劇場公開日 2024年6月7日

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かくしごとのレビュー・感想・評価

全140件中、81~100件目を表示

4.0嘘は自分を救うためにつくものだが、そのほとんどはいずれ自分を苦しめる枷になる

2024年6月11日
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泣ける

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Dr.Hawk

2.5サイコホラーから出てきた登場人物がヒューマンドラマ

2024年6月10日
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笑える

難しい

認知症進行を描写する奥田瑛二の演技は良かった。

なんというか、異常な価値観を持つ人物たちが破滅的な選択肢を取ったらやはり破滅的な帰結に至るという、アメリカンニューシネマな映画なのだろうか?
母と子という関係、身勝手な母、聞き分けの良い子供、裁判という要素から『落下の解剖学』を思い出したが、そちらの方がずっと映像の出来はよかったし脚本も論理的な展開だった。何より子供をシナリオへ関与させる流れはずっと自然で劇的だった。うーん。

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僧ヶ鍬崎

3.0子供を保護するのに、どうして正規の手続きを踏まないのだろうか?

2024年6月10日
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tomato

3.0印象的な終わり方

2024年6月10日
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悲しい

かなり演技派という印象で、見事な演技力で結構引き込まれましたが、色々と違和感や不自然さは感じます。世の中でよくあるような辛い事柄を紡ぎ合わせてちょっとした救いを─でも・・・という見て楽しい作品ではありません。世の中のあらゆる問題を考えるきっかけになるのかもという期待もあったのですが、現実感があまりなかった気がするので、あくまで劇映画としてしか捉えることができませんでした。ドラマチックな劇映画としてみると、なかなか見応え十分な気がしましたが、入り込む、ではなく、眺める、という感覚の作品だったかなと─。

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SH

4.0記憶と思い出

2024年6月10日
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人間の記憶はそもそも曖昧だしトラウマ体験を思い出さない為の心理機制も働くから、それに基づく思い出に、例え無自覚であってもウソがゼロだなんてあり得るだろうか?ならば千紗子が息子を亡くした経緯も?
そして、何かを守る為の、中島みゆき風にいうなら「臆病な猫がつく包帯のような嘘」を糾弾するのは正義か?
ウソは駄目と一刀両断するのは、血縁関係を絶対視するのと同様、そうすれば個別の事例について深く考える手間が省けるからという怠慢と思考停止の産物かも知れない。
人間を辞めたくなければ考え続けることだ。
なんか、作品から外れてしまった。

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ひろちゃんのカレシ

4.5血より濃い母子愛があるのかもしれない?

2024年6月10日
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最後の少年の放った言葉に愕然としました。詳しくは言えませんが、人間のつながりは血だけではないということを、強く訴えていて感涙です。ハッピーエンドとはいかないが、本当に救われたラストシーンでした。この作品の中では、児童虐待問題と5人に一人はなると言われている認知症の問題に深く切り込んでいます。この2つの事象は全く違うように見えて、根底では実に深くつながり合っているようです。それはきっと人間の愛の欠如が織りなす幸不幸なのでしょう。また、この作品ではヒロインやその友人が犯罪者としてのポジションを与えられています。それでありながら、観ている人たちはどうか救われますようにと祈らずにはおれなくなるのが不思議です。まるで親鸞の悪人正機(私たちはどんなに格好をつけてもどこかで悪の行いをしている)のようで、思わずヒロインたちを守りたくなってしまいました。さらに、最近の地上波のドラマで「アンメット」や「366日」や「くるり〜誰が私と恋をした?〜」で繰り広げられる記憶喪失ストーリーは、この作品でも展開されていて、まさに旬のテーマなのでしょうか?あと、杏にとってこの作品は、歴史的代表作品になると勝手に想像しています。彼女の動作の美しさ、子に対する温かい愛情表現、天使のような寝顔にやられてしまいました。彼女の演技の伸び代は無限大でしょう。もちろん奥田瑛二のリアルな最高の演技にも絆されました。認知症の彼は何かと戦っているのです。それはきっと愛を勝ち取るために、一切皆苦と戦っているのでしょうか?
追記 縁側から見える森林の風景は人間の美しい心と同じで、見事に太陽の中で輝いていました。癒されました。

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三輪

4.5やっぱり杏が好き!

2024年6月10日
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杏が好きである

どこが⁉と聞かれれば「顔」と答える

「顔」だけでなく、十代の頃から働いて親の借金を返したことや離婚後子供三人連れてフランスに移住した行動力、「パーフェクト・ヒューマン」である

でも、一番好きなエピソードは、小学生の頃、野球が好きで少年野球チームに男の子に混じって入っていた話が個人的には好き!

しか〜し、YouTubeチャンネルもちろん登録しているくせに、出演作品ほとんど観たことがない(前夫の東出クンとの朝ドラさえ観ていなかった…)

ファンと言いながら全く金を落としていないことに最近気付き、今回初鑑賞である

普段、キャストで鑑賞映画を選ぶことは皆無なので、アラフィフにしてアイドル映画を観に行く感覚

映画自体の感想は…

まぁいいとして、最後の杏の表情にはグッ!ときましたよ

ファンですから(・∀・) オワリ!

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うんこたれぞう

4.0これはこれで、納得と共感あり

2024年6月10日
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泣ける

悲しい

幸せ

非常に共感する部分もあり、こうなって欲しい、との
視聴者の願望を満たしてくれる作品。

交通事故を隠すこと、人にばれずにずっと子どもを
保護すること、とか、、ありえない展開もあるが、
そこは片目をつむって、

救いようのない「毒親」が成敗されたので、
安心した、、

そして最後の証言では、これまでの労苦が
すべて報われた、、という美しいシナリオ、
感動しかない。

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みなかみ問屋

4.0かりそめの幸せはジェンガのごとく崩れ去った

2024年6月9日
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泣ける

悲しい

難しい

原作未読ですが、杏さん主演のヒューマンミステリーということで期待して、公開初日に鑑賞してきました。やや重めの内容の作品ではありましたが、なかなかおもしろかったです。

ストーリーは、認知症の父・孝蔵の介護のため、久しぶりに故郷に戻った絵本作家の千紗子が、一緒に飲んだ友人との帰り道、友人が運転する車がはねてしまった少年を連れ帰って手当てをするが、少年には虐待の痕跡があり、記憶もなくしていたため、少年を守るために自分が母だと偽って一緒に暮らし始めたことから始まる、父と少年との3人の生活を描くというもの。

公式サイトではヒューマン・ミステリーと紹介されていますが、ミステリー要素はそれほどでもないです。おそらくラストの真相を指してそう言ってるのでしょうが、そこはかなり早い段階で予想がついており、意外性は感じません。むしろヒューマンドラマとしての見どころが大きいと感じます。

厳しい父との確執から距離を置き、自らの不注意で我が子を失った千紗子が、虐待の疑いがある少年との偶然の出会いをきっかけに、家族と自分自身を再生していく姿に胸を強くつかまれます。海で溺れた我が子を思い、息もできないような悲しみと苦しみを背負い続けてきた千紗子が、我が子の姿を少年に重ねることで、やっと呼吸を再開できたかのようです。それは父との関係にも変化をもたらし、失われた家族団欒の日々をかりそめにも取り戻し、止まっていた時間が動き出したかのようでもあります。

しかし、そんなかりそめの幸せは、少年の実の父親の訪問によって、当たり前のようにもろく崩れ去ります。それは、さながら少年と一緒に遊んだジェンガのようです。千紗子と父と少年のそれぞれの“かくしごと”の上に積み上げた穏やかな日々は、一瞬にして崩壊しますが、それでも、そこには確かに強く結ばれた絆があったことだけが、せめてもの救いです。

全体としては、役者の演技に支えられた見応えのある作品に仕上がっていると思います。ただ、少年との生活を始めるまでの流れや、少年宅への訪問やそこでの千紗子の様子など、ちょっと強引に見えて引っかかるものを感じます。また、いまいちテンポが上がらず、やや没入しづらかったのも残念です。仕事帰りの鑑賞で集中力が落ちていたせいかもしれないので、配信が始まったら改めて鑑賞してみたいと思います。

主演は杏さんで、家族の問題に苦しむ千紗子を熱演しています。脇を固めるのは、中須翔真くん、奥田瑛二さん、安藤政信さん、佐津川愛美さん、酒向芳さんら。

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おじゃる

3.5だけどお母さんは…

2024年6月9日
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親子関係修復と構築。構築に重きをもう少し置いて欲しかったかな。しかし最後の一言でバランスが反転!そうだからこそやはりもう少し重きを置いて欲しかった…にしても安藤政信の贅沢使い(๑˃̵ᴗ˂̵)

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shige12

4.5杏のこと。ではなくて…(監督のかくしごと)

2024年6月9日
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母と子の絆とは。
父と娘の絆とは。
血の繋がりの有無、どれだけの愛情を注いだか、そしてどれほどの覚悟で向き合っていたのか。
さまざまな要素について、鑑賞者それぞれが主観的に、時には客観的に距離をおいて考えることになる。
ああ、親子って。

なんて思ってたらあのラスト!

『真実の行方』のエドワード・ノートンに驚愕した覚えのある方は、こちらのラストにも戦慄したのではないでしょうか。

監督の意図はまったく知らないのですが、わー、これって虐待からの生き残りを図るためのひとりの少年の物語だったのですか!
とあれこれ想像を膨らませています。

(以下、完全なる妄想なので、ネタバレには当たらない…)

バンジージャンプにかこつけて(あらかじめロープに切り目をつけておいた)行方をくらまし、記憶喪失の状態で善意の人に拾ってもらう。意図的に川から這い出てこなければ、道路には倒れていないはず(普通であれば、河原とか岩に乗り上げていたのでは)。
流石に自分の子として預かってくれる人まで想定していないにしても、あざが鮮明なうちに見つけてくれたのなら児童相談所に届けてくれるだろうし、この賢い少年なら、虐待から逃げるためにバンジージャンプを利用しました、と証言することくらい朝飯前。

母親の作家としての活躍振りを知ったあとではなおさら、杏さんの子どもでいたほうがいい。
そのためには、法廷での証言くらいなんてことない。

ヒューマンドラマではなく、極上のサスペンスとして、是非続編を作って欲しい!

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グレシャムの法則

4.0犯罪の隠蔽か認知症かどちらが主題?

2024年6月9日
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2024年劇場鑑賞140本目。
認知症になった、絶縁していた父の介護認定を受けるため帰省した、かつて子供を亡くした女性が、人に言えない経緯で虐待されているような記憶喪失の子供と知り合い、自分の息子だと嘘をついて暮らす話。

どう考えても迂闊な行動があとでちゃんと返ってくるのはなんともでした。

いわゆる認知症あるあるが出てきて、認知症ムービーとしてはオーソドックスなのですが、先の子供の件でややこしいことになっています。最後の展開ちょっと雑だったかな。

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ガゾーサ

4.5作中に迷い込んだかの様な没入感。

2024年6月9日
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泣ける

悲しい

難しい

現実味が欠けた話が
駄目だと私は思わない。
私はとても良い作品だと思いました。

登場人物 一人一人の胸中の変化が
とても丁寧に描かれていたと思います。
そして、主人公の杏さんが
とても丁寧に演じ、
完璧な演技をされていたなと
私は思いました。

山の緑。空の青。
収穫したての熟れたトマト。
古い家に差し込む光 。
最後のシーンの泡立つ波。
色や光が印象的で美しかった。

そして観る者を
最後まで飽きさせる事なく
予想外の結末に
導いてくれる作品。

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ぷらたな

4.0何が正解なんだろう

2024年6月9日
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泣ける

悲しい

難しい

作家の千紗子は、長年にわたり絶縁状態となっていた父が認知症のため裸で徘徊をしたとの連絡を受け、実家へ戻って介護をすることになった。自分のことを娘と認識出来てない父と空虚な日々を過ごしていたある日、友人と飲みに行った帰りに友人が飲酒運転で少年をはねる事故を起こした。友人の懇願により、警察や消防に連絡せず、その少年を家に連れて帰り、ボロボロの服を脱がすと、その少年の身体にタバコの跡やあざなど虐待の痕跡を見つけた。千紗子は少年を守るため、自分が母だと嘘をつき、父と3人で暮らし始めた。そして、次第に心を通わせ、新しい家族のかたちを作っていってた千紗子たちだったが・・・さてどうなる、という話。

ストーリーが素晴らしく、ラストの少年の証言では涙が出た。
何が正解だったのだろうと、常に考えながら鑑賞してた。
千紗子役の杏は気持ちの入った演技でとても素晴らしかったし、認知症の父役の奥田瑛二もあんな汚れ役を見事に演じていた。
医師役の酒向芳もチクッとする発言などあり、名脇役だなぁ、って思った。
少年役の中須翔真はイケメンだったし、これからに注目したい。

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りあの

4.5杏ちゃんの強さと優しさ、翔真くんの可愛らしさと聡明が際立つ✨✨

2024年6月9日
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悲しい

幸せ

2024年劇場鑑賞6本目「かくしごと」。大好きな杏ちゃん8年ぶりの映画主演作品、「かくしごと」って秘密めいたタイトルがさらに期待感ましまし、極上のサスペンスヒューマンドラマ作品です。

長年絶縁状態にある認知症の父(奥田瑛二さん)を介護するために帰郷する千沙子(杏さん)。
ある交通事故で記憶を失った少年(中須翔真くん)。虐待を受けている疑いのある彼を守ろうとはじまるひとつの嘘、3人の共同生活、重なる「かくしごと」。🤫

杏さんの強さと優しさ、中須翔真くんの可愛らしさと聡明さ、が際立つ素敵な作品です✨

いつまでもこの幸せな時間が続きますようにという淡い願いと、いつか壊れてしまうんじゃないかという不安。ラストに明かされるもうひとつの「かくしごと」。に涙しました。🥹

※物語のリアリティはとりあえず横に置いておきましょう。🤭

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Smile

2.5思っていたようなストーリーではなかったので

2024年6月9日
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ケビタン

3.5かくしごとをしていたのは

2024年6月9日
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悲しい

幸せ

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セイコウウドク

2.5幹は良いが、枝葉の部分が杜撰過ぎ

2024年6月9日
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今週公開の本作と“異国日記”、いずれも実子でない子供を育てるお話。親類の子と犯罪という背景はかなり異なるが、実子でない子との関係性というテーマが重なる作品がたまたま同日公開。

どちらも楽しみにしていたので、“異国日記”を公開初日、こちらを2日目に鑑賞した。

【物語】
絵本作家の千紗子(杏)は、7年間断絶状態にあった父孝蔵(奥田瑛二)が認知症による徘徊で周囲の人に迷惑を掛けたという連絡を受け、仕方なく山奥の実家に帰省する。介護支援認定を取り付け、介護施設に入れるまでの一時的同居と考えていた。

ある日、介護認定でも世話になっている旧友久江(佐津川愛美)と飲みに出掛ける。その帰り、久江の運転する車が少年(中須翔真)と接触する。久江は飲酒運転であったため、救急車を呼ぶことを躊躇い、千砂子の家に連れて帰り手当てする。その際、体中あざだらけであることに気付く。あざは虐待によってついたと思われた。翌朝少年は無事に意識を取り戻すが、記憶を失っていた。

ニュースでは東京から来た家族の子供が事故現場付近で行方不明になっていることが報じられていた。しかし、両親の言動が甚だ不自然であり、少年の虐待を確信した千紗子は自分が少年を守ることを決意。少年に自分が母親だとうそをつき、実家で一緒に暮らし始める。

【感想】
物語の導入部分から、リアリティー不足で物語に没入できなかった。
物語の幹となる「法を犯しても虐待される少年を守りたい」という衝動は、最初は不可解でも劇中で明かされる千紗子の過去からあり得ると思えた。 しかし、車で撥ねた少年を家に連れ帰る幼稚な行動はいくら何でもあり得ないだろう。いくら動揺したとしても。 誰もいない山道なのでそのまま逃げ去ることは頭をかすめるだろうが、連れて帰ってあとどうするつもりだったのか? 救急車を呼びたくない説明はあっても、連れて帰ってどうするつもりだったか納得できる説明は無し。

欲しかったのは虐待の痕を持つ少年との出会いであって、交通事故に拘る必要は無いのだから事故現場のリアリティーを高めるアイデアが浮かばなかったのなら、別の想定を考えればもっとマシな設定はいくらでも有るだろうと思ってしまう。

さらに千紗子が少年を匿う決意をしたなら、行方不明現場から遠く離れた場所に引っ越すという思考が普通だろう。 小さな集落でもあり、行方不明の少年と結び付けられるリスクが高過ぎる。要介護の父親がいるために村から離れることができないということにしたいのなら、「遠くに離れたい、でも父親を見捨てるわけにもいかない」という葛藤だったり、「早く父親を施設に預けて、遠くに離れよう」という千紗子心情描写が有って然るべき。

他にも少年の学校はどうした?(全く触れられず)、 ニュースで報道された少年の事故が“ロープ”を使ったバンジージャンプ(ゴムじゃなきゃおかしいだろう)、・・・
リアリティーを考えていないというよりは、これでも考えたつもりという杜撰さが目に余る描写の数々。

役者が奮闘して話の幹の部分だけイイ話にしても、枝葉の部分がここまでいい加減だとお話に入って行けません。

役者は頑張っていたので、幹の部分は悪くなかったのでなおさら惜しい。結末も“異国日記”より分かり易い感動が用意されているので、枝葉の部分を真面目につくれば良い作品になっていたと思う。

宣伝では千紗子と虐待された少年の関係性のみ紹介されているが、実はもう1つ認知症の父親と家族の関係が重要なテーマになっている。父親を演じる奥田瑛二の認知症ぶりが凄かった。最近は娘安藤サクラの名優ぶりが顕著だけど、お父さんも負けずに頑張りました(笑)

嫌いでも切れない血の繋がりと、血の繋がりが無くとも生まれる愛情と強い絆。リアリティー欠如の欠陥に目をつぶれれば・・・

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泣き虫オヤジ

5.0感動作

2024年6月9日
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泣ける

児童虐待と認知症介護の社会問題をテーマにしており杏と中洲翔真の奥田瑛二の演技がたまらない。メッセージ性強く、また解決がみえないテーマにどうなるかとみていたが、エンディングに一気に泣かされた。感動です。

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ショカタロウ

4.0真実とは

2024年6月9日
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rakugoya1