のら犬
解説
「EUフィルムデーズ2024」(24年12月14~27日=東京・シアター・イメージフォーラム)で上映。
2022年製作/92分/フランス
原題または英題:Chien de la casse
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジャン=バティスト・デュラ
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「EUフィルムデーズ2024」(24年12月14~27日=東京・シアター・イメージフォーラム)で上映。
2022年製作/92分/フランス
原題または英題:Chien de la casse
映画で見つめる、ヨーロッパ 「EUフィルムデーズ2024」12月14日から開催、全25作品上映
2024年11月11日口うるさく罵り執拗なまでに干渉して嫉妬心や支配欲の塊をぶつけながら幼馴染で兄弟のような友情を一方通行で同性愛ギリギリの危うさを感じてしまい、不満があっても意思表示をしない側に同情しつつも感情を遠慮無く表現して伝えてしまう姿が徐々に健気に思えてくる相手側、一見嫌な奴に思えるがあれだけ犬の躾が出来る人間に信頼性が強くなり愛犬家には目も当てられない終盤の展開がショッキングにも助けに飛んで行く漢気が頼れる存在な訳で。
二人の関係性に女性が割り込み亀裂が入るというよりも単に切っ掛けにすぎない、そんな中心になる女性は物語から弾かれて無かったことに済まされて友情は保たれながら互いに進む人生を全うに。
全然、同性愛や恋愛映画とは違った青春映画でも無い、友情モノとして変わった語り口の物語が新鮮に思える。