親が隠れて読んでたのを知って全部捨てたんだよね
今思えば勿体ないことをしたなぁ…
なんて思ったり
ストーリーが素晴らしい
ノスタルジー
忙しくてレビュー投稿できてなかったけれど、備忘録的に。
作画が良かった。原作よりも小学生の幼さや柔らかさがよく表現されていた。スキップのシーンは秀逸。
声優が良かった。間が良かった。藤野役の河合優実さん。こまっしゃくれながらも幼さを残す話し方が可愛らしく、作画ととても良く合っていた。京本の吉田美月喜さん。ああ、京本らしいな。それがまた最後の悲しさを演出する。
音楽が良かった。この作品にはharuka nakamuraさんしかいないだろう、と思わせるぐらいストーリーにあった劇伴と流れていく曲達。
最後のワンスアポンタイム的なもう一つの世界線がゆっくりと涙腺を滲ませる。この世界線があったのか、幻想なのか。どちらともつかず、言葉にできないもの悲しさが余韻として今も残っている。
見終わった後の心地いい切なさや悲しさとノスタルジー。いい作品でした。
これは傑作🎉🥳🎊
2人の軌跡
2人の少女がそれぞれに抱く相手への憧れと嫉妬、この2人がひとつのマンガを描くことで目標となり心を通わせる。
それと同時にそれぞれが夢見る未来。
夢、希望を互いに与え合える親友として描き、それぞれを鼓舞する存在として丁寧に描き切ってる。
そして自室でマンガを描き続ける姿が、2人が過ごしたかけがえのない時間であることを窓ガラス越しに映し出される後ろ姿がとても心を動かされた。
この時間(短編)にまとめきった作者も製作陣も素晴らしく感じた。
二人の少女の出会いと別れ
初見
漫画好きの友達につれられて鑑賞。
序盤めっちゃいい。ライバル心に絵の練習して参考書とスケッチブックが積み重なっていくところ。胸が熱くなった。
後半に関しても、藤野が京本に書いた四コマに合わせて話を展開していたところがすごく良かった。刺さった。
都会に行くときの電車のシーン、手を離さないシーン、良すぎる。
だけど“藤野歩”と呼ぶ人が誰もいなかったのは気になった。
オリジナルが“藤野”しか名前が無いからなんだろうけど。
でもやるんだよ
原作を
マジでブッ飛ばされた
ものを作ること。
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