「三姉妹だから、シェークスピアのリア王だね。傑作!」喪う アンドロイド爺さん♥️さんの映画レビュー(感想・評価)
三姉妹だから、シェークスピアのリア王だね。傑作!
舞台では出来ない空間映像。
小津安二郎監督をリスペクトしていると感じた。
僕のレビューなんか読まなくて良いので、この映画を見て、幻想の死を感じよう。メメント・モリとして。
実は103st のアッパーウェストサイドのホステルに、2025年2月27日まで滞在した。懐かしい。
と言うよりも、この作品に出会えて良かった❤
ニューヨークへ行った理由はアンドリー・ワイエスの「クリスディーナの世界」を鑑賞する為だった。(それは兎も角、三女の名前がクリスディーナ❤)
残念ながら、MoMAは公開をしていなかった。
でも、この映画に一期一会出来たおかげで、僕の残り短い人生は変わったかなぁ?
「本当に死を理解出来るのは、不在を味わった時のみ、それ以外は幻想だ」
だから、父の椅子で、3人の娘たちは父親の不在を味わって座る。
ヒューマンドラマだけじゃなくて、これはコメディーである。日本語の吹き替え見たので、英語で二度見する価値あり。
以下、ネタバレあり。
五羽のアヒルは一羽も戻らない。
そして、誰もいなくなった。
でも
最後のネタバレ セリフ
五羽は戻りました。(吹き替えでは、3人娘は戻りました)
ネタバレあり
3人の娘で長女と次女の関係だけが目立つが、三女は父親と何かあってニューヨークを去ったと感じる。それをはっきりさせないのは「良いな」でも、リア王を考慮するとそれは外せない。
その為に最後の最後に幻想が登場して、謝罪するんじゃないかなぁ?
僕の
「2025年ニューヨークの旅」は終わった。
共感・コメント&フォローいただきありがとうございます。全て説明してくれる作品もわかりやすくて良いですが、鑑賞者が解釈できる余地がある作品は余韻があって記憶にも残るので好きです。できれば劇場で観たかったです。