「二枚舌の不寛容方式」ありふれた教室 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
二枚舌の不寛容方式
校内で頻発する現金の盗難事件を巡る学校の対応と生徒や保護者の言い分との間で、我が道を行く赴任してきたばかりの先生の話。
主人公カーラのクラスの生徒たちが疑われ、任意と言いつつも教員たちに問い詰められる学級委員、そしてクラスの男子たち…学級委員の責任?そんなものあるわけないだろと中1が言えないのは仕方ないけれど、擁護や苦言を述べたいのにうまく論ぜられない感じですかね…。
それにその理屈なら、教職員も疑わないのおかしいよね…。
職員室での出来事からの学校の対応は良いけれど、生徒にはOKで教職員にはNGってことはないだろうとなぜ主張しないのか、そして今度は中途半端に擁護して沼にハマってしまいそうな主人公…。
全体的に面白くはあったけれど、どの方向にも転がさず当り障りのない終わらせ方で流された様な感じがして、もうあと1歩2歩踏み込んで欲しかった。
人に教える仕事、しかも子供達に、しかもモンペ付き…自分にはムリだな…。
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Oyster Boyさんのコメント
2024年5月19日
親の方です。
子供といったって社会人なのに親が出てきます。
どこかの会社で親に対する会社説明会を開いていましたよ。今は社会に出ても”ありふれた教室”の延長のようです。
talismanさんのコメント
2024年5月18日
Bacchusさん、お元気かと思います。風邪こじらせやっと回復したと思います。長かったです。映画見たから元気になったのか、治ったから映画館に行く気持ちになったのかよくわかりませんが嬉しいです