「いまひとつだった」キラー・ナマケモノ 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
いまひとつだった
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『コカインベア』のような思わぬ掘り出し物かもしれないと恐る恐る見に行くが、別に見なくてよかった。特に怖くもなく興奮もない。ナマケモノの知能が極めて高くスマホを操作して文字入力もするし、マップを見て車の運転までする。
面白かったのは死にかけた寮母が「誰かに会長に推薦してもらいたかった」と語りだすところで、主人公が「60代なのに?」「40代なのよ」と法学部卒の学歴を無駄にした人生の悔恨を語る。そしてなんとなく言いことを言われた気になる。
もっとましな時間の使い方がある。家で『フォールアウト』の続きを見ていた方がいい。
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