「青春の輝きと命の煌めきを感じさせる希望の持てる映画」余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。 かおさんの映画レビュー(感想・評価)
青春の輝きと命の煌めきを感じさせる希望の持てる映画
お互いに余命を知る二人が、お互いを思いやりながら懸命に生ききる物語。
もどかしいすれ違いも、最後の最後に昇華されて、切ない涙から清々しい涙に変わる瞬間があります。
永瀬廉くんは真骨頂の繊細な演技で主人公秋人を演じ、出口夏希さんは無二の透明感と小悪魔的な可愛らしさで健気なヒロイン春奈を演じています。
そして、横田真悠さん演じる春奈の親友綾香がまたいい!
横田真悠さん、今回初めてきちんと演技を観ましたが、とても自然で複雑な心情を持つ役どころを素敵に演じられていました。
双方の親を演じる松雪泰子さん、大塚寧々さん、仲村トオルさんに感情移入してしまって、代わってあげられない親の切なさに号泣しました。
ストーリーに一貫性があって、どこにも違和感がなく、映像も美しくて、絵画のような映画でした。
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