「どちらの世界も美しいと思いたい」ルックバック KENさんの映画レビュー(感想・評価)
どちらの世界も美しいと思いたい
才能に恵まれた2人の少女、藤野と京本の青春を描く物語
そしてこれからの物語
子供の頃何かに情熱を注いだり、現実を見たり、大人になって何でそれが好きだったか大事だったか忘れてしまったりした経験のある方は多いと思う
そんな思い出にグサグサと刺さりまくる
そして意表をつき、琴線に触れてくるシーンの数々
アニメーションとしては画と音だけで感情が手に取る様に伝わり、そこに声が宿る
全てのクオリティが高く得難い映像体験になりました
多くの人のバイブルになるだろうなぁ
追伸
上映前舞台挨拶で押山監督が話されてましたが、まだ誰にも気付かれていない、世に出回ってない仕掛けがあるとか
何度も観たくなりますね
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humさんのコメント
2024年8月10日
フォローいただきありがとうございました。
どこか懐かしい記憶にふれ、趣味や、仕事や、学校や、家族や、友人関係など、誰にでも必ずあるおもいの壁や波を越えていくときの心の形を目にしたような気がします。そして、迷うときにふと彼女たちを思い出させるのでしょうね。
トミーさんのコメント
2024年8月5日
共感ありがとうございます。
舞台がほぼ地方、リアルなキャラクター、悲しい事件と琴線に触れる部分の多い作品で満足だったんですが・・作り手自ら考察させようと言う舞台挨拶の言葉は、聴いてはいませんが不遜だな、と感じます。