デッドプール&ウルヴァリンのレビュー・感想・評価
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結局はメタな視点ごと飲み込まれた印象
これまで映画会社に捨てられてきたキャラクター達やそれら作品関係者への温かい視点、映画会社や業界に問題提議するスタンス。ショーン・レヴィらしい優しさ、個性的な着眼点、巧みな比喩表現、そこにデッドプールの下品さを加えて。
全体としてはとても高いレベルで、他にはないネタっぽい作品となっているのだが、物語の本題となる敵との戦いやマルチバースによる雑多感が影を落としている印象。
どれだけメタな視点で逃れようとしても、結局マーベルやマルチバースという大波に飲み込まれてしまった感が否めない。お決まりのバトル展開、時間軸を超えたキャラクター達のわちゃわちゃ。初めは斜め上から見下して、ネタにしておちょくっていたのに、「マルチバースはもうやめろ」と言っていた自分が飲まれてしまっている。これでは格好がつかない。
これまで他のマーベルヒーローにないスタンスを維持してきたデッドプールだが、「結局敵わなかったのか」という敗北感すら漂う。まぁショーン・レヴィがこうしたかったというだけかもしれないが。
デッドプールはもっと「しょうもない話」でいい。だけど話の荒さを「デッドプールだから」で言い訳するのはNG。個人的な好みとして。
初めはネタで流してした『Like a Prayer』、途中から普通に盛り上げ曲にしちゃってたからな。デビット・リーチと比べて、ショーン・レヴィは少し真面目すぎたのかもしれない。
ベスト・オブ・ザ・ベスト・オブ・ザ・ベスト
なかったことにしない精神に感動
さよなら二十世紀FOX
らしさ全開。
ハイ、ユキオ! (追記)
うっそー。
ユキオちゃん楽しみに観に行ったのに。
いろんなのが出てきて(マーベル素人なのであまりわかりませんでしたが)びっくりだけど、ユキオちゃんの出番が少なくてもっとびっくり。
デッドプールのキレッキレの血飛沫アクション大好きなんだけど、、。
撃たれても刺されても死なない者同士の、撃ち合い刺し合い殺し合いを飽きずにどう見せるか。
なんでもありのマルチバースが逆に足枷になって、なんでもありをどう飽きられずに見せるか。
自分たちで蒔いた種だけど、監督と脚本家の腕の見せどころ。
(マルチバースは本来禁じ手、そろそろ封印してもいいんじゃないかな)
からかわれている側が、からかっている奴買い取って、同じようにからかわせて、俺からかわれているけど心広いだろって、言ってる金持ちを誰かからかってくれないかな。
(追記)
ツイスターズまで時間があったので、二回目今度は吹替版で観てきました。
ファンの方たちの熱いレビューを拝見しましたので、初回よりも楽しめました。こりゃ、古くからのファンにはたまんないだろうなって納得です。
日本語版キャスト、その他の出演に忽那汐里って! 本人がしてるんだ。
次回作があったら、おしゃれ番長にはポッキー持って踊ってほしいな。
久々に頭空っぽで観れて楽しかった〜〜〜笑 相変わらずの最低最悪で最...
久々に頭空っぽで観れて楽しかった〜〜〜笑
相変わらずの最低最悪で最高ヒーロー 笑
コラボが豪華だったけどそこまで派手な展開があるわけでも無かった…けど笑い・アクション・そしてほんの少しの良いハナシ 笑、で十分楽しめた。
他の方が言うように今作はガッツリマルチバースが絡んでくるので確かに他作等の情報があればもっと楽しめたんだろうけどデップーお決まりのネタ擦りで軽ーくはわかるしマーベルガッツリ履修組って訳でもないので個人的にはそこまで置いていかれてる感は無かった。ただコラボに重きを置きすぎたのか確かにストーリーは薄かったかも 笑
最後のあの感じ的に別ウルヴァリンはあのままファミリー入りなのか最後のオマケで続編等に特に言及が無かったのが気になる…そもそも今後マーベルってどうなる…???笑
追記.本編勿論良かったんだけどそれより何よりSCREEN Xヤバヤバのヤバすぎ!!!!臨場感倍増しでめちゃくちゃ楽しかった 笑 アレの轟音上映とか可能なのかな…一回浴びてみたい 笑
ディズニー史上最も下品な作品?(MCU㉞)
もう下ネタのオンパレードです。
こんなに下ネタ&血しぶき満載の作品だけど、ディズニーはOK出したんか?
という訳で、事情により本作よりディズニーマーベルに加わったデッドプールの3作目。
内容としては、トークバトルとアクションの連続です(^_^;)
ただ、「TVA」が出てくると頭に?が浮かびます。MCUは、予習範囲が広すぎて困りますわ…
まぁX-Menシリーズと、MCUシリーズを知ってれば知ってるほど楽しめる作品だと思います(^^)b
注目は、とにかく豪華なキャスティング。
もうアベンジャーズ級の豪華さと言っても良いんじゃないかな?
それと、この作品のために鍛え直したというヒュー・ジャックマンの肉体ですかね~
もちろんいつものようにエンドロール後にオマケ映像があるので、明るくなるまで席を立つべからず。
アンタに会えただけでも、、、、
何もできねー
何も言えねー
あー!
おー!
えー!
オデッセイのルーフから、
上半身出して、
俺は永遠にオレって言ってたアンタ、
アンタに会えただけでも、
嬉しかったよ。
【蛇足】
オデッセイを粉砕しながらの格闘シーンの音楽、
「グリース」でオリビア・ニュートン・ジョンが、
ピンクの衣装のお嬢様キャラから変身、
黒い革ジャンくわえタバコで登場する時(くだらない言い方をすると、スクールカースト頂点のトラボルタに見下されたオリビアの下剋上の瞬間、(バービーによる、ケンや社会への抵抗と同義でもあった))の劇伴音楽、
Make America Great Againに賛同するひとたちが、
このシーンを見て両拳を突き上げて総立ちになっている姿を想像した・・・。
ストⅡで日本車を粉砕していたひとたちでもある。
ガイル使い&ジャッキー使い(ヴァーチャ)、
【YOU WIN】
Winnerを描いていたアメリカ映画、
Loserを描く日本映画。
世界のマーケットはLoser主人公がメジャーになってきた、
Make MARVEL Great Againの明日はどっちだ。
それと、
ドゥームとスタークは全く無関係にするのだろうか、
無関係にするなら、以前に、候補にあがっていたとはいえ、
キャスティングするだろうか・・・
【蛇足の蛇足】
「グリース」のトラボルタの元カノがオリビアをけしかける。
元カノはストッカード・チャニング、
代表作は「二つのの顔を持つ女」(1973年作品)、
醜悪な外見のせいで周囲から酷い虐めに遭う。
整形した美貌で復讐しまくる作品。
のちにストッカードは、
テレビ局で気象予報士から成り上がっていく、
「アンカーウーマン」にも出演する。
【蛇足×3】
〈オデッセイの破壊〉のもう一つの意味。
ゲーム産業黎明期、最先端の会社が、
オデッセイ社。
それを追撃したのが、
スティーブ・ジョブスも勤務していたATARI社、
そしてATARIを追い込んだのが任天堂。
微妙な違いはあるが、おおまかな流れは間違いではない。
オデッセイを破壊した日本が、
オデッセイという日本車を破壊された・・・ヨガファイヤー
生身だったらお互い何回死んでんねやろ
メインはほとんどウルヴァリン。そりゃそうか。かたやシリーズ3作品目で、かたや何作も出演してきた長編シリーズ主人公。歴史の重みが違う。
20世紀フォックスがディズニーに買収されたことで、ついにX-MENがMCUに参戦する。
それをメタ的存在のデッドプールと共にデビューさせるとは。
デッドプールのメタ発言のノリは、嫌いな人にはとことん嫌われそう。
ちっちゃいことは気にしないのが重要だ。
それにしてもこの2人は、超再生を持っているから、致命傷与えまくりな戦闘がまた斬新。いくらでも斬って串刺しにしてもいいわけだから、やりたい放題。
そういえば、アベンジャーズに剣使いっていたっけ?
さて、あんまりネタバレするのはまずいので、なかなかコメントしづらいが、アメコミ映画好きは見逃すわけにはいかない映画である。
やったね俺ちゃん!マーベル映画の仲間ができたよ!
今作はデッドプールという一人のアメコミヒーロー映画が、良くも悪くも完全にマーベル映画の仲間入りしてしまった、というのが見終わった後の感想だった。
他作品の履修前提の映画作りはファンにとっては嬉しいのかもしれないが、マーベルが好きでもない個人からすると、あのキャラや小物の登場に何の反応も感慨も起きず、ただただ滑っているように感じてしまった。
また、マーベルお得意の多元宇宙の大風呂敷でいつもの展開に飽きも感じた。
そこをデップーのギャグやグロい戦闘で埋めてもらえれば満足だったが、マーベルクイズなギャグに、ただ刺さって血が出るだけで欠損描写が少ない戦闘シーン、大風呂敷でキャラ描写が少ない(ファン目線なら足りてるのだろうか?デップーとウルヴァリンの関係性と共闘理由がいまいちしっくりきてない)で満足できない出来だった。
無印はヒーローらしからぬキャラと他作品との絡みが少なく前提知識が必要ないプロローグ映画だったので楽しめて見れたのだが、2でX-MENのメンバーが出始め、今作で大集合、ストーリーもキャラもすっかりマーベルとなり、仲間が欲しかったデッドプールは満足できても、私は満足できない映画となってしまった。
マーベルの神になりたがっていたデッドプールは仲間に取り囲まれることで満足し、マーベルを救うことを放棄してしまったようだ。
吹替版にて鑑賞〜
かなり笑えるマーベル作品。 本年度ベスト!
MARVEL好きにはたまらない作品
最初から最後まで自分は楽しく作品を鑑賞する事ができました。
MCUというユニバースの中で現在テーマとなっているマルチバースを用いて限界まで挑戦した作品なのかなと思います。
また今作のテーマは最後まで観た時に理解できると思います。
昔から知ってる人はご褒美的な映画かなと。
ストーリー的には時代設定の矛盾が生じてる点がありますが、マルチバースで解決と言ってしまうと雑かな。
ただマルチバースはここ数年ずっとそれでやってきているので、そこを気にしててもしょうがない。
物語展開は3部構成の形になっていて、最後は時間の都合でパパッと進めた感は否めない。
キャストには注目していただきたい。
タイトルの通りMARVEL好きな人には驚きが何個も積み重なり、息つく暇もないかなと。
初見の人がもし観た時に初見殺しだ!と感じる人もいるかもしれませんが、
予備知識無しで見たとて楽しめる作品ではあると思います。
但しグロや下ネタ表現が苦手な人は少し避けた方が無難かも。
ここまで書いて評価5?となるかもしれませんが、MARVELが好きな自分にとっては、ご褒美過ぎた作品であり、
字幕、吹替と二回観ましたが楽しかったと感じる事ができたので、
星5となっています。
デットプールはファンの意見を代弁したのか??
毒舌というより、悪口雑言の類を弄するデットプールさんですが、その対象のひとつが本筋には全く関係ない親会社のデズニーさんのことだったりしまして、また、妙に的を射た内容だったりしたので内心ヒヤヒヤでした。
彼の発言が近年のマーベル作品に対するファンの意見と合致していたのは言うまでもありません。放送禁止用語てんこ盛りではありますが(笑)
それらは、おそらくデットプールさんの何の根拠もない相手を単に煽る目的だけの妄言、またはブラックジョークとして処理されるはず・・・とデズニー上層部では解釈して、上映許可したんでしょうけど、エンドロール後の「種明かし」を拝見し「あること」を確信しました!
こういう命知らずのところは彼の本当のかっこ良さであり、マーベルだけじゃなく世界を「あるもの」から救うと真面目に思っています。
引き続き下品にがんばれ!次はもう少し違う意味のR15+も期待します!(笑)
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