バティモン5 望まれざる者のレビュー・感想・評価
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イヴの夜のプレゼント。
再開発計画という体でエリア一掃(老朽化の進んだ団地)をもくろむ行政と、それに反発し自分達の住まいを守ろうとする住人達の話。
前市長の急逝で臨時市長となったピエールがバティモン5の復興と治安の改善とで動き出す。
始まって早々寝落ちしそうになってしまって話を全て把握出来てないんですが、スラム化した団地はちゃんと契約したうえで住まれてるんですかね?それとも無許可というか占領?話の途中「無許可で食堂…」みたいなセリフもあったので…。
ちょっと市長の強引なやり方でイヴの日に団地を追い出された住人達、その傍らクリスマスイブを楽しむ市長の家族…、その家に殴り込みに行くブラズの気持ちは、分からないわけでもない。
あの裏切った彼のBM燃やしたのはアビーですよね(笑)
重い現実。アビーのセリフは今の我々がどう考えるか
文句なし!重いテーマだが、観て良かった。
パリ郊外団地の移民家族と行政との対立はフランス国内だけでなく、今の
日本の未来の問題として目に焼きつけた。
アビーのセリフが一言も聞き逃せないほど、我々に突きつけられた気がした。
今回もラ・ジリ監督は前作に続いて、我々観客にこの作品を観て貴方は何を
思うか問いかけられている。
監督の作品は今作、前作のレ・ミセラブルに続いて行政vs市民・移民の対立構造を
見事に分かりやすく描いている。
今の日本社会にもリンクしそうな今作のテーマだった。
見ごたえはあったし、年間ベスト10候補に入れたい。辛いけど、おすすめしたい
作品です。
どちらの言い分も分かるが
【フランス地方自治行政の理不尽な仕打ちに対し、10階建ての古びた団地”バティモン5”に住む移民居住者たちが受難に耐える姿や、住民達の怒りが炸裂する姿をラジ・リ監督が熱くも悲しく描き出した作品。】
ー ラジ・リ監督は、シリアを始めとした海外からの居住者が多数を占める”バティモン5”と呼ばれるパリ郊外の都市、モンフェイルにある団地で暮らしていたそうである。
そして、地方自治の腐敗を数々、目にして来たそうである。-
◆感想
・冒頭、古びた団地が爆破され、再開発計画のスピーチをするはずの市長にまで爆風が襲い掛かり、市長が心臓発作で急死するシーンから今作の流れが予想できる。
・有色人種のフランス人、アビー(アンタ・ディアウ)は”バティモン5”の住人で、移民たちのケアスタッフとして働いている。
一方、新市長となった小児科医でもあるピエール(アレクシス・マネンティ)は、今までの旧弊的な行政を立て直したい、”バティモン5”エリアを復興したい、と思っている。
ー だが、そんな彼も思うように行かない”バティモン5”の再開発が進まない状況に焦りを隠せないのである。-
・アビーは、それでも行政の奢りと怠慢に怒りを覚えたアビーは、ピエールに対し”次の市長選に立候補する!”と挑戦状を叩きつけるのだが・・。
ー ココから、市長選の流れになると思っていたのだがなあ・・。-
・だが、ピエールのクリスマスイヴの急な団地からの退去命令が、それまで市の行政の対応の遅さに苛立っていた住民たちの怒りを買って行く流れが、観ていてキツイ。
団地の急な階段を、エレベーターが何年も故障しているため手で冷蔵庫を持って運び出そうとする家族や、ベランダからマットレスや小物を投げたり、紐で吊るして降ろしたり・・。
■以前から行政に対し不満を抱いていたアビーの友人であるブラズは、到頭怒り心頭に達し、市長が不在のクリスマスイヴの準備をしていた家に乗り込み、”クリスマスイヴに家を退去させられた思いを感じろ!”と言い放ち、ガソリンを撒き散らすのであるが・・。
このシーンを見ていると、行政と住民の意志が全く噛み合っていない事や、行政が住民との話し合いの場を持たずに、退去命令を出す事など、地方自治機能が全く機能していない事が分かるのである。
<今作は、フランス地方自治行政の理不尽な仕打ちに対し、10階建ての古びた団地”バティモン5”に住む移民居住者たちが受難に耐える姿や、住民達の怒りが炸裂する姿をラジ・リ監督が熱くも哀しみを持って描き出した作品なのである。>
法律系資格持ちのもう一つの見方(参考までに)
今年197本目(合計1,289本目/今月(2024年5月度)31本目)。
(前の作品 「三日月とネコ」→この作品「バティモン5 望まれざる者」→次の作品「」)
ストーリー自体はフランス映画では、古典的フランス映画(余韻を残すタイプの映画)ではなく、フランス特有の移民問題を題材にした、いわゆる移民当事者と行政、地域住民の対立ほかを描く(一応、架空の都市等にはなっていますが)ストーリーです。趣旨的にフランスがテーマになることが多いです。
映画としては架空の物語ではありますが、フランスでこの問題、また後述するように多くの方が疑問に持たれている「地方行政が勝手にあんなことできるの?」といった観点でみました。後者については私が知る限りで書いておきます(後述)。
ストーリーとしては架空ではあるものの、今フランスで起きているこうした問題を背景にしている点ではまったく架空とも言い難く、その問題提起の映画という観点では評価は高いですが「なぜ行政がそこまでいきなりできるか」が示されておらず混乱するのかな(何か、フランスが独裁国家のように見えてしまう)といったところです。
ただこの点は、フランスの歴史まで知らなければならないので、採点上考慮せずフルスコアにしました。なお、関連知識は以下です。
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(参考/フランスの「デクレ」、地方行政の公権力行使について)
フランスでは、アルジェリアとの紛争があった1955年に「(国家)緊急事態法」というものが定められ、地方行政に大きな裁量権が認められるようになりました(この地方の行政の公権力の行使を「市町村デクレ」といいます(「デクレ」というのは「宣言」というような意味))。
身近なところでは、コロナ事情の中で「マシに運用されていた時期」は確かにあります。一方、フランスは自由平等をうたう国ですが、だからこそ法の縛りが少ない国ではあったものの、この「市町村デクレ」により「13歳未満の子の理由のない23時以降の外出禁止」といったものが制定された都市もあります。趣旨は理解できますが、そもそも道徳的に23時以降に理由もなくうろつくこと自体が普通ではないので、「そんなものを発布して何がしたいのか」という批判を浴びたことがあります。
そしてこの映画でも描かれている「外国人の排斥問題」についても、人権を考慮しない地方行政の「市町村デクレ」の連発で当事者が追いやられたのは事実です。一方、こうした連発が許されている一方で、それを不満と思う市民(国民)は、日本より多く地方行政を訴える(日本でいう行政事件訴訟法)門戸が広く(後述)、「連発もされるが、広く受けつけることであまりも変なデクレは裁判所で取消されるし、裁判所からこうした行政に警告がいくシステム」ができあがっています。日本の行政法の発祥はドイツで、ドイツとフランスは隣国どうしですが、フランスはこれとは別に行政法が発達し、それが良くも悪くも今のフランスにあり、また救済の道も広くあることから、一概にどちらが上、下とも言えないように思えます。
映画で描かれている通り、フランスはこのような歴史があるため、行政がなかば警察や司法のように無茶苦茶な行動に出ることがありますが、同時にそれを争う裁判も幅広く保障されているのが特徴です。
(※フランスにおける、行政への裁判(日本の行政事件訴訟法)と日仏の違い)
日本では「原告適格」と「訴えの利益」が厳しく問われます。
(原告適格) 沖縄のサンゴ礁が荒らされているので行政訴訟で争いたいが、それを知った大阪市民が訴えたケース
→ 「どうであろうがあなたには無関係でしょう?」と門前払いを食らうケースです。「無関係な人は来ないでね」です。
(訴えの利益) 土地の収用(土地収用法)に不服があっても、一度収用委員会が収容を決めて、そこに建物を建てたことに元所有者が不満があるような場合
→ すでに所有権がうつって、建物もたっている(立ち始めている)以上、それの取消しを争う裁判は仮に訴えを認めて勝訴させても建物が消えるわけではないからダメですよ、というもの(昭和48.3.6)。
日本ではこの2つが厳しく問われるので、行政事件訴訟法における原告の勝訴率は10%あるかないかですが、フランスは「裁判はちゃんとやるが、とりあえず不服がある人はきてください、書類さえ書けば裁判はやります」という立場に立ちます。
確かにあなたの知る「パリ」ではない
・台詞回しが字幕のせいではなく単純に下手
・行政=悪、移民=善の単純すぎる善悪二次元論
・予告なしに強制退去が始まったり、お偉いさんの家に誰も警備がいないとツッコミどころ満載
確かにあなたの知る「パリ」ではなかった。
責任も平等
移民労働者達が暮らすパリ郊外のバティモン5で巻き起こる強硬派新市長による弾圧と反発の話。
前市長の急逝により臨時市長にまつりあげられたピエールが、自分のことしか考えず勝手な主張でやらかした市民を制裁すべく取り締まりを断行し巻き起こっていくストーリー。
確かに取り締まりにしても新条例にしても急だしやり過ぎ感はあるけれど、「厳しくとも法は法」はその通りだし、そもそもスラムになった理由はなんでしょうかね…。
アビーの言いたいこともわかるけれど、自責というものがこれっぽっちも頭に無く、自分達で自分達の首を絞めていることに気づいていない人達が多過ぎる。
子どもにぬいぐるみのことを説教していた親がいたけれど、それと同じことなんですけどね…。
行政、市民どちらの目線でみても、胸くそ悪さや憤りを感じるところが多い作品ではあったけれど、これも移民問題に端を発するわけで、とても考えさせられるし面白かった。
パリの闇
血の気の多い彼に仮託した不条理
ええー、そんなことあり得るの?
「レ・ミゼラブル」のラジ・リ監督の新作ということでものすごく期待していた。
レ・ミゼはパリ郊外の、居住者のほとんどが移民となっている団地が舞台であり、居住者の若者たちと警察の人種間・世代間対立、暴力の介在を描きリアルな衝撃があった。
今回も、エレベーターも壊れている古い団地棟(バティモン5=5番棟)を巡って、住民と棟の解体を目論む新任市長の対立を描く。
住民側のリーダーがアフリカ系のアビー(事務所にラスタカラーのポスターがあったのでカリブ系かもしれない)、そしてアビーの友人ブラズがお話のキーマンとなる。
市長側でも、副市長は黒人だし、シリアからの移民に対しては政治的な配慮から寛容だったりするところはレ・ミゼの頃よりはストーリーが複雑化しているとも言えるかもしれない。
でも対立の構造が、本当にそんなことしてもいいの?というレベルまでいっちゃってるところが気になるんですね。
フランスが公権力の強い国であることは承知しています。でも極端な私権の制限にあたる未成年者の夜間外出禁止を地方自治体が法制化したり、裁判所の介在もなく個人の家から警察力を使って住民を追い出したりすることができるのだろうか?
いや言いたいことはよくわかるのですが、ちょっとリアルではない感じがして、最後の方は引いちゃって観ていたというのが正直な感想です。
試写会に当選して、一足先に観られました。 パリ市内の、移民ばかりが...
試写会に当選して、一足先に観られました。
パリ市内の、移民ばかりが住む団地。
ろくにメンテもされてない建物、エレベーターは故障中のまま放置、
個人宅で不法営業の食堂とか、ボヤ騒ぎなども時折。
一方で、市長に着任したばかりのお方。
前任者が急逝してしまい、選挙もなく、突如着任させられたとか。
実績を上げようと躍起な様子。
些細な騒動が起こる都度、市長が頑なに懲罰や排除に動き出て。
出来事が、積もり積もるうちに、徐々に衝突が激化してゆく様子。
ただのタムロを検知→集会や注意→暴動や強制排除…。
敵対の構造が作られますが、誰も、一方的な善人 or 一方的な悪人
にはあたらないように見えました。
各人の言い分にも、見かた次第で、一理あるとも思えたり、
さすがにやりすぎ? とも思えたり。
見慣れた種類のフランス映画とはまるで違って、
先入観がなくなりそうな印象です、
劇中の冒頭に用いられた歌は、
Fatoumata Diawara さん (女性歌手, マリ出身, フランス在住)
の声だと、すぐに気が付き。
物語上の移民さんらの矜持を、感じずには居られず。
また観て聴きたくもなっています。
映像上で特筆すべきは、団地の映し方。
各々の世帯ごとには、そう広くもない区画ごとに押し込められて。
建物全体を見せるときは、立体的、斜め上、外から俯瞰的に、
地域の象徴のような (良くも悪くも)。ドローン撮影などでしょうか?
個別の狭さと、全体との対比、見入ってしまう凄みがありました。
パリの知られざる“暗部”
パリ郊外が抱える問題を描いた2019年製作のフランス映画「レ・ミゼラブル」で高く評価されたラジ・リ監督の最新作は、同様にパリ郊外で移民家族が多く暮らす地区を一掃しようとする行政と住民たちの衝突を緊迫感一杯に描かれる。
労働者階級の移民の人々が多く暮らすパリ郊外の一画・通称「バティモン5」では、再開発の為に老朽化が進んだ団地の取り壊し計画が進められている。
そんな中、前任者の急逝により臨時市長に就任したピエールは、自身の信念のもと、バティモン5の復興と治安を改善する政策を強行する。
住民たちはその横暴なやり方に猛反発し、ケアスタッフとして移民たちに寄り添ってきたアビーらを中心とする住民側と、市長を中心とする行政側が、或る事件を切っ掛けに遂に衝突し、やがて激しい抗争へと発展していってしまう。
前作「レ・ミゼラブル」では、パリ郊外の犯罪多発地区モンフェルメイユを舞台に、そのエリアを取り締まる犯罪防止班と少年たちの対立を、緊張感溢れるリアルなストーリーで描いたいたが、本作では、バティモン5の一掃を目論む「行政」とそれに反発する「住人」による“排除”と“怒り”の衝突により、恐れと不満の積み重ねが徐々に両者間の溝を深くし、憎しみのボルテージが加速していく様が怒涛の如く展開する。
そのスリリングなストーリーからは、パリの知られざる“暗部”が浮き彫りにされる。
未だ大きく横たわる
映画.com試写会鑑賞
「レ・ミゼラブル」と同じく、パリの郊外が抱えた問題を描いた作品。
長編ながらも105分というコンパクトな尺で、この重さはすごい。
とにかく残ります。
移民問題から人種・宗教差別を絡めた、行政と住民との戦いと言っていいのでしょう。
行政側の意図もちゃんとわかり、一方的な悪意だけで無いとはわかるものの、それはあまりにも横暴。
理解し合えない行動は遺恨となり、恨みから暴力へと変わっていく。
その連鎖の先にある、奪われた者と奪った者にもある喪失も描かれていました。
そのラストのカットも強烈で、バティモン5を舐めるようなカメラから俯瞰へと変わる。
この問題は未だ大きく横たわりそこにあると、観客に突きつけるようでした。
意味深い作品
トークイベント付き試写鑑賞。
社会派問題をここまで描くラジ・リ監督は凄い!前作を上回る胸糞悪さでした。
女性は怒りを冷静に判断し政治的に立ち向かう、男性は内に秘めた怒りを爆発され暴力に走る。
怒りを爆発させても良いことはないけどその気持ちはわかる!
移民問題は根深いな。
バティモン5 望まれざる者(横浜フランス映画祭2024) 監督の前...
バティモン5 望まれざる者(横浜フランス映画祭2024)
監督の前作レ・ミゼラブル同様パリ郊外の現実問題を架空の町で描いた作品。本作と次作でパリ郊外の社会問題を描く三部作構成との事。
本作では移民が住む団地を市が強制的に追い出し彼らの生活する権利を奪う問題について丁寧に描かれている。
本作では市長の方の意図考えなんかも明確に描かれており、政府が一方的な悪だけとして描かれてはいないので色々と観客に考えをもたらしてくれる。
最終的に強制政治から生まれる物は暴力、恨み、復讐でありその辺りで最後作品が終わるのはショックでもあり同時に最後もクエスチョンを問いかけてくれる作品であった。
また上映後のQ&Aでは今フランス国内では移民問題が改善の方向にもあり、昨今のシリアやウクライナの移民に対しては寛容な対応をとっているとの事。
しかしながら同時に旧植民地からの移民等には扱いが悪く移民間でも歪みがあるとの事。
前作のレ・ミゼラブル同様パリ郊外の問題を学べる良作であった。
個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 Firebird ファイアバード 4.8
3 コット、はじまりの夏 4.7
4 ARGYLLE/アーガイル 4.7
5 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5
6 バティモン5 望まれざる者(横浜フランス映画祭2024) 4.5
7 デューン 砂の惑星 PART2 4.5
8 愛する時(横浜フランス映画祭2024) 4.5
9 ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 4.5
10 アクアマン/失われた王国 4.5
11 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
12 異人たち 3.7
13 ミツバチと私 3.6
14 12日の殺人 3.3
15 コヴェナント/約束の救出 3.0
16 僕らの世界が交わるまで3.0
17 ストリートダンサー 3.0
18 カラーパープル 2.9
19 弟は僕のヒーロー 2.8
20 RED SHOES レッド・シューズ 2.8
21 関心領域 2.6
22 ジャンプ、ダーリン 2.5
23 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
24 マダム・ウェブ 2.3
25 落下の解剖学 2.3
26 ダム・マネー ウォール街を狙え! 2.3
27 哀れなるものたち 2.3
28 DOGMAN ドッグマン 2.2
29 パスト ライブス/再会 2.2
30 ボーはおそれている 2.2
31 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 2.2
32 瞳をとじて 2.2
33 ゴースト・トロピック 2.2
34 葬送のカーネーション 2.2
35 Here ヒア 2.1
36 ハンテッド 狩られる夜 2.0
37 サウンド・オブ・サイレンス 2.0
38 ポーカー・フェイス/裏切りのカード 1.9
39 アバウト・ライフ 幸せの選択肢 1.8
40 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8
41 VESPER/ヴェスパー 1.5
42 フィスト・オブ・ザ・コンドル 0.5
番外
QUEEN ROCK MONTREAL 5.0
私ときどきレッサーパンダ 5.0
FLY! フライ! 5.0
π〈パイ〉 デジタルリマスター 2.0
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