「抽象的だけど甘酸っぱい物語。」ルックバック にくづめピーマンさんの映画レビュー(感想・評価)
抽象的だけど甘酸っぱい物語。
クリックして本文を読む
上演時間1時間弱という点や漫画というところもあってぶっちゃけ舐めていた。
だがまさに「濃縮液」とも思われるほど濃密な映画だった。鑑賞時間の都合上前後編に分けて見たがいまだに分けたことを後悔している。
中盤(の途中)まではただの甘酸っぱい青春劇かと思ってみたが本当は違った。
京本は無差別殺人の被害者というポスターの画とは裏腹な設定にびっくりした。そして「戸の隙間からはいる」や
「藤野の作業しているときの姿」など様々な「ストーリとは違った」伏線回収にさすがと思った。これはアニメ、漫画の垣根を
越えてすべての人に「創作活動とは」「生きる・進路って」を問いかける多世代に向けたすばらしい作品だと言えるだろう。
コメントする