セキュリティ・チェックのレビュー・感想・評価
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空港内で1人の男が孤軍奮闘しながらテロ行為を未然に防ぐ感じの作品。 本年度ベスト級。
普段サブスクは見ないけど久し振りに視聴。
これは劇場でも公開して欲しい!
タロン・エガートン演じる空港保安官。
ある組織の男から勤務中、イアフォンから「彼女を殺されたくなかったら言う通りにしろ」と指示が入る展開。
空港保安官は監視カメラで行動が筒抜けで何も出来ない状況。
その組織は保安検査所のエックス線検査で、ある荷物(超危険物)を何事ともなく通過させろとの指示が。
彼女を殺されまいと言いなりになる空港保安官がその通りにするものの、その正義感からエックス線を通過した荷物を取り戻そうとするストーリー。
派手なアクションは少なめ、犯人と空港保安官の心理戦の様な展開に引き込まれた。
空港保安官同様に恋人の命と引き換えに犯罪に加担する人とのやり取りが見ていて辛い。
やりたくないのにやらざるを得ない苦悩する姿が印象的。
ラストの飛行機が飛び立つ中、空港保安官の命を顧みない行動が熱かった!
飛行機の貨物室の冷蔵庫。
気密性がかなり高いのが気になりました( ´∀`)
ノビチョクもタイムリーではある
ジェイソン・ベイトマンと、
ディーン・ノリス、
オザークとブレイキング・バッドの人気キャストを起用、
という事は、
シナリオ、演出にも自信があるという事だろう。
一種の倒叙法を用いたストーリーテリングが特徴的な作品であり、
この技法を駆使するには高度な技術が要求される。
観客を引き込むためには非常に緻密な構成とテンポが必要だ。
しかし本作では、
この手法が非常に効果的に活用されている。
具体的に言うと、
特に、カット割りにおいてその技術が際立っている。
本作のリズム感は、
準備段階でスタッフやキャスト全員がコンテ(絵コンテ)を共有し、
リハーサルを重ねることで、
キャスト同士の立ち位置、間合い、
カメラとの位置、小道具の距離等、
築かれたものと推測される。
アクション繋ぎに関しては、
やや粗い部分も見受けられるが、
むしろ映像の「リアル感」を意図的に表現した結果であり、
その荒削りな部分が緊張感を生み出している。
撮影された中で最良のカットを選び抜いているであろうことが、
全体の完成度に大きな影響を与えていることは明白だ。
物語は単なる犯人探しの推理劇ではなく、
主人公と犯人が同時に動きながら進行するという新たな視点を提供する。
観客は犯人を知った上でその行動を追いながら、
次に何が起こるのかを予測し続けることになる。
このアプローチは、観客に思考を促しながらも、
次第に物語の展開に迫っていく過程で、
意外な展開が繰り広げられる必要がある、
映像の力で物語が解決に導かれる瞬間は、
視覚的にも精神的にも観客を引き込む要素となっている。
テログループの動機と
ノビチョクもタイムリーなアイテムだ。
ロス市警の刑事とPC班とのやりとりは、
多少間延びはするが、
その過程で、観客は常に自分の推理を見直し、
次に何が起きるのかを予測し続けることとなる、
それでも鑑賞後はわかりやすいアクション映画を観た感覚になる。
倒叙法という難易度の高い技法を、
映画の魅力を最大限に引き出す手段として見事に機能させている点において、
本作はその技術的な完成度の高さを証明していると言えるだろう。
倒叙法といえば、
「罪と罰」、「刑事コロンボ」
(コロンボの脚本家がドストエフスキーを参考にしたと記録もある)
「アクロイド殺人事件」同様の倒叙法作品は多数あり、
見事に失敗している作品も多いが、
本作は楽しめた。
だが、
首タトゥーの男がボヤッキーにそっくりだったのが気になった、
すこしうれしい・・・
撮影が終了した美術セットはどんどん解体、
リースのプロップ、小道具は返却していく、
無駄な予算を抑えるため、
そんな中、趣向を凝らしたEDロールは、
製作チームの作品への愛情だろう。
あり得なくない💦
手強いテロリスト
タイトルなし(ネタバレ)
他力本願のテロリストなんているわけが無い。
せっかく、下調べして、脅迫をしながらセキュリティを出し抜こうしているんだから、途中から顔を出したり、『余計な話などするな』って言いたい。
ダラダラして、緊張感が無い。
アメリ⭕️の航空機会社ってこんなセキュリティだったの?中⭕️なんて、髭剃りの刃の長さ測られて、バッテリーのキャバ一緒懸命に見ていたよ。
兎に角、セキュリティチェックはどこの国でもうるさくて、ミュンヘンの空港で、赤線をまたいで外に出て地下鉄の方角を確かめて、入ろうとしたら、えらい剣幕で『セキュリティへ行け』って言われた。
『く⭕️ナチ⭕️』って思ったね。まぁ、僕が悪いんだけど、元の場所に戻るのに1時間かかった。証明書まで書かされてね。
主人公も顔見たら、犯罪を食い止めなけりゃ。彼女よりも乗客でしょ。乗客の命よりも彼女の命を大切にする人は警官には成れないでしょう。
テンポが良く終始緊張感のある見応えある映画
空港のセキュリティチェックの担当者が主人公イーサン。テロリストに奥さんの命が狙われてる中で、ある荷物を通すように言われる。その荷物は大量殺人が可能な毒ガスだった。イーサンは奥さんの命を救うべく犯人の言うことに従うが…
イーサンも犯人の裏を描こうと奮闘しつつも、幾度もバレては追い詰められていく。その様子は見ているこちらも歯痒く絶望的な気持ちになる。
何人かが犠牲になりながらも、最後には犯人自身を自分が持ち込もうとしていた毒ガスで殺すと言うところは気持ちがスッとするところだろう。溜まりに溜まった犯人へのヘイトを一気に解消できた気はする。
警官が少ない証拠から犯人に迫っていくのはなかなかご都合主義的ではあるけど、テンポが良く見れるので終始面白かった。犯人を追い詰めながらも逆に追い詰められていくのは単調にならず、常に緊張感があって非常に楽しい。あっという間に終わった印象。アクション映画としてお金がすごいかかってる感じはしないけど、最近見た中ではかなりの良作だった気がする。
ちなみにイーサン役の方はキングスマンの人ですね。ナイスガイなので、また他の映画も出て欲しいですね。奥さん役の方は見たことないけどすごい印象的。美人ですね。
緊張感が絶えない、脚本が◎! 主演の表情にも注目♪ ★3.9
いや~テロサスペンスだが脚本がよく出来ていて、ラストまで緊張感が絶えない♪
邦題は主人公の職種過程を表すが、原題「carry on」は
困難にもめげずに続行するという意味合いがあり、主人公の執念の行動を示す。
視聴中は保安職とはいえ、一般人がそこまでするか・・との邪念が湧くが、
この原題を考えると、職務に対する主人公の信念を表現したかったのだと理解出来る♪
序盤こそ、主人公夫婦の日常がやや平凡描写に感じるが、
空港のシーンに変わると、
テロを企てる側と、
それに巻き込まれた主人公側、
それに気づき阻止しようとする側(気転が利く刑事)
の状況描写が一気通貫する様に展開され、興味・緊張が絶えず継続する♪
イヤホンの犯人声に時折、混じって聞こえる "食品をかじる音" で、
犯人を捜す視線など、ディテール描写が絶妙!
緊張だけでなく、迷惑カスタマーならぬ、
"身勝手乗客"たちのシーンでは笑いも作り、
後半のカーチェイスシーンでも、今作独自色で魅せる!
とんでもない "クラッシュ" を見せるのではなく、
見せる角度に拘り、他作と全く違ったインパクトを与えている♪
いや~巧い♪
主人公演じる、タロン・エガートンの演技も抜群に巧い。
イヤホン音声で犯人から協力を強要されながら、目前の人とは自然に対応するという、
複雑な表情を要求されるシーンでも、全く違和感がない。
これが下手だと、状況と一致せず、どういう事?と疑問が沸いてしまう。
顔全体で表現している時と、目だけで心理を表現している時など、
まるで演技のお手本♪
これから視聴する方は、彼の表情に注目し、そこに現実があるのではなく、
「スタジオの中で絶妙な "演技" をしている」というリアルを認識して見てほしい♪
ただ彼の容姿は、「ターミネーター2」の液体金属T1000の警官役、
ロバート・パトリック にそっくりで最初、息子さん?かと思ってしまった。
シーン別では些細な突っ込み所がない訳ではないが、
それを上回る緊迫スピード展開に、ず~~と最後まで引き込む♪
緊張感の持続という点では、ここ数年のこのジャンル物では一番かも♪
オススメ!
が、ハードルは上げず、"よく出来ている" ぐらいの感覚で視聴を♪
PS
主演 タロン・エガートンをチェックすると、
エルトン・ジョン伝記「ロケットマン」でも主役だった♪
他にも何作か視聴済みだったが、全く印象に残ってなく、今作では別人と思えるほど♪
だが今後、微細な演技を要求される作品などではオファーが増えそうに感じる。
機転のきいた主人公でアクション映画ではなかった
アクション系かと思ってみたけれど、主人公と犯人の巧妙な駆け引きが面白かった。
主人公は動揺はあるも、冷静に少しずつ状況を把握していく。
ちょっとよく分からなかったのは荷物のすり替え。GPSが付いたキャリーだったはずなのに、それらも含めて客室内持ち込み不可のサイズのキャリーと中身まで入れ替えていた。どこにGPSがあるか、どうやって知ったのかよく分からなかった。
セキュリティ・チェックは厳しく‼️
いやー、嬉しい‼️この作品は、久しぶりの「ダイ・ハード」」タイプのアクション・サスペンス‼️空港という限定された空間を舞台としてるし、クリスマスの出来事だし‼️しかも強力な神経ガスの爆弾を乗せて飛行機が飛び立つのは「エグゼクティブ・デシジョン」みたいだし‼️要は「ダイ・ハード2」+「エグゼクティブ・デシジョン」‼️主人公は空港の運輸保安局の職員。要は乗客の荷物のX線検査をする人。機内に爆弾を持ち込みたい犯人が、主人公をあらゆる手段を使って脅迫する・・・‼️前述の2作がアクション満載だったのに対し、こちらは、特に前半は主人公と犯人のやりとり、心理戦が大きな見せ場になってます‼️主人公の妻はもちろん、同僚までも危険にさらそうとする犯人と、その犯人を何とか出し抜こうとする主人公の対決はスゴい緊迫感‼️しかもX線検査がどのように行われるか、荷物がベルト・コンベアで運ばれる空港の内部などが、アクションの見せ場にうまく活用されてて見応えあります‼️そんな空港内で展開される銃撃戦や、黒人の女性刑事が偽の捜査官と空港へ向かう車中での攻防シーンのカメラワーク、荷物のカート車で主人公が離陸寸前の旅客機へ乗り込むシーン、犯人の仲間が主人公の妻を追い詰めるシーンなど、アクションシーンもホントに手に汗握る‼️主人公を演じるタロン・エガートンも新たなる代表作かもしれない‼️ちょっと雰囲気や走り方などが「T2」のロバート・パトリックに似てる‼️犯人役のジェイソン・ベイトマンも一見フツーのオッサンなのが逆に怖い‼️ただ残念なのがタイトル‼️もうちょっとカッコいいタイトルにならなかったものか⁉️何はともあれ、主人公もLA市警の警官となり、続編も作りやすくなったと思うので楽しみです‼️
決めるところ決めるイーサン
荷物検査でここまで話を持たせるとは!
めでたし?めでたし?
クリスマス映画 1番
ネトフリのドラマやアニメはよく1位が多いけど映画で1位を張ってたからどんなに凄い映画かとおもったら、ミッションイン・ポッシブルの最終段階を見ている気分にさせてくれるスリル満点の映画だった。しかし、その分高度なアクションは無かったんだけどあっさりしすぎてる訳じゃなくいろいろ動き出していって規模が上がってく感じとか追い詰められる主人公に憑依し緊迫感を直に伝わる。
状況を説明できない状況にある主人公は国のために犠牲にするところが多くモヤモヤするけど最後には解消されるのもめっちゃ爽快。。
引き出しの多い作品だけどまとめられていて爆弾一つでこんなにも各キャラ、そして展開の動きをつけれるんだと思い知るほど圧倒的に面白い。また、よりキャラの関係に繋がりを持たせていたら動機づけや伏線などに活用し連鎖的な面白さが合ったのかもしれない。
思い出す度に評価が上がっていく作品
前半は眠くなる箇所があったが、後半のアクションは見ごたえがある。
一人の議員を暗殺するため、毒の爆弾を飛行機内に持ち込もうとする組織が、複雑そうだけど簡単な説明で単純明快な描写であった。
登場人物は、特に個性的とかキャラ立ちしているといった風ではないし、ネットフリックスの配信用に製作された映画だからなのか大画面のスクリーンで視聴しても迫力はさほどない。
主人公イーサン(タロン・エガートン)は、まるで『ダイ・ハード』の主人公ジョン・マクレーン(ブルース・ウィルス)のように運動能力に長けており(イーサンは足が速い)、さらに強運の持ち主(頭脳明晰というわけではないが、いろいろとタイミングが良かったり、ここぞという時は失敗しない)ゆえに被害を最小限に抑えることができた。
見終わった後スッキリするし、しばらく余韻に浸れる。
もう一声…
キングスマンではキラキラの若者だったタロン氏もあっという間におっさんに…いや、かっこいいですけどね。
テンポよく、飽きずに観れました。
車内アクションシーン×ラスト・クリスマスは
キングスマンっぽい演出でした。
ご都合主義〜〜!!ってところも多々あり。女刑事さん、なんで離陸させるんw
そもそも、何もするな、とは言え、現代のシステムで爆弾スルーしたら流石に足がついてエグジー捕まっちゃうよね。犯人顔出し早いし、接触してくるし、運び屋も脅されてるだけの人だしちょっとお粗末?
あとは、脚本の問題だろうけど、わざわざ新型の神経ガス爆弾を扱った飛行機テロを起こすには、犯人がちょっと小物っぽく、動機付けもあまり語られず、なのが残念。
配信で気軽に見るクリスマスムービーとしてはあり。
クリスマスイブは愛する人の為に
主役のタロンエガートンが演じるのは運輸保安官(ほぼ新人みたいな立ち位置)。
彼が犯罪グループに目をつけられ、生物兵器を荷物検査を通過させる様脅される。
恋人も人質に取られたり同僚が殺されたり、生物兵器にて乗客が殺されるのを防ごうとしたりとそこから犯人との攻防が中々面白い作品だった。
タロンは一応警察官を目指していただけの武力はあるもののプロの犯人と比較すると劣る。そこ頭脳を使った戦略で補うところまた良い。
クリスマスムービーだけにきちんと最後はタロンの夢も叶い、家族、親友とも幸せな関係を築いて終わるハッピーエンドでホッコリさせてくれるクリスマスプレゼント。
Netflix映画だが中々面白い作品だった。クライムアクション映画好きには勧めたくなる作品。
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