セキュリティ・チェックのレビュー・感想・評価
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クリスマスイブは愛する人の為に
主役のタロンエガートンが演じるのは運輸保安官(ほぼ新人みたいな立ち位置)。
彼が犯罪グループに目をつけられ、生物兵器を荷物検査を通過させる様脅される。
恋人も人質に取られたり同僚が殺されたり、生物兵器にて乗客が殺されるのを防ごうとしたりとそこから犯人との攻防が中々面白い作品だった。
タロンは一応警察官を目指していただけの武力はあるもののプロの犯人と比較すると劣る。そこ頭脳を使った戦略で補うところまた良い。
クリスマスムービーだけにきちんと最後はタロンの夢も叶い、家族、親友とも幸せな関係を築いて終わるハッピーエンドでホッコリさせてくれるクリスマスプレゼント。
Netflix映画だが中々面白い作品だった。クライムアクション映画好きには勧めたくなる作品。
主人公(タロン・エガートン)は、犯罪グループに言わせれば、「昇格...
主人公(タロン・エガートン)は、犯罪グループに言わせれば、「昇格できない、よくいる冴えない男」なのだ。本人もなんとか空港業務の主要な仕事に就きたいと上司にアピールしているくらいだから、そう見える。ところが、犯罪グループが簡単に操れると思っていたこの男が、誰よりもタフだったという設定だ。インターネットをチェックした犯罪者は、彼が高校時代に陸上部に所属していたと言っていた。それは伏線だと思うが、とにかく主人公が全速力で走るシーンがけっこうあった。
アクション映画とすれば、けっこう面白かった。出来もそう悪くない。サスペンスにあふれている。
しかし、この種のアクション映画では一般的なことだが、気に入らないことがある。
それは、犯罪者側の犯罪目的だ。多数の罪もない人々を殺害する大規模なテロの理由がほとんどまったく語られないということだ。彼らの口から語られることはまずない。この映画においても、タフな女性刑事の相棒的なITに詳しい協力者がその背景を解説しているだけだ。主人公は、犯罪者の犯罪意図も何もわからずただ危機を回避するためにコマネズミのように走り回るだけだ。こういった描き方が不満だ。悪者なら悪者らしく、悪に徹して、悪事を働く理由を語らせればいいではないか。
この犯罪の目的は、こういうことだ。(本編を見ながら自分なりに理解した範囲でのことで、違っていたらゴメン)
「脅かされた民主主義を守る法案」を提出した代表的な存在の、ある女性下院議員を狙った犯罪らしい。
この法案が通れば大金が動くという。この法案を支持しているのは軍需産業だが、どうもこの法案は議会を通過しそうにない。
そこで、この下院議員が搭乗する飛行機にロシアの神経毒ガスを撒いて、乗客もろとも殺害しようということだ。この大事件が起きれば、ロシアが邪魔者を殺したとという世論の声が高まり、議会は彼女の法案を通す。その結果、軍需産業は大儲けするという筋書きのようだ。従って、軍需産業に雇われた犯罪者が奇想天外な計画を実行するということらしい。
アクションのスケールに比べ、犯罪目的や手段がちゃちい(安っぽい、粗雑、へなくれ、嘘くさい)のだ。目的達成のためにこんな大規模で迂遠な計画を立てるのは、愚かとしか言いようがない。もっと気の利いた手段があるだろう。
だから、もう一度言うが、この種のアクション映画には一般的なことだが、見ていて文句を言いたくなる。面白くても、気に入らない。
フォーン・ブースみたいなパニック・フライトみたいな良作🎬
昨夜(2024/12/16)と今夜(2024/12/17)で半分ずつ観ました。
ストレスフルなクリスマスシーズンの空港が舞台のスリリングなサスペンス映画です。大好物のジェイソン・ベイトマンが悪役として登場します👍
理想の職に就けずに燻っている主人公イーサン(タロン・エガートン)。同じ空港で勤める彼女さんノラ(ソフィア・カーソン)との関係は良好で、近々お父さんになる予定。このままではいかんと、一念発起した矢先に巻き起こるとんでもない危機に、イーサンはどう立ち回るかってお話です。
今回冷血な悪役に徹したジェイソン・ベイトマンはさすが、のひと言に尽きます。
また、少なからず脚色やフィクションはあると思いますが、年に数回利用している空港の裏側で、こんなに沢山の人が安全で快適な空の旅の為に日々尽力してくれている事を再確認しました。本当に頭が下がります。
本作は119分の比較的長尺の映画ですが、中弛みはなくエキサイトして観ることが出来ました。残酷なシーンや理不尽なシチュエーションに怒りを覚えることもあると思いますが、そんな感情を持ってしまったらこの映画の虜になったも同然です(笑)
イーサンが超有能だったり、ノラの化粧が一切崩れなかったり、いつの間にか路面が濡れてたり、ツッコミどころが無いではありませんが、とても面白い作品です。スリリングなクリスマス映画としてご賞味ください✨🎅
クリスマス×空港×テロリスト×孤軍奮闘…
設定はダイ・ハード2だけど、運輸保安官が主人公、ジェイソン・ベイトマンが悪役と言うのが新鮮だった。彼女の命は狙われ、カメラで監視され、イヤホンで指示され、飛行機の爆破テロを見過ごしかねない
、手も足も出ない絶体絶命の状況は緊迫感があった。猛スピードで疾走する車内で揉み合い、横転するカメラワークは見たことないくらい秀逸だった。
スリリングなクリスマスを楽しめた!!
絶対絶命の状況を楽しめました。特に知的な犯人とのやり取りを面白く感じました。「学びには結果が必要」という台詞が好きですが、観直したらもっと彼の台詞を拾えると思います。ラストは主人公が強すぎる気がします。彼女が可愛いです。ゲイを入れてくるのは何か唐突に感じました。何か面白いと思ったら「フライト・ゲーム」のセラ監督で納得しました。
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