「才蔵無双タイム」室町無頼　ぽんでさんの映画レビュー（感想・評価）

あんな時代に自分が生まれてたらすぐ死んでただろうなって思うくらい悲惨。
そんなときに兵衛みたいな人が現れたら希望になる。才蔵も兵衛の強さや優しさを知ったからこそ、ついていこうと、この人の為なら死んでもいいって思ったんだろうな。
弱くて喚くことしかできなかった才蔵が、いつ死んでもおかしくない過酷な修行にくらいつき、最強の棒術使いになる姿は少年漫画の主人公みたい。
終盤の才蔵は見てて手に汗握るし、涙が滲んでくる。才蔵無双タイムだけでも観る価値ある。スタントなしで、あそこまでの動きできる長尾謙杜くんには今後の期待しかない。アクションこれからも見たい。