デッドプール&ウルヴァリンのレビュー・感想・評価
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MCUになっても相変わらず
新宿のドルビーシネマで鑑賞。
旧20世紀フォックスからディズニーに移ったことで、どうテイストが変わるのか気になっていました。いざ蓋を開けてみると、過去作の要素は残しつつも、よりごちゃ混ぜにしたような展開になっていました。
MCU初のR指定映画ということもあり、劇中では血飛沫が激しく飛んだり、下品な言葉で溢れていました。そのため、今までのディズニー配給のマーベル映画と比べてかなり異彩を放っていました。
ノリノリになれる挿入歌はどれも印象的でした。特に、冒頭の戦いで流れた洋楽が見事にマッチしていました。さらに、この場面におけるデットプールがすごくシュールで、「そんなもので戦うか!?」と思わずツッコんでしまいました。
デッドプールが、最近のMCUを皮肉るセリフも非常に多かったです。それだけでなく、マーベルとは全く関係ない映画をネタにしており「ディズニーでそんなことして大丈夫!?」とびっくりしました。そんなカオスな光景の連続に、当時観た劇場は何度も笑い声で溢れていました(私も声が出るぐらい笑いました)。
予習が必要な作品としては、デッドプールの前2作とウルヴァリン3部作(X-MEN 0、サムライ、ローガン)、ロキがあげられます。私はこれらを既に観ていますが、全部を覚えている訳ではないので、事前に一通り観ても細かい内容を理解するのは難しいと思いました。ここから、無理に予習しなくても単品としても楽しめる印象を受けました。
他にも色々語りたいところはありますが、MCUの復活を感じさせる素晴らしい映画になっていました。MCU好きは勿論、初めての人や最近マーベルから離れていたファンにもおすすめです。
そろいもそろって喰われる
カサンドラ・ノヴァを演じたエマ・コリンのことである。
デッドプール、ウルヴァリンともに能力としてもまるで敵わなかったが、絵面でも大物2人がすっかり食われてしまっている。
エマ・コリン、素晴らしい。
チャールズ・マカヴォイ・エグゼビアにそっくりの容姿で起用された程度にしか思っていなかったが、ドラマ「ザ・クラウン」のダイアナで注目を浴びたあと、「チャタレイ夫人の恋人」(’22)のしなやかで、かつ体格良すぎるその姿がその古典の持つテーマと現代を結ぶ役割を果たしており、この古典をリメイクするに至る説得力が彼女自身からも感じられ、面白い存在と見られていたのだろう。
スキンヘッドは原作に基づくものだが、映画でしかマーベルに触れない者としては、やはりティルダ・スウィントンを思い出す。両名ともにクィアを自認しているようだが、そのキャラクターも役に活きているし、起用する側もその点も頭にあったことだろう。
コリンの、コートが似合いすぎる立ち姿、大立ち回りはないものの、ピッとした、すらりと長い手の動きなど、カメラの方もかっこよく撮ることをとても意識されている。
白目ひんむくお顔も美しい。
今は、トンプソンでもなく、ワトソンでもなく、ストーンでもなく、エマ、というと、コリン。次回作はロバート・エガースの「ノスフェラトゥ」とのことで、楽しみだ。
と、こんな書き出しから始めている時点ですでにほかがキビシイ、という感想がバレバレの、
「デッドプール&ウルヴァリン」
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ジャックマン主演の大好きな「リアル・スティール」(’11)のショーン・レヴィ監督というのをオープニング・クレジットで初めて知った。最近でも「フリーガイ」(’21)、「アダム&アダム」(’22)とレイノルズと組み、キャリアとしてはピークにあるといってもよいレヴィ監督なので、こりゃ、イケるかも、と思ったのもつかの間。オープニング以降、眠い眠い。
コリンのカサンドラ・ノヴァが出てきたようやくこちらのテンションは上がったが、物語は全く盛り上がらない。前半の大きな欠点は、ウェイドの世界線が終わる、のであれば、その過程を見せていない点。ウルヴァリンを他の世界線から引っ張ってくるとかはどうでもよくて。そこが全然語られていないから、ラストなんてあんたら何やってんの?と。
後半のプール祭りも好きな人は好きだろうが、見せ場に華を添えたわけでもなく、いつまでたっても同じアクションであくびが出る。
デッドプールのメタ的な存在意義も昔から変わらず。今回は、ディズニープラスを見ていない人にはさっぱり、の人も救い、じゃなかった掬いつつも、ドラマシリーズを見てきた人にも損をさせないような、セコイ作りが見え見え。
確かにデッドプールの役割はまさにその部分を担うにはもってこいの存在。
1作目から変わらず「スキマ産業」。
追記
同じく赤いコスチューム、マルチユニバース、というとDCの「ザ・フラッシュ」(’23)のほうが遥かに面白い。
マルチユニバースをネタにするならば、個人の事情から世界がおかしくなり、個人の成長をもって、世界を正常に戻していく、という構造がやっぱり鉄板で、その点も「スパイダーマン ノーウェイホーム」よりも「ザ・フラッシュ」のほうに軍配が上がる。
MCU合流でマーベル素人には敷居の高い仕様になったデップー
マーベル作品はほとんど観ていない私ですが、デップーだけは好きで過去2作とも観ています。
今回、20世紀FOXがディズニーに買収されて以後初のシリーズ新作ということで、やはり心配だったのは作風が多少なりとも ”ディズニーナイズ” されてしまうのではないかということ。近年のディズニーといえば、目覚めた作品で興行成績を棒に振ることが多かったので……
でも、オープニングの数分でそれは杞憂と判明。早速ディズニーのFOX買収をいじってみせるというお得意のメタネタも炸裂。その点は安心した……のはよかったけれど。
私がマーベル作品を観ない(決して嫌っているわけではなく、なんとなく食指が伸びないということです)理由、それはユニバースとかアースとかの世界観をよく理解しておらず、敷居の高さを感じるから。それと、別シリーズの作品を知っていることが前提になるような構造が、ぶっちゃけ面倒臭いというのもある(ごめんなさい汗)。
しかるに今回のデップー、その私が苦手な部分をかなり擦りまくっていたので、節々のギャグはわかる部分もそれなりにあるのだけれど、観ているうちにだんだん気後れしてくる自分が心の片隅にいた。
前作まではもうちょっとマーベル素人にもやさしかったのに、デップーもそっち側に行ったんやね……。
アースの概念はネットでかじった程度に(漠然と)イメージを持ってはいたので、マルチバース的別世界にいろんなウルヴァリンやデップーがいるという設定は(多分)理解できたけど、虚無の世界にいたマーベルキャラなど、他作品に出てますよというキャラはほぼわからなかった。
マーベル作品をちゃんと観ている人は盛り上がるんだろうなここで、という雰囲気だけ味わったような感じ。
容赦ない血飛沫アクションと、平然とメタを織り交ぜてくる弾丸トークは、終盤まで過去作に遜色なく楽しめた。20世紀FOXのロゴの遺跡みたいなのとか、フュリオサもどき?みたいなキャラとか、「エンヤのCDで股間をこする」みたいな台詞などはかなり笑った。
ただ、主演が2人ともヒーリングファクター持ちなので多少の肉体損壊では死なないばかりか、彼ら以外にも不死身かなと思わせるようなキャラが登場して、さすがに緊張感が薄まった。
前作までは、登場する個々のキャラとデップーの関係やその変化がもっとしっかり描かれていたし、愛や友情や家族的な絆の尊さといった作風の割にベタなテーマ(褒め言葉)がストレートに伝わってくる物語になっていた。そのテーマ性が、お下劣ギャグや残酷アクションに対して天秤のようにバランスを取って、どこかほっこりした余韻を生んでいた気がする。
今回、マーベルキャラが大量投入されて、マーベルファンには「あのキャラが出てる、このキャラも出てる」と、その顔ぶれを見ること自体で楽しめる作品にはなっていると思うが、その路線に力点が傾いているせいか、ストーリー自体はちょっと薄く感じてしまった。
このマーベルお得意様向け路線にシフトした作風をどう受け止めるかで評価が分かれるのではないだろうか。
「◯◯◯◯は、過去も今後も1人だけだ!」
「デッドプール2」のエクステンデッド版をご覧になっているだろうか。
配信などにある通常版ではなく、エクステンデッド版だ。
そちらのミッドクレジットにて、デップーが懐かしのある人と会話をするのだが、
実はエクステンデッド版では、こんな会話が追加されている。
「君の旧友ウェイドがまた仕事に戻れと言ったら、イエスというように」
それから6年の時を経て、そんな混ぜるな危険な二人のタッグが遂に実現を果たし、超メガヒットを記録したのが本作。
いやー、楽しかった。
面白かった…というより、楽しかったという感想が合っている気がします。
開始早々にデップー節が炸裂し、以降は延々とありとあらゆるネタのオンパレードです。
あんな悪趣味で血みどろなオープニングクレジットも珍しいでしょう(笑)
びっくり箱のように次から次へと豪華なサプライズゲストが登場し、
しかも、日本語吹き替えまで粋なキャスティングをしているのには感嘆しました。
「◯◯◯◯は、過去も今後も1人だけだ!」の宣言は、多大なる不満と執念がこもりまくってます(笑)
元々「デッドプール」や「X-MEN」などを製作してきた20世紀フォックスが、ディズニーに買収・吸収された一件も、これでもかというほど自虐ネタにしており、
そういったネタを逐一、デップーが懇切丁寧なまでに説明していますが、
この一連すらも一つのネタとしているのが絶妙です。
デッドプールという規格外のキャラを、しっかりと生かしているのが巧いですね。
デッドプールとウルヴァリン。
性格の正反対ぶりは水と油ですが、不死身同士という妙な共通点を活かした血みどろ漫才は爆笑もの。
様々なマルチバースのウルヴァリンの中でも、“最低”のウルヴァリンが選ばれ、
デップーは、ヒーローのお手本であるアベンジャーズに強い憧れを抱いており、その誇りを描く事で、
破茶滅茶なだけの映画で終わらず、ヒーロー映画としての面目躍如を果たしています。
そして、過去の欠陥品的な扱いを受けている“彼ら”に向けての愛の映画でもあります。
彼らのことをこれほど慮って言及しているのは、映画広しといえど本作だけだろう。
かなりマニアックで
シニカルな大人向け。
ま、良くも悪くも裏切られる仕様。
マルチバース使った時点で、なんでもアリになるよね やっぱり。
最後はデップーな着地だったけど。Disneyはヒュー様使いたかったのね〜
下品なのがデッドプールなんだよ
デッドプールにウルヴァリンが出るとこうなる
楽しませてくれました
ファンからしたら最高に面白かったです。
marvelってファンが望む映画を作ってくれる。
他の映画で出てくるセットが使用されていたり、細部まで考えぬかれてる。
相変わらずムキムキのローガン
ずっと半分物語の中、半分メタな感じの作りが振り切ってて楽しめた。
アメコミのいろんなキャラ出てて、きっと知ってる人は大盛り上がりなんだろうけど、自分は半分くらいの感動だったかも。
何より相変わらずヒュー・ジャックマンがムキムキでかっこよかった!
『Logan』好きだったしどうなるんだと思ってたら、ちゃんとその心配を徹底的にイジっててさすがだった笑
(帰ってからXメンシリーズ見直しました)
スルーするかな、と思っていたけど、MCUになったということは劇場逃...
スルーするかな、と思っていたけど、MCUになったということは劇場逃したらディズニープラスに加入してないと観れないやん、ということで前情報ほとんど無しで観に行ったら、面白かったー。タイトルにウルヴァリン入ってるし、ポスターのウルヴァリンはヒュー・ジャックマンだし、なに?CGで出てくるの?と思ったらガッツリ普通に本人でびっくりした。しかもちゃんと『ローガン』を経てのウルヴァリン再登場ということになっていて、節操無いというか潔いというか、嬉しいけど。で、この作品ではそんなウルヴァリン再登場のみならず、マーベル関連映画(MCUとは限らない)の過去キャラが大挙して再登場。名前を出すだけでネタバレになるから書けないが。しかし設定上、『ローガン』の物語があった上でウルヴァリンを再登場させたなら、プロフェッサーX、というかパトリック・スチュワート出してよ〜。個人的にプロフェッサーXの最後の出番が要介護状態の姿だったのは納得いってないんよね。とはいえ今回の物語では姿こそ見せないが、その存在自体は大きく影を落としていたんだけど。
というわけで、すごく楽しかったけど、その同窓会的なノリや内輪ネタのオンパレードを抜きにしたら、物語としてはどうなの?というのもなくはない。ヒーローものの肝としてのヴィランのパンチの弱さ、クライマックスの撃退方法のテキトーさは単体の映画としてだと致命的なレベル。さらに、この映画における世界の危機は時間管理局(?)の作った装置を悪用して引き起こされてるんだが、そんな装置を作る技術があるなら、もう誰かが同じ原理で装置作れるってことで、世界の終わり確定じゃないか、というのもある。
それと、そもそもマルチバースそのものが過去シリーズのキャラクターや設定そのものまで現行シリーズに援用、引用思いのままの仕掛けだし、サブスク時代になって以前より過去作のアーカイブを手軽に楽しめる状態になったという背景があるのは理解しているけど、それでもオマージュとノスタルジーに頼り過ぎた作りは音楽におけるデラックスエディションとかの商売と同様に、以前からのファンやマニアをターゲットにした再生産商売の香りが強くて、『新しい何か』を作るという大切な要素、未来へ向けた姿勢が欠如してしまっているのでは?という思いが頭に浮かぶ。今のヒーローものにおけるこの潮流が、過去作をサンプリングして新しいものを提示するヒップホップ的な表現なのか単なる同窓会ノリなのかは判断つかないんだけど、『うわー、あのキャラが出てきてる、あの物語のことを語ってる、懐かしい!嬉しい!』という気持ちになる度に複雑な気分も同時に湧き上がってくるのは確か。まあ面白ければいいやん、と素直に観れば済む話なんだが。それに今作はアクションだけでも十分面白いしね。
歴代デッドプールよりは劣るが…
最初のウルヴァリンの骨を使ったアクションや骨にクレジットを入れる演出はとても素晴らしいの一言。
話の内容も下品かつ間に挟むカッコいいアクションのおかげでこれだよこれとなったし、ウルヴァリンとデッドプール両者の持ち味を引き立てあってるのが良い。
ただ、MCUというかなり複雑な時空のおかげで話がややこしすぎるかな?と。
出てくる単語や古いヒーロー達の登場は、ずっとシリーズを追っているファンにとってはたまらないが、シリーズ初めてみたいな人は?が多く浮かんだことだろう。
デッドプール1,2だと正直X-menを知らなくても楽しめたが、3は前提知識ありきでまぁ三部作目って感じかな。
MCUを知らない人に3から見るのはオススメは出来ないかも。
危険物持ちたがり
ヒーローのような2人がタッグを組んでパラレルワールドを救うような話。
設定は小難しいので考えずに観るのがよいだろう。ギャグ寄り。
良い点
・ヒーローにしてはぶっ飛んでいる
・メタ要素
・便利な再生
悪い点
・流血演出がさほど効果的ではない
・サブキャラのアクション見せが物足りない
カサンドラが可愛い過ぎて
僕も脳みそかき回されたいと思いました!
デッドプール1は大好きなんですが、、、。
MCUも全部観れてないし、理解できてないギャグいっぱいあると思うんですけど、話としてあんまり乗れなかったです。
世界線ひとつ消しちゃう話の割になんかスケール感小さいというか、イマイチ戦う意義も見えず、、戦っててもテンション上がらなかったです。
でも、デッドプールが幸せならそれでいいか。
とにかく、カサンドラが可愛い過ぎる!悪口言う奴は皮膚全部取られてしまえ!
割り切り&振り切り
なんばの轟音シアターで鑑賞しました。
Xメンシリーズは好きなので、ローガンなどの番外編も含めて全作鑑賞済です。
逆にデッドプールは1作目は観ましたが、下品さが好みではなかったので、2作目は未見です。
そもそも、あまり好きではないデッドプールの3作目を敢えて劇場鑑賞したのは、今まで一貫してリアル路線を貫いて来たウルヴァリンが、初めてある意味オマヌケな、コミック版のスーツとマスクを着用する姿が観たい一心でしたので、それだけでもう、劇場まで足を運んだ甲斐はあったと感じています。
また、随所にチクリと自虐ネタやパロディが盛り込まれてあるので、クスッとしながら楽しく観終わる事が出来ました。
それにしても、クレームスレスレと思われるネタも多数あったので、よくこれがディズニーでOKになったなと感心しました。
エイリアンロムルスもそうですが、最近のディズニーは残虐シーンに対しての許容範囲が拡がって来たなと再認識しました。
ストーリーはよくあるマルチバース物ですが、デッドプールの世界線を維持するために、なにゆえのウルヴァリン召喚なのかという、一番肝心な部分が腹落ちしないままでしたのて、登場人物の誰にも感情移入できないまま、不完全燃焼状態を引きずりながらの鑑賞となったのは非常に残念でした。
恐らく、他作品に何らかのヒントがあったのだと思いますが、その部分の前提情報は押さえた上で鑑賞した方が良いと思います。
ぼくらズッ(刺殺音)友だよ♡
ライアン・レイノルズの代表作第三弾。
今回の相棒は、怒りんぼのあの人。
【ストーリー】
"デッドプール"ことウェイド(ライアン・レイノルズ) は、20世紀フォックスがディズニーに買収されて、みずからのいるべき場所を失い、やむなくMCU、マーベル・シネマティック・ユニバース、『アベンジャーズ』に売りこみをかける。
が、面接で落とされてしまう。
意気消沈し、とりあえず生活の安定を求めるウェイド。
スーパーヒーロー芸人活動もやめ、気がつけばどう考えても向いてない中古車販売の営業マンになっていた。
それでも仲間に誕生日を祝ってもらい、ちょっと仲のこじれちゃったヴァネッサもパーティーに来てもらえた。
だがそこに、時間変異取締局TVAと名乗る男たちがたずねてくる。
聞けば彼らは、過去と未来を改変した罪でデッドプールを逮捕するという。
とりあえずTVAに乗りこむと、いかにもいけ好かない上司然とした男・パラドックスが待っていた。
「君たちのユニバースの最も重要な"アンカー"だったローガン、ウルヴァリンが死んで、ユニバースそのものが死に向かっている」
とりまパラドックスに鼻パン入れてウルヴァリンの墓を荒らすも、このユニバースの彼、完全に死んじゃってて使い物にならなかった。
しゃーあんめえと他のユニバースをめぐり、チビヴァリン、デカヴァリン、ジジヴァリンなど色々声をかけて回るも、引っかかったのは「最悪のローガン」酒ヴァリン。
口八丁手八丁でどうにかそのウルヴァリンを引きこんだはいいが、ちょっと目を離したらお酒飲んじゃって働かない。なんならデッドプールに殴りかかる(ついでに刺す)
もうなんなのこのクズリ野郎!
よくしゃべる絶対に死なない男と、ほぼしゃべらないほぼ死なない男。
相性最悪な二人の、マルチバースを股にかけた旅がここにはじまる。
来ましたね、デップーファンのなかまたち。
『デッドプール3 デッドプール&ウルヴァリン』です。
今回も安定の、ウワモノがどんぶりからはみ出るツッコミ笑いてんこ盛り仕様。
そもそも物語の最初っから俺ちゃん、ディズニーの20世紀フォックス買収によるアベンジャーズ入りを志願してますし。
近年流行りのマルチバース設定。今回は「虚無空間」で過去のヒーローを発掘して戦ってます。
やっぱり嬉しいのは、ウェズリー・スナイプスの『ブレイド』ですね。
元祖ガン=カタの剣フー(今命名)を使いこなす、バンパイアハンターのハーフバンパイア。
あのブーメラン剣を使った殺戮アクションは、今なお健在なポージングの美しさ。
パニ⚪︎シャーは死んでましたけど、まあまた必要なら墓場から引っぱりだして、アレしてくれるでしょう。
作中でけちょんけちょんにけなされてるホンダオデッセイですが、デップーとウルヴァリンが中でボコボコに殴りあっても平気で走るし、なんなら敵拠点にカチこむ足にもなるし、こんなの絶対おいしい役でしょ。
デッドプール百人組手アクションも笑えます。
ナイスバディのエッロプールから頭だけのヘッドプール、宇宙刑事みたいなロッボプールになんかちょっとだけ体形のちがう大量のチョットプールたち。とにかくかたっぱしからボコボコにしてゆきます。
それにしてもあの、ナイスプールことグッドプールの扱いよ……イッヌプールが生きてたからまあいいや、的なね。
イッヌプールといえば、登場するたびにスローモーションで音楽が流れて、デッドプールが女の子のように萌えるってお約束、何回やる気なのか。
そして自分、なんでそのたび笑うのか。そろそろ飽きろ自分。
劇伴音楽にボーカル曲が多いのもいいですね。特にアクションシーン。
お笑い映画ならではの演出ですけど、この辺本当に邦画のお笑いも見習ってほしい部分かも。
寒いからやりたくない?
大丈夫!自分問答無用で笑いますから!
オチも安定のまったり感。
ヒューマン・トーチ、君ってば……まあいいや。
全編くまなく観客を楽しませてくれる気満々の、ずっと笑っていられるヒーローギャグ映画です。
初めてのマーベル
ストーリーもキャラもわからないままで
行きました。
オープニング?で
仮面ライダー電王を思い出し
敵の出現の仕方でテイルズを思い出し
アメコミ知らなくても楽しかったです。
漫画や小説の行間を勝手に読めるタイプなら
前作とか知らなくても十分に楽しめると思います。若いタイプの子安さんの声も聴けたし、
懐かしいマドンナの曲も良かった。
すごすぎ。
R-15では心の準備ができないくらいオープニングから血がいっぱい。
デッドプール踊るしそれに合わせてのスタッフスーパー。
シンプルに悪趣味…。
ダンスうまいなと思ったけど
ただ後から納得。デッドプールならするのね。
それにしたって所々でえ…?と思う言動、無知で済まされない所業。
見ていて気持ちのよいものでは無かった。
ライアンさんとヒューさんの共演!楽しみ!!ワクワクしていたが想定したものとは違った。前作をみていたら準備できたのだろうけどデッドプールは今作が初だった。
見なきゃよかったかもと思うことが何度かあった。
全般ほぼ凄惨描写シッカリなバトル。
ラブはほぼ無し。
監督どーなっとるん?素敵な俳優さん使ってるのにとオープニングからよぎってしまったが、これがデッドプールなんだろうな。
次作はみれないかもー…
若干高評価なのはライアンさんとヒューさんだったから。
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