デッドプール&ウルヴァリンのレビュー・感想・評価
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まさかFOXの墓標を詣でることになるとは。
デッドプールはそもそもが不謹慎にふざけるキャラクターなので、今回のハチャメチャっぷりは大歓迎だし、どんどんやれ!という気持ちもある。キャスティングをイジったヒューマン・トーチのネタなんて、よくやったなあ、よく押し通せたなあと感心する。ただ、なんでもありのネタまつりを支えている設定が「マルチバース」になってしまったことで、どんなストーリーラインになっても真剣に捉えられないというか、もうなんでもアリすぎて付き合いきれないという気持ちにはある。愉快なお祭り騒ぎとして楽しんだ反面、これが新時代の映画の斬新で新しい可能性とは思えず、今後のマーベルやデッドプール映画の展開に一抹の不安は感じた。また、FOXを買収して事実上破壊してしまったディズニーのもとでまるでFOXの墓標のような追悼映画ができしまったことについても、無邪気に甘受していいものかと悩み深いところだったりする。よくここまでやってのけたとは思うが、やはりグロテスクな構図ではあるのですよね。
ソーはなぜ泣いてた?
TVドラマ『ロキ』を観ておいて良かった。どこでもドアみたいな半透明のドアや時間変異取締局(TVA)の描写、「剪定」などの用語、そしてTVA職員のB-15の活躍もすんなり受入れられました。『ロキ』ではロキの変異体(特にワニ)が面白かったけど、このデッドプール版でも同様、変異体デッドプールが見どころの一つ。どういう時間軸でワニになったのかはわからないけど、今作でも犬になっているのが笑えるところ。
様々なヒット曲が使われているのはMCUの中ではガーディアンズシリーズが抜きん出ていたけど、デッドプールシリーズも侮れない。台詞の中にじゃんじゃん飛び交う他の映画のネタとともに映画の主題歌が多いのも特徴の一つだと思う。今回はマドンナの「ライク・ア・プレイヤー」がメインでしたが、ちょいと心揺さぶられたのが『グリース』(1978)で使われたジョン・トラボルタとオリビア・ニュートンジョンの「愛のデュエット」♪
序盤からウルヴァリンの墓を荒らすという不謹慎なシーンやディズニーがフォックスを買い取った話を観客に語りかけるように進む。そしてハッピー・ホーガンにアベンジャーズ加入のための面接を受けるウェイドのシーン。MCUの作品に加わる意気込みを感じるのです。フォックスをバカにしたような台詞や虚無の世界(ヴォイド)に埋もれている20世紀フォックスのロゴ・・・だけど、エンドロール時には数々のマーベル・フォックス作品の映像が流れリスペクトしているのが嬉しいところ。
そんな流れで、仲間となる『LOGAN』とは別の時間軸のローガン=ウルヴァリンやローラ=X-23、『ブレイド』のブレイド、『デアデビル』のエレクトラが嬉しい。時間軸の分岐も多いだろうから本物かどうかも怪しいけど・・・とにかく神聖時間軸、MCUのアース616を陰惨な運命から守ることが彼らに課せられたミッション。最大のヴィランはチャールズ・エグゼビアの双子の妹カサンドラ・ノヴァ。「アベンジャー、アッセンブル!」が聞けるかと思いきや、キャプテンアメリカだと思っていたクリス・エヴァンスが実は『ファンタスティック・フォー』のジョニー・ストームだったというネタもいい。観てるこっちも騙されちゃったけど、よく見ると4の文字がしっかり描かれてた。
マルチバース批判の台詞もあったように思うけど、やっぱり面白い。時間軸が違うとこれだけ変わるんですね。よくわからなかったけど、ウェイドの恋人ヴァネッサに新恋人が出来ていたという事実。前作でケーブル(ジョシュ・ブローリン)のタイムマシンを使って生き返らせたけど、6年も経っていて中古車販売をしていたことから、サノスの指パッチンでやられたって可能性もあるのかな?アースが違うから不明。
とにかくMCUが大好きな人向け作品だとは思う。特にX-MENもファンタスティック・フォーもMCUの仲間入りするオープニングと言ってもいいのかも。また、20世紀フォックスでのマーベルヒーローも今後複雑に絡んでくるのだろうから、楽しみが増えました(キャラの名前は覚えきれません!)。そして、ソーとデッドプールの関係も気になってしょうがない!
適当にも程がある
脚本誰だよと思ってみたらライアン・レイノルズだって。
監督もよくこれを使おうと思ったな。
俳優が下手にパワーバランスで上に立つと能力もないくせに
変に主導権をとってクソみたいなストーリーを作るので
そうするべきではないと思うよ。
マルチバースの設定は便利だけど都合が良すぎるし
話がいい加減になりすぎるのでやるべきではないと思っているけど
今マーベルはみんなマルチバースでうんざり。
並行世界に安易に接続できて簡単に滅亡とかスカール感の想像が
出来ていなすぎて周りのスタッフは何の疑問も持たないのかと思う。
なんか中学生がストーリー書いたのかと思うほどに適当で、
コメディーシーンを入れすぎているのもあって面白いと言うよりふざけている感じ。
子供向け作品なのかな?と思いきやグロシーンはかなり凄くいっぱい出てくるので
バランス的にもおかしいなと思う。
もうマルチバースは封印しないと死んだやつが生き返るとかマジB級だから
やめてほしいわ。大金かけてこれってほんと無駄な使い方。
これが最後の真のフォックスのマーベル映画
こんなに胸熱になって爆笑した映画久々に見たわ!
デッドプールとウルヴァリンの組み合わせがマジ最高!!!これが真のフォックスの最後のマーベル映画、なぜかといと私が求めていたものが全て映像になっているからだ「最後にデッドプールとウルヴァリンがただハチャメチャになるだけのRー指定映画ができないかな〜」てなこと考えたらできたwww豪華なキャストがでた時はもう最高!!!エンドゲームよりも興奮した。ブレイド、エレクトラ、ガンビット、など昔いてもう忘れ去られたキャラクターが復活したのはとても感動的でかっこいいそしてエンドクレジットも最高。フォックスのマーベル愛があふれた史上最高のマーベル映画だ!!!(´;ω;`)(´;ω;`)
オタ向け公式おふざけ映画
色々知ってないとナンノコッチャになりそうな映画。マルチバースで大コケしたなどの自虐ネタ、しつこいほどの20世紀フォックスネタ、ギャラとキャスティング、等など映画の中身以外も要求してくる。キャプテンかと思ったらファンタスティックフォーだったとかは面白いけど、完全なる内輪ネタ。ストーリー的には何をやってるのかサッパリ分からない。時々ヒュー・ジャックマンが真面目な感じの演技を挟んでるが、雰囲気だけでほぼほぼ無意味。あと、セイバートゥースとガンビットはウルヴァリンゼロの方でお願いしたかった。
20世紀FOX老人会
デッドプールとウルヴァリンの強めのブロマンス(ラブ?)を感じる映画だった。
デッドプール、ウルヴァリンの双方に救いが与えられる映画で、MCUのデッドプールのヒーローはウルヴァリン・ウルヴァリンのヒーローはデッドプールであると示されているようで面白かった。
個人的に一番好きなバージョンの映画ヒューマントーチが出てきて嬉しかった。
ヒューマントーチというかほぼ俳優ネタだったけどそれでももう二度と見られないと思っていたキャラの新しい姿を見られたのは嬉しい。たとえ雑に死んだとしても…。
ブレイド、エレクトラは思ってたより年取っててびっくりした。年齢的に当たり前だけど。
ガンビットの単独作品も作ってほしいけどどうなるかあまりイメージできないので今後に期待。
FOXよ伝説となれ
今は亡きFOXを弄りに弄ってくる。
ディズニーに版権が渡ったので下品なセリフや血生臭いアクションシーンは見られなくなるのか?と危惧していたらとんでもない。ディズニー史上一番下品なシリーズ(褒め言葉)になって帰ってきた。
ウルバリンの最終話は未見でしたが、作中で何となく教えてくれるので本作だけ見ても分かります。
キャラクター性は抜群なのですが、話の展開がいささか納得できない部分もあり消化不良でした。
風呂敷を広げすぎたMCUを揶揄するメタ発言も連発して「それ、言っちゃうの?!」と笑ってしまいました。
近年のMCUはマルチバースで命の重さが軽んじられているように感じます。
スパイダーマンのブームにも乗り切れなかったのは映画として1つの作品の中で物語を完結させる美しさが好きだからこそ、別作品に出してまで果たせなかった思いを成就させる力技に賛同できませんでした。
要は好きな展開じゃなかったんですね。
いい場面で死ぬから伝説であってエモさが残るのに、あんな何してくれてんのよと怒りすら覚えます。
デッドプールでは後半にたくさんのイフデッドプールが登場するのも魅力です。
みんな違ってみんなデッドプールなんですが、上手く特徴をとらえていて素晴らしい出来栄えでした。
それをバッタバッタと血みどろになりながら切りつけていくアクションシーンは面白かったです。
果たして!今後もデッドプールの活躍はあるのか?
期待しています。
デップーは2が最高
ヒーロー映画ってやっぱり2が一番おもしろい。今回も楽しいところは随所にあったけど、流石にストーリーが無さすぎると感じました。脚本家3人いるのに。カメオ出演は大体楽しめました。ネタバレ食う前だったからよかった。
ヒューマントーチ出すならジェシカアルバもみたかった。昔の映画のヒーローたちが虚無に送られてるって設定はあんまりじゃないかと思った。それぞれの世界で生きているんだってことでいいじゃないか。
随分と前に観ましたが
デッドプールを知らん私にはハードルが高かったです。
最近のトレンドなんですかね、時間軸の違う世界を行き交ったりやり直したり。デッドデッドデーモンズもだったし。
この作品はマーベルコミックユニバースのコアなファン層に向けて作られた作品なんで初心者にはハードルが高いですね。
最低限デッドプールとウルヴァリンは見ときましょう。
あとマッドマックスフュリオサも。
一番最初にフュリオサのパロディが出て来ます。
これからデッドプールを見返したいと思います。
ネタバレ厳禁
友人からネタバレする前に、事前情報無しで観ないと絶対に後悔する!と言われて観てきました!
これはX-MENファンには堪らない映画、特に私のようなガンビットファンには、まさに夢の映画でした。
少しばかりの?ブラックな皮肉を交えつつ、ひたすら娯楽に徹した映画でした。
X-MEN映画の続編が観たい!!!
マーベル初心者には厳しい
X-MENとデッドプールは過去作を見ていて冗談の通じなさそうなウルヴァリンがデップーと絡むのか〜おもしろそ〜くらいの気持ちで観に行ったんですが悪い意味でマーベルらしさが出てやれマルチバースだの時間管理局?だの出てくるし別シリーズのキャラがドヤッと登場しても知らないので気持ち全く盛り上がらず…
最近のヒーローものってリアリティや過去の作品に対するアンチテーゼか知らないですが何かしらウジウジジメジメしていて単純に観ていて爽快感がないんですよね…
もっとバカバカしくて笑えるお気楽アクションを期待してたので残念です
エンドロールの過去のX-MENのメイキングが一番テンション上がりました
テンポがよくなんか色々どうでもよくなり元気がでる
安定のおもしろさでした!
オープニングの曲とダンスと演出にテンションぶち上げられ、最近心から楽しめることが少なかったので楽しさで泣きそうになりました
その後もテンポよく発言や演出も楽しくずっと楽しめました。
悪役のキャラが少し薄いかなと思わなくもないですが、過剰に強すぎてずっと負けるシーンを見るのも疲れるので本当にちょうど良いバランスだったと思います
マーベル側の世界線ともようやく交わったのも嬉しい。ハッピー可愛かったよ〜!
マルチバースもうやめましょうや
MARVELって元々そういうものと言われればそれでお終いなのですが、曲がりなりにもヒーロー(今回で言うならデッドプールやウルヴァリン)の名を冠するキャラが雑に舞台装置にされているのを見ていると「正史のデッドプール強!カッコイイ!」という感想より「いい加減うんざり」とう思いしか湧いてこない。
ノーウェイホームはそこらへんかなり上手く扱ってましたが、あれは登場するスパイダーマンそれぞれがちゃんと主人公であり、それぞれのドラマがある上で成り立っていたと思います。
様々なパロディやオマージュ、カメオ出演がありMARVEL含め様々な作品に対する造詣が深いほど楽しめる作りだったと思いますが、逆を言うと何のネタか分からなければ意味不明のところがあったり、何のドラマも無く現れるポッと出の異なるバースのキャラクターを出されてもなんだかなあと言う感じ。ドラマ視聴が前提の要素も萎えます。
元々MARVELはキャラが多いので全てで単独作品は作れないにしてもガンビットとかこんな雑に使って欲しく無かったなぁ、、
ストーリーに関してもマルチバースや量子世界など風呂敷を広げすぎていて「世界が滅びる」と言われても重みが無く、いとも容易く空間転移するもんだから「そんなことできるなら君らサノスの時なにしてたん?」となってしまう。
正直一度何らかの形でリセットを掛けないとエンドゲームまでの区切りを超えることは出来ないと思う。
個人的にはスパイダーマンが中心になりヤングアベンジャーズを率いる路線の作品が観たいなぁと思っています。
総じて観る人の知識量次第で見え方が大きく変わる作品だと思います。ストーリーだけでみると星1、ネタだけで楽しめる人向け。
バイバイバイ。
デッドプール単体の作品もウルヴァリンの単体の作品もとくに鑑賞した覚えはないのだが、そんなことはお構いなしでとりあえず鑑賞。
本編が始まる前にエンディング後に映像あるからエンドロールで帰らず最後まで見てね的なメッセージが表示されたため、何かサプライズキャラクターでも登場するのかとおもいきや
作中に登場する女性版プロフェッサーXにあっけなく〇されたキャプテンアメリカの問題発言の証拠映像だった・・・デッドプールのキャララクターらしいオチといえる。
この作品が「R15+」になっているのは作中の下ネタ発言というより、首チョンパや腕切断、足首ザックリとかそっち系によるものだったのかな?
もちろんグロいとかいうレベルでは全然ないとおもうし、むしろバトルってこうでなくてはとおもわされるのでこの点は良かった。
あと度々デッドプールとウルヴァリンがケンカするのだが、刺したり銃で撃ちまくったりとこの作品は彼らのケンカを描きたかったのでは?とおもわせるほどで、なかなか見ごたえがあった。
戦闘シーンといえば作品の冒頭でデッドプールが時空警察?敵なのを一人で無双するシーンが爽快感があったようにおもった。
そしてここで流れる曲がまさかの懐かしいイン・シンクのBye Bye Byeだった。(しかもちょっと音量を上げて流していた)
ちなみに何気にYouTubeでこの曲のMVのコメント欄を見たところ、案の定当時一番新しいコメントに「Deadpool」と書かれていた。
この曲にのってデッドプールのクールな無双シーン且つキレキレのダンスを見ることができる。
肝心のストーリーとしては個人的にとくに面白いとか感動するとかそういうのはなかった。途中で別の世界線から100人のデッドプールみたいなのがくるし。
このとき別の世界線に飛ばされたときに出会っていたロングヘアーでイケてるデッドプールことナイスプールが登場するのだが、100人のデッドプールから総攻撃を受けたときにデッドプールに盾にされていて、そこで攻撃受けまくってピクピクしながらデッドプールと会話していたシーンはちょっとクスっときた。
もちろん最後はナイスプールは首を飛ばされで〇んだんだけど。ナイスな奴だっただけにちょっと可哀そうだった。
そういえば作中でジャガーノートも出てくるんだけど「えっこれがジャガーノートなの?それでいいの?」って感じのモブキャラだったのがちょっと残念だった。
いつかジャガーノート単体でしっかり作った作品をリリースしてほしい。
あとデッドプールが作中で実際に登場しウルヴァリンも運転していたホンダの車「オデッセイ」をディスっていたが、最後の方では撤回するというネタがあった。元ネタがあるのかは知らないが。
入場特典みたいなのがあるのかなとおもったけど、何もなかったのはちょっと残念だった。
デッドプールの武器「赤ちゃんナイフ」が頭に残る、そんな作品だった。
ちょっとクセがあるのだがデッドプール単体の作品も観てみようかなともおもった。
やはりウルヴァリンは良い
面白かった。
なんか中盤から一気にB級くさくなったし、いろいろ矛盾もあると思うのだけど、コメディだから。
マルチバースのなんでもあり世界観に対する皮肉も良かった。
やっぱマルチバースって「禁断の果実」だよね~…。
エンドロールのこれまでの撮影風景みたいのは面白かったけど、こういうの映していいんかな…。
ヒュー・ジャックマンがいかにウルヴァリンを大事な役だと思っているか、の気持ちを示したいってことなんだろうか。
「ウルヴァリン」三部作は全部観たんだけど、完全にストーリー忘れちゃってたから、もう一度見返したいな。
俺ちゃんファンとして楽しめたが意外にハードルは高かった
俺ちゃんヒーローファンとしてはとても楽しめたし、散りばめられた映画過去作へのいじり、揶揄、オマージュがいっぱいで笑えるセリフ満載、「あなたは私の婿になる」まで自虐、俺ちゃん、サービス満開でした。
ただ、私は「XMEN」シリーズ、「ファンタスティックフォー」シリーズは1本も観ていません。特に「XMEN」シリーズのヴィランズが多く出てきたのでファンだったらもっとどっぷり楽しめただろうな、と思います。いろいろな作品の小ネタがどんどん出て来るので、たくさんの映画を観ているコアな映画好きむけなのかなとも感じました。封切り1ヶ月も経っていないのに上映回数が各館共に激減しています。ブラックジョークはやっぱり日本人の感性には合わないのかな。
これから観られる方は「ローガン」位は観てから行った方がいいかも。
とは言え、やっぱり俺ちゃん最高!!!ライアン・レイノルズは本当に引き出しが多い俳優だと思います。
デップー大好き
ウルヴァリンはマジでエロおやじ。ローラがあの盗んだサングラスかけた時は感動した。カサンドラこの世で1番可愛いハゲだと思う。ブレイドらへんは映画見てなかったんで見とけばよかったな。X-MENシリーズをリアタイで見てた人達が羨ましい限り。
不死身同士の無限バトル
デッドプールの復習してた方が楽しめます。
デッドプールとウルバリンが、ディズニー配給にしては殺しまくります。
お馴染みのマルチンバースですが、解りやすかったです。
ウルバリンの復活をスムーズにするには、マルチンバースが良かったのでしょう。
色々なXマンやヒーローがカメオ出演していてとても楽しめました。
この映画こそもう一度みて、デッドプールのセリフに「クスクス」笑いたいです。
ダメダメ人間がヒーローらしい事をすると、凄く好感度があがりました。
ディズニーに取り込まれたデップー
OP早々ローガンの感動的なラストをぶち壊す文字通りの死体蹴りで爆笑
クリエヴァのヒューマントーチや
ブレイドのウェズリースナイプス
MCUが始まる前のマーベル黎明期の作品の視聴者としては胸熱なシーンが多く
噂だけあったヘンリー・カヴィルのウルビー(ダニエル・ラドクリフとかも出てきたら最高だったかも?)
ローガンの女の子があんな大きくなったのかーとか
X-メンだけでもトード、パイロ、ジャガーノート(デップー2にも出てきたのに優遇されてるやん)ファーストクラスのアザゼル
チャニング・テイタムのガンビット(そんな話あったなー)まで
ファンサービスは流石のMCU作品だった
そしてなによりヒュー・ジャックマンのウルビーが復活!子どもの頃X-メン見てあの筋骨隆々のボディに憧れたんだがあのおっさん本当にすごいね、50代であの体に仕上げれるの本当に憧れる
そんなこんなでスクリーンの中はお祭り騒ぎで楽しかったが肝心の内容はまあ最近のMCU作品らしい薄い味わい
内容だけならデップー1が圧倒的に面白いし
笑いだけならデップー2の方が笑えた
でも懐かしい気持ちにさせてくれたし
ヒュー・ジャックマンのウルビーが筋骨隆々で帰ってきてくれたのでもうこの映画はそれでいいのかもしれない
一番印象に残ったのがエンディングの曲だった
デッドプールもこんなにも散漫とスカスカとしてしまうのか...といった印象でした。
ということで一番没入感を感じたのがエンディングで流れたgreendayのgood riddans...渋いんだかチャラいんだが微妙なラインですが歌詞やメロディーは合っていてよかったです。
ですが曲は合ってるけど...あのエンディングのノリがあの歌詞だと余計にお遊戯会の内輪のノリが感じられてしまい正直キツかった...!!!
それが狙いなのでしょうが、ちょっとチープ過ぎて自分には無理でした。
映画自体は、前作まではコスプレおじさん感をなんとかしてかき消す下ネタの勢いやクソッタレ感を維持していた努力を感じましたが...今回は、テンポの良さ、下ネタグロさの勢い、マーベルの資金力的な見栄えの良さ、捻ったギャグ、どれも光るものが感じられず、せめてどれか絞ってメリハリつければ良かったのでは、と疑問を感じながら見てしまいました。
個人的にはグロと下ネタのキレが単調で期待以下だったのが一番残念かもしれないです。次いで傭兵感がなかったことでしょうか。成長したなぁ随分可愛い性格になってしまったなぁとヒーローになろうとしてるデッドプールに素直に喜べませんでした。
(ヒーロー物やりたいならデッドプールでなくてもよいのでは?)
あとは、どこを切り取ってもちゃちい。チープならチープなりに他で魅了して欲しいですね。最近はたまにしか見ないのでわかりませんが、これについてはディズニー以降のマーベル全体に感じています。
早々に見続けるのが辛かったです。ただ、パラドックスの職場のセットは出来が良く見ていて楽しかったです。
見せ方やの問題なのでしょうが、他には作中の音楽もずいぶん適当だなと感じました。
詳しくないので不明ですが古いキャラも多いようで往年のファンには受けたのかなと。そうであって欲しいと思います。ディズニーと共にしばらくマーベルは結構ですね。
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