「グロテスクに生々しい」コンセント 同意 kikisavaさんの映画レビュー(感想・評価)
グロテスクに生々しい
そんなにあからさまに生々しくみせなくても、と思ってしまったけれど、原作者ご本人がみせたかったもの知らしめたかったことは、このグロテスクな生々しさだったのかもしれない、とも思った。
先日『メイ・ディセンバー ゆれる真実』みたときにも思ったけれど、やはり未成年と性的につながりたがる大人はどうかしている。どこかが、なにかが確実にぶっこわれていて、それでもふつうに優雅に生活していて、そのバランスがとてもおそろしかった。
(30も40も年の離れた「運命の恋」も否定はしないけど、運命の恋の相手なら尚のこと、幼い相手との性的なつながりに固執せず、成長するまで待てるのでは?)
ともかくずっときもちわるい。
そして、マルグリット・デュラスの『愛人 ラマン』の書き出し「私は18歳で年老いた」という一節をおもいだす。
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