「原作不読で、原作者藤本タツキや「チェンソーマン」さえ知らないのに・・・」ルックバック 浅見探偵さんの映画レビュー(感想・評価)
原作不読で、原作者藤本タツキや「チェンソーマン」さえ知らないのに・・・
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映画を選ぶ基準に口コミの評価っていうのはけっこう参考にする。予告編などで面白そうだなって思っても、よほどの事がない限り、評価が3.5くらいだと、観に行く気持ちが失せるし、逆に評価が4.0を超えていると、行くつもりがなかったのに、行かなくちゃと思ったりする・・・そう、私は極めてミーハーなのである。
で、本作だが、どこのサイトでもすこぶる評価が高い。うちの子ども3人も観に行っていて、口を揃えて、「良かった」と言っていた。普段、シルバー割の1300円で観ている私には、58分の上映で一律1700円という価格は少々高い気はしたが・・。
でもまあ、みなが勧めるし、原作不読で原作者藤本タツキさんのベストセラー作品「チェンソーマン」さえ知らないのに、思い切って観てきた。私の評価は、★4.3っていうほどではないにしろ、やはり京アニへの鎮魂を含めて、ドキっとさせられたり、京本との思わぬ死別には涙も出た。絵も革新的で、★3.9をあげてもよいと思う。入場者特典のオマケの原作本もお得でした。
号泣したってレビューもたくさんあり、もっと泣くかなと思ったわりには、それほどは泣けなかった。それって、もしかすると私が老けたせいで、青春映画のみずみずしさに反応しなくなったからなのかなと思ったりもしている・・・(笑)。
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トーマさんのコメント
2024年7月14日
ルックバックはその人がどんな生き方をしてきたかで号泣するかそんなに泣けないか変わってくると思う。挑戦して高い壁に打ち砕かれながらまたそれでも挑戦して来た者には号泣だと思う