劇場公開日 2024年8月2日

「作者は一見苦悩しているように見えるのだが・・」コンセント 同意 ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0作者は一見苦悩しているように見えるのだが・・

2024年8月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ガブリエル・マツネフは今も87歳でご顕在の様であるが、何故今更彼女は告発したのだろうか?
作者の年齢が50を迎えるような遅い時期に何故?
もっと早く告発していれば彼も少なからず社会的制裁を受けたかもしれないのに?
また、このような彼の悪趣味な数多の本を称賛し制裁どころか名誉を与えてしまったフランス社会にも個人的に少し疑問を感じた。
文化の違いと言えばそれまでだが・・・
フランス社会への批判的な映画としての制作なら合点がいくのですが・・
作者は一見苦悩しているように見えるのだが、本当のところはわからない。
観る人間による解釈に任せられる映画だろう。

余計なことだが、マツネフが許されるなら、ジャニーさんも許されてしまう気がするが

ちゆう
オプンチアさんのコメント
2024年9月25日

彼女の親、友人、外野の目、あるいは注目されるタイミングを測っていたとか。英国で変人が愛されるようにフランス人は変態に寛容。妻を処女死させ、カミングアウトしてノーベル文学賞(アンド・レジッド)ムショの“恋人”に逢うため泥棒やってわざと捕まる(ジャン・ジュネ)ゲイ、オタク、引きこもり(プルースト)飛行機乗りゲイ(サン・テグジュペリ)その他、ランボー、ヴェルレーヌ、ジャン・コクトー…………枚挙に暇がない。

オプンチア