「創作への賛歌」ルックバック 煮物さんの映画レビュー(感想・評価)
創作への賛歌
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切り口は色々あるかもしれないけれど、自分に刺さったのは創作活動そのものへの賛歌でした。
藤野と京本がふたりで創作に費やした時間それ自体が、創作の成果物の出来や評価とは別に価値を持つ。
それこそが創作者を支えるもののひとつなのではないでしょうか。
また創作への賛歌という観点から見れば、本作であの事件の引用がなされる必然性も理解できます。
かの犯人もまた創作者のひとりであり、故に許されざる罪を犯し、それでも創作の輝きが損なわれることは無いのです。
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