「ときめく猫図鑑」不思議の国のシドニ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ときめく猫図鑑
フランス人女性小説家シドニが日本でスピリチュアル体験をし自身と向き合う話。
夫を亡くして新作を書けなくなって久しい作家のデビュー作「影」が日本で再販されることになり、出版社に招かれて来日し巻き起こっていくストーリー。
日本の雰囲気や人物の感じは、結構それらしかったけれど、リアクションがもうちょい自然体だったらね。
取材やサイン会を通し、両親と弟を交通事故で亡くした喪失感を切っ掛けとして執筆したものの自伝ではないという「影」を手がけた背景の話しをしつつ、出版社の溝口健二ならぬ溝口健三との共通点や、夫の幽霊との遭遇をみせていく展開で、話しも映像もチープだけれど堅苦しくなくて、むしろそのおかげでみやすかったし、それなりに面白くはあったけれど…確かにそうなりそうな雰囲気醸していたけらど、終盤やっぱりそっちの方向?何歳の設定だよ!で台無し。
日本でもそういう扱いの女優さんいらっしゃいますがね…(-_-)
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