マイ・スイート・ハニーのレビュー・感想・評価
全63件中、1~20件目を表示
キンパ天国
兄チャ・ソクホは出所したのに指名手配犯のまま。仕事もせずギャンブルばかりで弟チャ・チホに借金の肩代わりまで。45歳独身のチホの恋の相手がそのサラ金の受付嬢という因縁の関係からドロドロしたドタバタ劇を想像してしまうが、内容は韓流ならではの純愛路線でした。
イルヨンが未婚の母であるという点で兄貴からも反対され、娘はそもそも男が嫌い。2人の行く末も波瀾万丈の気配がするのに、周りの人間は簡単に恋が成就するなどして、娘の父親も呆気なく交通事故死。条件は揃っているのに、何しろ恋愛経験のないチホ。食事友達以上の関係にならない・・・といった展開。
製菓会社に勤めていて、とにかくお菓子の食べ過ぎで体調不良。お菓子だけじゃなく毎朝ハンバーガーを食べるしチキンも好きだというのが問題だと思うが・・・キンパだけで健康になれるのか? まぁ、チゲ鍋も食べてたけど。
ユ・ヘジンのようなバイプレーヤーがこうしたラブコメの主人公になるのは嬉しい限り。『LUCK-KEY ラッキー』で主役を演じてから『マルモイことばあつめ』など主演を務めているけど、今後も活躍して欲しい俳優さんですね。
いいね!
韓国映画にも色々ありますが、こういう平凡な感じの登場人物にスポットを当てて、日常の中にある奇跡を描いた作品は、とても好感がもてます。すぐ思い出すのは、ユン・イノ監督の「僕が9歳だったころ」(04)ですが、他にもたくさんあると思います。奇跡といっても、あくまで当人達にとってなので、歴史的な大事件とか、誰もが驚愕するような話ではないところが個人的にはツボです(笑)。オープニングの目覚まし時計のシーンとか、チャ・チホ(ユ・ヘジン)とイルヨン(キム・ヒソン)が初めて出逢うときの目玉抜きとりシーンとか、電照された軽トラの荷台で愛を歌うシーンとか、1つ1つのシーンがクスッと笑えて、しかも登場人物たちの人柄がわかり、物語が丁寧に紡がれていく感じがとても心地よかったです。小悪魔女子ウンスク(ハン・ソナ)もとってもチャーミングでした!日常的とはいえそこそこ荒唐無稽な展開なので、ちょっとしたファンタジー的な味わいもありました。何気ない会話が伏線となって回収されるエンディングも最高で、とても心温まる余韻に浸れました。脚本のイ・ビョンホンは、俳優の彼とは別人なんですね(笑)。
キンパ食べたい‼️
製菓会社で働く45歳の冴えない独身男チャ・チホと、そんな彼の純粋さや優しさに好意を抱いたシングルマザーのイ・イルヨンのラブ・ストーリー‼️まさにチホ役にハマり役のユ・ヘジンの冴えなさ、垢抜けなさ、器量のなさ、そんな中にも優しさがにじむ佇まいは絶品‼️そしてイルヨン役のキム・ヒソンの明るい中にも、ちょっと人生に疲れたような中年女性の美しさも、これまた絶品‼️他にも借金漬けのギャンブラーであるチホの兄、チホの上司、チホの兄を殴り倒すイルヨンの娘など、それぞれがチョー個性的で、憎めない、魅力的なキャラばかりで、何も考えずに楽しめるロマコメの佳作ですね‼️
ユ・ヘジンのラブコメもいいね!
配信(Unext)で視聴。
ユ・ヘジンのラブコメディ出演は初めてだが、
ラブコメディでこれだけ上手いとは思わなかった。
ラブコメディでキム・ヒソンと共演してもどこかホッとするストーリーでもあった。
ちょっと韓国ドラマっぽいのは残念だが、この
ストーリーはあまり気にしない。
ユ・ヘジンのラブコメディは面白かった。
ダメだぁ…
ストーリー進行は良
イルソンさん可愛らしい!抜群です。
恋に老若はなかったか
キム・ヒソンとユ・へジンの、所謂美女と野獣もの。1 01回目のプロポーズみたいな話かと思っていたら、終始積極的なのは女性のほうだった。
どちらも少々変わり者のカップルで、ドタバタですが大人ゆえに抱える様々な問題や、一歩踏み出すことへの恐れなど、上手に描いていて共感しました。もうちょっと、美しいイルヨンが変人のチホに恋するエピソードがあってもよかったかな。私は途中まで、結婚詐欺から本当の恋になる、みたいな話だと思ってました。(私だけか?)それと、チホの優れた味覚に関するエピソードも欲しかったかも。
それにしても、どうしてキム・ヒソンとユ・ヘジンのカップルでラブコメ映画を作ろうなんて考えついたのだろう。発想が素敵すぎる。幸せな気持ちになる映画でした。
脚本も演出もいいけど、結果顔が面白い
もうほんと、基本的に韓国映画だけ見てればいいなって、また思ってしまいました。お見事です。
よくある非モテ中年ラブストーリーで、大筋荒っぽいところもあるけど、芝居も映像も間違いなく、ディテールはよくできてますし。本筋に色々な「余計なもの」を絡ませる手腕が凄いですね。社長の息子、若いカップル、チキン屋の親父、彼女の変な元旦那、薬局の2人などなど。
話の軸との距離感や邪魔にならない噛ませ方、再登場のケレン味など、どれもいいスパイスになってて飽きさせない。そういった周囲の味変のおかげで、「中年のブスな親父が恋に浮かれちゃってて面白い」という素材の魅力をド直球でピュアに味わえる。
素材だけだとダレるし、飽きちゃう。でもそこに余計な手を入れると素材の良さが無くなる。とはいえ周りがうるさ過ぎると話がゴチャつく。みたいなところをクリアーに乗り越えてます。絶賛。
とかなんとか言っても、まぁ結局、顔が一番面白いわけで。映画的な高みの上にある顔芸。よき。ユ・ヘジンもジョンフンも顔芸強い。
店員がジジイでビールを運ぶのが超遅い、みたいな思いつきのボケを脈略なくぶち込む感じ。カッコいい。
ダミだぁ〜
2人の愛に勝るものなし。
まあまあだった
主人公の非モテ男性が美女に好かれる。相手からグイグイ来るうちにその気になって、つい先日の新宿刺殺事件のようにストーカーのような、相手の自宅や職場で待ち伏せするなど付きまとい行為をし始めるので気が気でない。相手から嫌がられることがなくて安心した。相手の美女も41歳で、20代の女性ではないのでいいのだけど、世の中には恋愛に向かないタイプの人がいる。それでずっと平穏にやりすごしていたのに中年になっていきなり恋に目覚めるのは見ていてつらい。この映画のケースはうまくいって本当によかった。若いうちにやるべきことをやらずにいて、おとろえてから初めてもつらい。40代ならギリギリセーフだろうか。そんなことを考えさせられた。
ぬるいラブコメでちょっと退屈した。弟にもっと暴れて欲しいし、いいキャラの女ギャンブラーがもっと見たい。娘の父親の蛇ハンターがどんな大暴れをするかと思ったら出オチで死んだ。
全63件中、1~20件目を表示