室町無頼のレビュー・感想・評価
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斬念!
単調かも
金閣が出来て銀閣が出来た時代
平安時代に続いて貴族的な文化が戻り
中国との交易が盛んになり
貨幣中心に移行する社会で
世界では重商主義が始まる
映画自体は殺陣中心で良かったが
室町らしさが出てこない
日野富子とかの時代だろうけど
説明不足か
花の御所も入り口だけじゃな?
どうして二条なの?
そう言った説明をすっ飛ばして
一揆で徳政令を求めてと?
宗教的にも庶民が力を付け
大阪で宗教国家ができる下地があり
京都や奈良でも宗教が強かった時代
どうなんだろう?
そう言ったモノが気にならない人には良いが気になって仕方がない
時代劇復興の狼煙になってほしい
最近、時代劇の力作がどんどん公開されていて嬉しい限りです。東映さんも『十一人の賊軍』に続いて、今回はあまり知られていない室町時代が舞台だけど、そこを逆手に取って自由にのびのびと撮っているのがいい感じです。一人の武士が一揆を主導する内容で、とにかく話しのテンポがよく、主人公が旧友で幕府の手先をうまくいなしながら、着々と仲間を増やしながら反乱計画を進めて行く過程が面白いです。拾った少年を棒術の修行で鍛えるシーンも大昔のカンフー映画みたいで面白いけど、割と尺を取っているので全体のバランスが少し悪くなるのは痛し痒し。その分、主人公と幕府側の旧友との絡みや因縁をもう少し描いてほしかったです。それでも、特権階級からは"虫"と蔑まれた浪人や民衆の惨状を丁寧に描きながら、格差というより閉鎖社会を破壊する最後の30分の一斉蜂起には強いカタルシスを感じます。役者では、飄々としながらも、強者への厳しい表情を使い分ける大泉洋が抜群でした。この人のぬけぬけとした話しっぷりが最高です。棒術の達人役の長尾謙杜はセリフ廻しのひどさを補って余りある身体能力の高さをバトルシーンで発揮していました。他の役者の皆さんも殺陣の巧さだけどなく、アナーキーでマッドな造形がよかったです。
お金をしっかりかけた娯楽作品
ちょっと嫌な予感して観る予定はなかったのですが
観ちゃいました。
(もう11人の賊軍でガックシしまくったので)
良いです。
娯楽作品としてツボをしっかり押さえて
万人が盛り上がるお話になっています。
入江監督さすがだなぁ。
フリがしっかり効いているからこそかな?
カタルシス得られますよ。
しかし入江さん、振り幅が広すぎです。
「あんのこと」を作った監督さんです。(脚本も)
なのに、こんな娯楽作品も行けちゃうんですね。
「シュシュシュの娘」もそうでしたが、楽しませ方を
ご存じなんでしょうねぇ、きっと。
ゆえに少々ベタなノリと展開、さらに
「ほぼ漫画やん!」「何だったらジャッキー映画やん!」
な点はあるものの、盛り上がればOK!
かっこよければOK!感動出来たらOK!なんだと
思います。
だって、娯楽作品なんですもの。
つつけるところは多数ですが、どーでもいいんです。
楽しいから。
よくぞここまでお話を拡げられたもんです。
お勧めできる作品でした。
何がしたかったのか
面白かった時代劇だが惜しむらくは公開日と音楽が残念
映画館での時代劇は碁盤斬り、侍タイムスリッパーに続いて3作目。
エンタメとして面白い時代劇だった。
いい点は映画であまり取り上げない室町時代と一揆をテーマにしたこと。
もう一点は歴史の史料で一行しか触れない蓮田兵衛をあえて入江監督はクローズ
アップしたこと。この点は評価したい。
残念だったのは音楽と公開日。
音楽はたまに現代作品でよく使いそうな音楽を使ったこと。
時代劇作品にふさわしい音楽を使ってほしかった。もちろん東映時代劇らしい音楽もある。公開日は1月17日ではなく、年末・年始の公開日にしても良かったのでは。
1月3日公開でも良かったかも知れない。
室町時代と一揆をテーマにした時代劇は目から鱗だった。
ちなみにこの作品の大泉洋は予想以上に似合っていたし演技も良かった。やればできるじゃん、大泉洋(笑)。
お米ウエスタン風時代劇
長尾君を観る映画
長尾謙杜さんはすばしかった。 何よりキレのあるアクション! 大泉洋さんは、演技はシリアスなものまで過不足ないけど、立ち回りはイマイチ。 長尾さんが、長いアクションシーンを牽引していたと思う。 演技面でも、初体験の後を表情だけで悟らせるシーンがあるんだけど、そこがまた、初々しくて◎! これから、演技者として大きく羽ばたいてほしい。 話は変わるけれど、音楽はあれでいいのか?マカロニウェスタン風の音楽がアクションシーンのたびに流れるのが、とても違和感を感じたなぁ。 大泉洋さんは、売れっ子なだけに、一つの作品にあまり時間をかけていられない事がありありと出てしまう。どうしても妥協が入っている感じがしてしまう。 で、作品の完成度が上がらない。 日本映画にとって、とても残念な事のように思う。
想像していた100 倍おもしろかった
評判よりも…
25-011
劇団大泉洋
ドドト…ガシャン…グサッ…グググッ…ドシャ~?!
桃太郎の絵本から出てきたような、鬼ヶ島の鬼にはクスッとなった。 竜...
時は室町
原作が好きすぎるからなあ・・・
たくさん小説を読みますが、五本の指に入るであろう、かっこいい登場人物の蓮田兵衛、そしてストーリ上、成長していく役割の才蔵、ライバル道賢、その他の人物も全員かっこいいんですよ、原作では。
で、主役が洋ちゃんだってんで、かなり心配していたんですが、やはり・・・。
洋ちゃんが、闘痔の旅をしたり、札幌でゴミを拾ってるころからのファンなんですけど、それとこれとは別なんです。
洋ちゃんに兵衛は無理ですよ。
才蔵にアイドルを起用することはイマドキ仕方ないのかもしれないですけど、だったらキチンとした演出をしてほしい。
ウサギ捕まえて「やったああ」ってのはないでしょう。
暁信も馬切もお笑い要員みたいになっちゃってるし、女子同士の戦いも本筋とまったく関係なくぶっこんでくるし。
「話はつまらないけど、役者は頑張ってる」って評される映画はたくさんありますが、「話はおもしろいのに、役者がぶち壊し」って感じがしたなあ。
もちろん悪いのはキャスティング担当と監督だとは思うけどさ。
あと才蔵の修行の尺が短すぎて、あっという間に達人になっちゃってるし、そもそも原作読んでない人でも誰が味方で誰が敵でってのはわかったんだろうか?って心配になるほど、もろもろすっ飛ばし過ぎてたと思う。
楽しみにしていた分、残念です。
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