「ちょっとワチャワチャしてました。」室町無頼 Kazuさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっとワチャワチャしてました。
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原作既読。圧倒的に面白い小説だったので、期待して映画館へ。
まず、才三の修行シーンどうするんだろうと思ったら、さすが現代の映像技術でした。
後半の一揆のシーンは、登場人物が多すぎてワチャワチャしてしまい、何が何だかよくわからない状況になってしまいました。それはしょうがないのかな。活字の威力を改めて感じました。
個人的には、芳王子の場面はもう少し官能的に描いてほしかったです。原作、芳王子の登場はそれほど多くはないものの、印象的な描写が多く、この無頼者の物語に花を添えていたと感じたのですが、ちょっと物足りなかったのが残念なので☆マイナス1個です。
それにしても、飢饉による死者が凄まじかったのですが、本当にあんな状況だったのか、映画だから大袈裟なのか、タイムマシンがあったら確認してみたいですね。
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