「泣きすぎて息が詰まった。美しくある種残酷な映画。」ルックバック にくじゃがさんの映画レビュー(感想・評価)
泣きすぎて息が詰まった。美しくある種残酷な映画。
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原作は一度だけWEB上で読んだ気がする。CMをみたときに、「好みの絵が動いてる」と思い鑑賞。大正解、自分。良すぎて思わず、そのまんまもう1巡しそうになった。
藤野が京本の絵を見て「許せない」と奮闘し続けるところ、藤野と京本が出会いふたりで漫画を作っていくところ、季節が巡っていく描写が美しすぎて泣いた。
お互いがお互いを希望に思っているのだろうなという関係性がすごく眩しかったし、アニメーションの光と影の描き方も美しかった。
最後、決して明るい終わり方ではないし、人によっては残酷に思えるような感じかもしれない。しかし、京本という光を失ってもなお筆を折らずに机に向かう藤野は美しく、私には希望の光に見えた。
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