劇場公開日 2024年5月17日

「大丈夫かドイツ?っていうか、これはSNS世界のアナロジーか、、、」ありふれた教室 Kumiko21さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5大丈夫かドイツ?っていうか、これはSNS世界のアナロジーか、、、

2024年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

口の中に小さじ半分ほどの砂が入ってジャリジャリしているような不快感に包まれながら終始話が進んだ。誰かの血が流れるわけでもないけど、すごく怖い。完全な善人も悪人もいないと思われるのだが、子どもも大人も屈折しまくっている。基本対面世界で、リアルに色々あるのだけど、歯車が狂って意固地になって、、、。ラストシーンも「マジでこうなっちゃうわけ?」と驚かされた。やっぱり、大丈夫なのか?ドイツ。にしても、「ありふれた教室」は「皮肉」な意味と思いたい。日本と違うとしたら、やっぱり「移民受け入れ政策」というベースもあるのかなあ。
役者たちは押し並べて俳優然としていなくて自然でよかった。子ども、みんなかわいかった。見た目は、、、。

Kumiko21