見知らぬ人の痛み

劇場公開日:

  • 予告編を見る
見知らぬ人の痛み

解説

インターネット上の不適切なコンテンツを監視するコンテンツモデレーターを題材に撮り上げた短編映画。

勤務していた中学校で生徒からのいじめに遭い、教員を辞めた倫子は、仕事を探す中で、あるアルバイトに応募する。それは「インターネットの動画サイトにある残酷な動画をひたすら削除し、検閲する」というものだった。ネットに拡散し続ける死や暴力など、恐ろしい内容に最初は戸惑った倫子だが、削除した内容を被害者の名前と共にノートに書きつづることで気持ちを落ち着かせていく。夫の和也にはコールセンターのバイトをしていると嘘をつき、倫子は次第にこの仕事にのめりこんでいくが……。

監督・脚本は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023で観客賞を受賞した「勝手に死ぬな」をはじめ、ドキュメンタリー、フィクションを問わず多数の短編映画を手がけている天野大地。主演は「鯨の骨」「夜明けまでバス停で」「花と雨」など多くの映画作品で活躍する大西礼芳。第17回札幌国際短編映画祭の最優秀国内作品賞受賞。

2022年製作/27分/G/日本
配給:Atemo
劇場公開日:2024年4月19日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
脚本
天野大地
エグゼクティブプロデューサー
清水誠
プロデューサー
武井哲
撮影
オグラトモアキ
照明
竹内聖冴
録音
秋元大輔
サウンドデザイン
浅梨なおこ
美術
中澤修平
装飾
石渡由美
衣装
田中亨奈
ヘアメイク
リョータ
編集
天野大地
音楽
小林うてな
監督補
百々保之
助監督
木谷圭吾
演出補
丸山夏奈
制作担当
市原博文
制作進行
岡崎友恵
タイトルデザイン
雄勝光祐
全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9

(C)MOON CINEMA PROJECT

映画レビュー

4.0何を汲み取ればいいのかわかりかねたが

2024年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
北枕寝二

3.0ギリギリ・・・大丈夫

2024年7月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

2024年映画館鑑賞71作品
7月27日(土)フォーラム仙台
特別料金1000円

天野大地監督作品脚本作品初鑑賞

27分の短編映画

仙台市内が予想より混んでいてギリギリ間に合った
座ったのは本編開始直前

生徒に虐められ教師を辞めた女性がコンテンツモデレーターに転職する話
コンテンツモデレーターとはSNSで相応しくない画像や動画を監視し削除する最悪な仕事
いまどきAIがやっているのかと思っていた
映画.comにもコンテンツモデレーターがいるのかと思うと横っ腹で笑っちゃう

レビューを人殺しやレイプと同じように扱われたらたまらんな

転職後ノートに削除した被害者の内容を書き記すようになった倫子
学校で生徒からいじめを受けた内容も書いたが破いてもみくちゃにして車の収納スペースに仕舞う
なかったことにはしたくない
夫だけには読んで欲しかった虐めの内容
抱きつける愛する人がいるだけまだ幸せ

配役
元教師の倫子に大西礼芳
倫子の夫の和也に小林リュージュ
コンテンツモデレーターの先輩の八木に八代崇司
倫子の友人の美香に佐々木心音
倫子に対する虐めに加わっていた生徒の聡美に小寺結花

コメントする (0件)
共感した! 0件)
野川新栄

4.0『痛み』の意味を深く掘り下げたその先に

2024年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

他人の痛みを考える

外的な痛みでも、内的な痛みでも
知人でも、見知らぬ人でも
それを知るということは 苦しくも
時に誰かの助けになることもあり
自分の助けになることもある

「痛み」というものに
人は決して鈍感であってはならない

大西礼芳 さん、本当に素晴らしかった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
甘酒

4.0ある女性が就職した先が、 ネット上の動画から、残酷など不適切なもの...

2024年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

ある女性が就職した先が、
ネット上の動画から、残酷など不適切なものを削除してゆく仕事。

その仕事に動揺しながら進めたり。
過去の被害体験を思い出し、痛みを感じたり…の話。

誰が投稿したか分からない、えげつないもの、確かにたくさんありますね。
心を壊さないために、むしろまじめに見ないほうが良いようなもの。
考えさせられる契機を授かりました。

最後の拠り所が、有るのと無いのとでは、著しく違うであろうことも、想像できました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
woodstock